進撃スピンオフ大・成・功!!「進撃!巨人中学校・1巻」



あれ、この表紙・・・?

類似品に注意!!・・・というのは冗談で、講談社2010年代最高の大傑作進撃の巨人のスピンオフ進撃!巨人中学校」(以下、進撃中)の1巻が出ました。最初、公式スピンオフとかどうやるん!?と驚かされたものです。しかし、連載開始から1年、安定的に進撃ギャグを提供してくれており“進撃作品”として“別マガのギャグ漫画”として安定的な地位を築いています。
さて、巻末を見ると「別冊少年マガジン5月号〜11月号まで収録」と書いてあるのが分かります。去年の話ですが、別マガ班長は「単行本1巻は12月発売っぽい」という発言をしています。しかし、その後にバックさんが「単行本は4月発売だよ」と訂正してます。ここから推測されることは唯一つ。本当は12月に単行本が出せたんだけど、アニメ化に合わせて出そうという戦略でしょうな。いや、それしか考えられん。
ただまぁ・・・、めっちゃ売れてるみたいね!!別マガ新人系ではかなりの初版を出していた(と思われる)のにも関わらず、即日重版らしいです。確かに近所の本屋でも平積み(平積みであることが別マガ系新人では驚きだけど)だったんですが、次の日売り切れてました。すごいことです。でもまぁ、・・・この作品期待してもええよ?


エレンとミカサの学生服ー♪

とある事件により巨人を憎むエレンと、エレン大好きミカサちゃん。このあたりは進撃の巨人と一緒ですね。何が違うって・・・中学生!???
・・・って、作品タイトル通りですね。進撃キャラが中学校に通うというお話。エレンたち104期生と呼ばれるメンバーは巨人中学校と呼ばれる中学に入学し、それなりの、本当にそれなりの学校生活を送ります。何が違うって・・・


ドッジボール大会にて

同じ中学に巨人がいるーっ!?
そう!この作品では巨人中学校という名前の通り、巨人がいる中学の物語が描かれます。ただまぁ、さすがに巨人メインで描かれてはおらず、巨人について色々と思うエレンたちが描かれます。しかし・・・・・・、巨人とドッチボールは無理あるやろ。勝てるわけないというか、ルールが巨人側合わせ(ボールとかコートの大きさとか)なのは無理ですよ。試合の結果は想像通りですw



さて、エレンの話に戻りますが、実にこの進撃中版エレンが・・・ちょっとオカシイです。いや、残念と言いますか・・・。



チーズハンバーグ食われましてん

おっ、おう・・・(困惑)。進撃のエレンは母親が巨人に食べられ怒りにうち震えました。進撃中のエレンはチーズハンバーグを巨人に食べられて怒りにうち震えました。えっ、君・・・大好物のチーハンを食べられたから巨人を駆逐するつもりなの?マジで?


世の中には常識ってものがあるの

そらもうあのミカサさんが常識を説くレベルですわ。進撃世界ではミカサの暴走を止める唯一の存在がエレンだけ。逆に進撃中世界では、常識のないエレンをまともにしようとするのがミカサの役目。いや、進撃世界のエレンもある意味常識知らずでしたっけ。




作品としてはシュールな部分が多いのが特徴でしょうか。このあたりは本家諌山先生の波長に合ったギャグだよな〜と思っています。だからこそスピンオフを任されているんでしょうけど。ただし、うまかっちゃんをネタに組み込むのは難しすぎるだろwww 読んでてさすがに無理があると思った次第です。あと、もう一つ言っておくなら、進撃本編に色々と寄り添わせるのが上手いということでしょうかね。



巨人の音楽の授業

見たことある巨人ばかりだなw
進撃の巨人の楽しみは何と言っても巨人の顔でしょう。あれ?アイツに似てるな?というのが沢山います。もしかしたら、自分も?友人も?なーんて思いながら見ることは特にないんですけど、改めて進撃中で特徴的な巨人を集められると面白い奴らばかりですよね。作中、エレンにブルマを盗まれ未遂をされた巨人ちゃんなんてのも出てきますが、惡の華の佐伯さんのような美少女ではなく・・・いや、どの巨人のブルマが盗まれそうになったかは確認してください。オエーッ(←

なお、進撃の巨人キャラも沢山出てきます。基本的には全員出てきてます・・・かね。作品自体がデフォルメ寄りなためか、可愛らしさは原作以上かもしれません。



クリスタは天使!






リコのメガネっ娘キャラは最高だね!






ハンジさん・・・は何してんだw!


切った爪集めって・・・諌山先生の趣味だったじゃないですかwww まさかこんなところにネタをぶっ込んでくるとは。
クリスタが天使なのは今更なんですけど、進撃中でも天使度は超高いです。クリスタという名前が偽名だったので、進撃中での取り扱いをどうするのか気になってたりしますが・・・。あと、リコは俺の好みってだけです。ええ、メガネフェチなので。ハンジは置いといて、進撃中キャラの方が俺的ペロペロ度は高いです。他に特徴的なのはアルミンなんですが・・・まぁ、いいや。
あ、もちろんリヴァイ兵長も出てきてますよー。ミケのアレもやってますし、ジャンなんてエレンに変装させられてます。進撃中の方が後発なので、ネタはたっぷりありますからね。時事ネタ(当時はジャンの変装は時事ネタ)もできますし、思い出したかのような設定も登場します。そのあたりは作者のさじ加減でしょうな。やってほしいネタはいくつかありますが、ギャグとして出てきてくれるといいですねぇ。諌山先生がお熱なももクロネタとかダメなんだろうか(←無理そう




あ、そうそう。



アウトローな存在(ウザい

何でしょうね。オルオはどこへ行ってもウザいですね。超ウザいですね。まさか進撃中に出てきてまでウザいと思いませんでした。何気にお漏らし仲間のペトラもウザい感じが出ているのが残念ですわw フッとか言ってますしおすし。ちょっと隠れてしまっていますが、ペトラは制服がすごく似あってます。特にガーディアンカーディガンが素敵です。何気に可愛いキャラは全員、制服が似あってますけどね。クリスタなんてとっても素敵なお尻をしてまs・・・ゲフンゲフン






途中で書きましたがシュール多めなギャグ作品です。本当は諌山先生もシュールギャグはやりたいんでしょうけどね。そんな時間は本編を考えるとそうそうできるものではありません。その代わりに進撃中がある!ということで、スピンオフは大成功していると見ていいでしょうね。多分、作者の中川先生自体が戸惑っているような気がしなくもないですが・・・。ただ、スピンオフだからこそやれることって沢山あるように思います。別マガ企画のマンガの現場でも取り上げられていましたが、進撃中の打ち合わせを読者に参加させるというのは本編ではできません。進撃中ありきの企画です。進撃の巨人という大元があるからこそ、何でもやってもらいたいな〜と思うわけで。
あと、最近の進撃中を見てると、初期の不安定さがあまり感じられなくなってきました。ギャグ漫画作品としての余裕というか、ある程度の進撃としてのツボが押さえられてきてるように思います。とてもいい傾向です。第1巻では昨年の収録作品まででしかありませんが、1巻であってもきっと期待を裏切るものではありませんし、まだ物足りないという人がいれば・・・続きを期待しておいて下さい。2巻は・・・進撃の巨人あわせで8月ですかね〜。楽しみです。オススメ〜。進撃好きなら超オススメ〜。




以下、余談。


オマケ漫画


対談してたり


進撃の巨人の巻末といえばウソネタです。しかし残念がら進撃中ではそこまでオマージュしてませんでした。ただ、作中でのオマケ漫画はとても充実していました。こちらは買って読まれることをオススメしますが、何というか作者の中川沙樹先生の本当の絵柄って全然違うんじゃない?と思ったわけでして。俺の記憶では中川先生ってMGP出身だったような気がしますけど、確か進撃中以外の作品って表に出てきてないような・・・?なので、今の進撃中自体はもしかすると“わざと進撃寄りにしてる”可能性があるのかな〜とか思いました。進撃中ではやたらと線を入れてるような気がします。
中川先生にオリジナルを描いてほしいというのは、これまた進撃中オマケの“諌山×中川対談”でのお話でも出てきています。こちらも必読・・・かな?何度も言って申し訳ないですが、二人のギャグに対する波長は似ているような気がします。変なコンビだなぁと思いますが、進撃中という物語を創る上では重要な関係性だと思います。諌山先生自体のインタビューはよく見ますが、二人同時の言葉となると珍しいので、やっぱり必読でw