主人公不在の物語「進撃の巨人・第60話」※ネタバレあります

○やんごとなき情報
カラーページの大半が進撃情報ってのもすごい雑誌だなぁと思います。雑誌の表も裏も進撃。ほぼ月刊進撃の巨人状態ですな、あはは。マンガボックス(の単行本情報)にカラーページを使って、今月の別マガ系新刊情報がカラーで扱われてないってのはちょっと気になりましたが。どうなんでしょうね。
カラーページの内容ですが、ほか弁コラボ、実写映画情報、USJコラボ、進撃の巨人展、アニメ映画情報、auコラボ、リアル脱出ゲーム、アプリ情報、ローソンコラボなんてものが載ってます。



・・・・多いね。アニメ化以降、皆の進撃の巨人状態だなぁとか思うわけですけど、個人的には諫山先生の進撃の巨人だと思ってますので、やはり原作至上主義で今後もやっていこうと思います。とりあえず、近くに!ほか弁は!ない!!23区以外に優しくない・・・・。






というわけで、今月の進撃の巨人。サブタイトルは「火種」。ここ最近はずーっと壁の中物語ばかりですけど、個人的には大好きな展開です。巨人が暴れるのも魅力ですが、もっと人間らしさの部分を描くのも進撃だと思っています。
こういう展開は面白くない?はいはい、そういう人は去っていいよ。言いたくはないけど、進撃4巻での過去編で一度ファンが減った(実感)けど、あの時も「読まないなんてなんつー勿体無いことしてんだろうね」とか思ってました!後悔しないためにも今読んでおくべきだと思います。へへへっ。
でまぁ、今月の話から「火種」が燃え広がると信じてます。燃え・・・・るよね??




○リヴァイたちのお話1:まだ見つからない切り札



エレンとクリスタはどこ?

現在、調査兵団はリヴァイ&104期生、ハンジ、エルヴィンの3つに分かれています。リヴァイは奪われたエレン&ヒストリアを再奪還すべく奮闘中。人殺し専門のケニーなんかともやり合いましたし、104期生にとっては初めて人を・・・・という状況。なかなか面白いです。
さて、前話で得た中央憲兵の根城へ行くも、残念ながらエレンたちはいませんでした。しかし、そこで捕まえた中央憲兵に色々と拷問をするリヴァイ。


ぎゃあああああああああああ

・・・・鬼やで。
リヴァイは結構足を使って傷めつけることが多いですよね。手を汚すのが嫌なのでしょうか?しかし、これだけしても出てこないエレン情報。本当に見つかるんでしょうかね??







○リヴァイたちのお話2:苦しいお年ごろ



震えるジャン

ここ最近のお話の傾向としてですが、104期生の、特にアルミンやジャンの覚悟が取り上げられています。こんな世界であっても、彼らはまだまだ少年ですし、世界を救うことを志す立派な兵士です。決して人殺しをするために技を磨いたわけでも、心臓を捧げようとしたわけではないのです。アルミンは吐きそうになってましたし、ジャンは手が震えていました。今回の中央憲兵の根城への特攻でも人間に攻撃することになってますが、普通の少年たちにこれは辛いでしょう。
中央が腐っていることは分かってますが、自分を仲間を助けるために「人を殺す」ことへの覚悟を決めることはまだまだ先でしょう。というか、巨人って人間なんだけどね・・・・。そんなことを考えてると、幼少期に人を殺したエレンとミカサって・・・・。







○リヴァイたちのお話3:アッカーマンの謎



ケニー・アッカーマン

結構大きくなってしまった「アッカーマン問題」。現在、ミカサ、リヴァイ、ケニーの3人がアッカーマン姓を名乗っていることが分かっています。ミカサについてはアッカーマン家の娘であることは分かっていますが、父親がアッカーマンだったのか母親がアッカーマンだったのかが不明なため、東洋人≒アッカーマンという可能性は微妙なところでしょうか。3人とも強いため、東洋人が実は強いという設定はちょっとワクワクしますね。
ただし、リヴァイとケニーに関しては本名なのか?という謎もあるので何とも言えません。ヒストリアのような偽名でも生きていけますし、ましてやリヴァイやケニーの出自も分かりませんし。ただ、ケニー・アッカーマンという言葉が出た時のリヴァイの反応、ミカサの反応はちょっと気になります。ちなみに、ミカサはリヴァイがアッカーマンだと知らないはずです。
リヴァイの反応から、ケニーがアッカーマンという姓を使っていることに驚いていたようにも見えるので、姓をパクられたとか思っているのかも??ミカサはちょっと分かりませんね。巨人たちの戦いも楽しみですが、今後はアッカーマンの戦いもちょっと楽しみです。







○リヴァイたちのお話4:包囲されたリヴァイ班



次号は血で血を洗う戦いかも??

月夜の下、リヴァイ班たちが中央憲兵に囲まれてしまったようです。平地での戦いとなりそうなので、立体機動装置の戦いではなさそう??なおさら、人殺し集団の中央憲兵の方が有利になるかも。あとは、ジャンやアルミンの覚悟が試されそうですね。まぁ、リヴァイやミカサのアッカーマンコンビがいるので何とかなるでしょう。
・・・・104期生が巨人じゃなくて人によって殺されるのだとしたら、それはそれで悲しい。変なフラグ立ってるようにも見えて怖い。







○ハンジたちのお話1:メディアを動かせ



こんばんは

今月のハンジのこのシーンがめっちゃ好きです。いつの間にかいる感じ。超クールでした!
ちなみにリヴァイたちの1日前、ストヘス区のベルク新聞社だそうです。ハンジとモブリットが新聞社に乗り込み、新聞記者たちと会話しています。そもそも、民衆に調査兵団が悪いことをしている、エルヴィンがリーブス父ちゃんを殺した〜なんて嘘情報を流しているのは新聞社なんですよね。現代世界も同様ですけど、新聞社が言ったことがまるで本当のことのように騒がれる。あさなんとかさんと一緒ですね。
今回は、調査兵団がご乱心で暴れて中央憲兵が頑張った!的な記事を書こうとしていたようです。本当の正義を追いかける調査兵団的にはたまったもんじゃないですな。ただし、新聞記者たちも中央憲兵がおかしいであろうことは理解しています。まぁ、本当のことを書くと・・・・家族とか殺されますしね。







○ハンジたちのお話2:中央憲兵の秘密を暴け



中央憲兵とリーブス息子

リーブス父ちゃんは中央憲兵に殺されました。それを見ていたリーブス息子。そんなわけで、もちろんリーブス息子も命を狙われています。それを利用して色々と暴こうというのがハンジの作戦。
でまぁ、リーブス息子に色々と喋ってくれる中央憲兵の皆さん。・・・・結構迂闊ですよね。中央憲兵からの暴露を聞いた調査兵団、リーブス息子、トロスト区の皆さんが大盛り上がりでした。事実なんてどこでバレるかわかりませんね〜。少なくともトロスト区の民衆を調査兵団側にできたのは大きいと思います。


リーブス息子とケツ

ちなみに、リーブス息子が心を入れ替えてリーブス父ちゃんのあとを継ぐことを決めています。死ぬ可能性もありますけどね。2巻のリーブス父ちゃん(ミカサから脅された)から、まさかここまで来るとは思いませんでした。リーブス息子はまた出てくると信じています。




あとは新聞社

そんなリーブス息子と調査兵団の一芝居をしっかりと見届けた新聞社の皆さん。何が正義で何が悪なのかを知ったわけですけど・・・・。あとは覚悟を決めてもらえればなぁと思います。残念ながら今月のお話の中では、家族を守りたいと拒否していますが。
というか中央憲兵って何人くらいいるんでしょう??調査兵団でも守りきれないくらいの人数なんでしょうかね??まぁ、リーブス息子や新聞記者を守っていたらキリがないとは思いますが。来月のお話で素敵な記事が出てるといいなぁ。







○エルヴィンのお話:生き残れるのか??



王とエルヴィン

さて、リーブス父ちゃんを殺した責任を〜ということで捕まったエルヴィン。片腕だけだと腕を縛れないんだなぁとか思って見てました。腰と一緒に結んでるんでしょうかね??結構殴られてもいるようなのですけど、幸か不幸か王の面前まで来ることが出来ました。結構重要な転換期になるかも??まさに火種として・・・・と期待していますけど、ヘタをしたら死んでしまいますからね。俺と同じ誕生日の彼にはちょっとした共感をしているので、生きていてほしいですが・・・・。
仮に死んだ場合はハンジが調査兵団を継ぐことになりますけど、エルヴィンが殺されたら調査兵団自体がなくなりそうなんですけど。そう考えていると、調査兵団を支援していたのって誰なんでしょうね?今までも結構無くなる可能性の高い兵団だったと思いますけど。ちょっと気になります。
来月の話で誰かがエルヴィンを救いに来てくれると嬉しいですなぁ。でも、今エルヴィンがいる場所って王政府か・・・・。そうなるとハンジもリヴァイも無理。仮に来てくれるとしたら、実は説得してあったヒゲのおじさんか、仲の良さそうな憲兵団団長の彼か。あるようで無さそう。これは死んでしまうかもしれませんなぁ。ただ、王に対してエルヴィンが何を語るのかは非常に楽しみ。やっちゃってください。






今月はここまでー。やっぱり進撃は面白いや!!