最近のライバルに思うこと・他「月刊少年ライバル・3月号」

○最近のライバルに思うこと
いきなりですが最近のライバルに思うことを少し書いておきます。いや、決して悪い方の話ではありません。何というか・・・単純に言えば“面白い”という一言に落ち着くレベルのお話です。
ライバルという雑誌自体は、前々から言っていますけど前身はボンボンだったわけです。それがライバルとなり、存在自体、目的自体もボンボンとは異なるとは思いますが、ある種小学生くらい向けだったと思うんです。事実、俺も講談社はボンボンから入った口です。
そんな雑誌ではあったんですが、数年前まではちょっと誰向けなのか分からないなぁという時期が確かにありました。でも、最近のライバルが・・・すっげー面白いんです。これでもかっつーくらいに面白いんです。ワクワク感が尋常じゃないんです。似たような雑誌だと別マガを挙げざるを得ないんですけど、どちらも冒険やファンタジー的な雑誌でありながら、少年的なワクワクさがライバルはとても強く感じます。別マガは感動させる方に強いかもしれません(ちょっと違うか?)。それでですね・・・。最近のライバルから「大人も少年も関係ねえ!ワクワクさせたもん勝ちだろ!!」という雰囲気が伝わってきて・・・嬉しい。何か嬉しい。少なくとも自分は子供の頃に戻ったかのようにワクワクさせてもらえる。今年はライバルが何かやってくれそうで楽しみです。







○表紙はももプロZ!!!



表紙はももプロZだゼーット!!

先月号はももクロのグラビア表紙だったような記憶があります。今月号はももプロZ」が表紙です。ももクロももプロZ推し推しの雑誌になってきましたね。それだけ人気が取れてるということでしょう。今のももクロの勢いだけで言えば、ライバル的にもももプロZ一点突破”という荒業も可能だと思うんですけどね〜。2巻の初版がまた絞るということらしいのを見るに、非常に難しいことなのかもしれません。時代が時代なんでしょう・・・。
いやでも、ライバルは素晴らしい武器を身につけたと思います。去年を振り返ると、やはり講談社としてライバルという雑誌として“ももクロ”を手に入れたのは、かなり大きいです。今の地位になんて居なかった時期、これからビッグになるだろうという時期で連載を始めました。そしてももクロが人気になるにつれ、良質なネタも相まってライバル&ももプロZの知名度は上がっていった・・・と認識しています。何だかんだ去年一番の収穫は「ももプロZ」を手に入れたことに行き着きます。


川上女体化 参考:http://p.tl/2OOX

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酷いwww酷すぎるwwww
川上さんといえば、ももクロを育てた名伯楽。そんな人をこんな姿にするなんて。逆に、よくこれのOKが出たなww というか、ももプロZでの川上再現率はちょっと凄すぎるんよ。似ているというか・・・これは本物ですよ。それだけに笑ってしまう。この川上さんは卑怯ですww
作者の小城先生って、結構デフォルメが上手いというか・・・。ももクロメンバーもかなりソックリだと思うんです。初期は無理して似せてるかな?というぎこちなさも少しはありました。しかし、今では馴染みすぎて怖いです。描かれるキャラに無理が全くないんです。その分、彼女たちの逸話が“そのまんま”すぎて笑えてきます。



小さな巨人有安杏果

個人的な、いやももクロ好き&漫画好きのただの戯言ですが、ももかが結構優遇されている気がします。気のせいですかね?皆さんはそう思いませんか?いや、それがダメという話ではなくて、何か・・・何かいいじゃないですか!!ももかがスポットライト当たりまくりっていいじゃないですか!!逆にれにちゃんが言うほど多くない印象もありますが・・・。
もちろんかなこはアホなのが特徴なので、いい具合に話に溶け込んでます。で、かなことセットのしおりんもライトがよく当たっている印象。あーりんは、彼女がいないと話が進まないし。あ、何だかんだ全員出てるな・・・。というか、全員がボケられる、オチを付けられるというのは作品的にも強みだなぁ。



雑誌で明言するというのも珍しいですが、不況の煽りを受けて初版部数を絞っているそうです。予約しとくと良いかもしれません。もしくは、見つけたら即ゲットですよ〜。







○新連載は中3病ラブストーリー



中3病ラブストーリー

新連載のサクラサク症候群」がライバルには珍しく(?)普通のラブストーリーをやっていました。

飛行機雲―
追いかけて遠くへ行って
陽が沈んだってかまわない
僕はキミと手をつなげることが嬉しかったから

冒頭ページの言葉がとても印象的です。
主人公の蛇ノ目若竹。ヒロインの宮下景虎。小さい頃仲の良かった二人が再び出会い、新しい恋愛を築いていく・・・(はず)。昔は二人で手を繋いで一方的に景虎が引っ張り回していました。ある日を境に離れ離れになり、大きくなった、中3になった頃には、色んなものが変わっていました。若竹は友達も作らず受験に臨む秀才男子。一方の景虎は、どんな男でも敵わない暴力女子へと変貌していました。
ずっと離れていた二人は再び出会い、第1話の中で景虎へ勉強を教えることになった若竹。もちろん渋々です。



景虎さんはパワフル

景虎との思い出がなければ、きっと若竹は彼女に勉強を教えようとは思わなかったでしょう。飛行機雲に負けないと毎日走り続ける元気少女。元気が余りすぎて喧嘩ばっかりな女の子。勉強第一となってしまった若竹からすれば正反対な性格です。そんな彼女に再度惹かれ、勉強を教える・・・。景虎が勉強を教えてほしいと言い出した理由が、他の男のためだったとしても・・・ね。
もしかしたら過去の幻影かもしれません。若竹からすれば足を引っ張られる存在かもしれません。ただ、それでも過去の思い出が、過去の思い出だけが彼を動かしました。小さな頃と何も変わらず現れた暴力少女・宮下景虎。はたして本当に若竹にとって、将来にひびく存在となるかどうか。今後が楽しみです。なお、景虎は壊滅的にアホの模様。前途多難です。
ちなみにこの作品を描いている保志レンジ先生。前作はハレンチラブコメ「お結びちょめっつ!」を描いていました(参考:http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20101110/p2)。作風がガラリと変わってて、かなりビビりました。というか、気付かなかったよ・・・。







○守屋は立花を救えるか?



最終決戦始まる

料理なんて必要ない!全て科学で解明できる!そう豪語した応用生物学部との戦いも佳境に入ってます。ヘルズキッチンはなかなか面白い試合をしますねぇ。主人公守屋のいる調理学部と裏切り者の立花率いる応用生物学部のチーム戦。1戦目では聴覚、2戦目では視覚、3戦目では味覚、4戦目では触覚・・・といった五感対決を行なっており、大将戦となる今月号は、嗅覚を競い合います。
なお、試合の方は本来3勝している応用生物学部の勝利なんですが、色々と納得いかないことも多いようで、最終戦をとり行うこととなりました。対決料理はカレー。匂いだけで全てを操れる立花にとってはもってこいの題材。一方、ドグマとの修行で何かを掴み始めた守屋・・・。


作ったのはオムライス

オムライス作っちゃったよ、この子・・・。
カレー対決だって言ってるじゃないか!!なんでオムライス作っちゃったの!?立花はかなりすごいカレーを作り出したました。一方の主人公・守屋はオムライスを作ってしまいました。ど、どどどどうすんだこれ・・・。
まぁ、そんな心配を他所に、守屋は審査員ではなく立花に食えとオムライスを持って行きます。さすがにただのオムライスではないと思うんですが、オムライスを食べた立花がどんな反応を示すのか。そもそも食べてくれるのか。ちょっと楽しみな来月号です。
さて、これで学内の全学部と対決したわけですけど、今後のヘルズキッチンはどこへ向かうんでしょうね〜。そもそもドグマの食事目的で始まったこの作品。ただ勝負して守屋が成長しただけ・・・って流れだけにはならないと思います。学外対決へ行くのか、人間の前に姿を現したドグマが何かしでかすのか。色々と今後が楽しみです。







○一言くらい言っておこう



踊る白鳥のおっさん(かぐやと宇宙の秘密より)

ミッドガルドの守護者:早く単行本が読みたい(←札幌は2日遅れ発売です)!エルルーンが可愛くて、中隊長がクソでしたね。あと、すっげー気になってるのは、今後ソア1人で戦況を打破できるのかな〜ってこと。トールの力を扱いきれるようになったらどうなるのかも気になる。武器がハンマーってのがすごい気に入ってるので、武器の形状はそのままがいいなぁ。
なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?:漫画描き始めちゃったよ!?聖也はのめり込むと凄すぎる・・・んだけど、この多才っぷりがどうして恋愛に上手く使えないのか毎回悩む。すげー奴なんだけどw。あと、女子二人とお泊り会ってのがあり得ないわ・・・。くそぅ。週マガだったらとんでもないことになってたでしょう。まぁ、変な方向にとんでもないことやっちゃったけど。怖いわw
サムライ・ラガッツィ:ライバルで一番少年漫画をしている作品です(俺の中で)。今月号はいつの間にか周囲も成長してた〜ってお話でした。ジュリアンはどうにもならん。マンショは・・・ずっと女装しててくれないかなぁ(←
かぐやと宇宙の秘密:あの白鳥の湖は酷い、酷すぎる(いい意味で)。
紅の狼と足枷の羊:お疲れ様でした。さすがに赤い月が現実世界だ〜って言われてビビりました。壮大すぎる。希望としては、もう一度ライバルで連載を持ってほしいんですが・・・。
魔王ベルフェゴールベルゼバブはホモ。糞喰いよりはマシか・・・。
アポカリプスの砦:おおっ、前田くんに拘っていることへの謎に言及来たー!!これは確かに気になってたんですよね。救いようのない世界からの脱出に繋がればいいですが・・・。そんな前田くんが感染したかも〜ということで、来月は多分切り落としですかね。さすがに殺してはいないと思うんですけど・・・。
江戸天魔録 春と神:札幌はまだ単行本が出ていませーん。読み返したい点がいくつかあるので早く読みたい・・・。ストーリーに関係なくて申し訳ないんですが、この作品って筋肉いいよね(←
亡国のジークフリート:ライバルっぽくて好きです。今月号のお話で毒々しいシリーズ終了ですかね。どの作品でもそうですが、毒使いはおかしい奴が多い。なお、作者の天望先生は描ききった後、ノロわれたようです。お大事にしてください・・・。
MAGiCO:うーん、ここから勝てる気が全くしない件。あと、この決勝後は作品的にどうするんでしょうね。先月号から別のサッカー漫画も始まっているので。
ほんとにあった!霊媒先生:酷い風評被害です。ありがとうございました。・・・って、さすがに某バーガー屋からライバルに苦情来たりしないよね!?ね!?心配です。なお、今月も安定の面白さでした。
弟キャッチャー俺ピッチャーで!:ついに決勝戦。甲子園出場したら世史に何故か彼女ができるというイベント発生なんですよね〜。そこはとても楽しみ。途中で選手たちの回想シーンが入るんですが、トルド氏そこで号泣。兆山上杉戦が至高だという考えは変わりませんが、今大会の明京大や戸座も熱すぎて・・・。全試合が熱血でガチンコのぶつかり合いなのがいい。たまんないっす。









○ポジションは全部!



ポジションは全部!

先月から「バロンドォォォォォル!!」というサッカー漫画が始まっています。そういえば、バルサのメッシはバロンドールを4連続受賞したんでしたっけ。世界一のサッカー選手の称号としてのバロンドール。そんなバロンドールを目指すサッカー漫画です。
ジャイキリみたいなリアルっぽいサッカー漫画やエリアのような成長系もいいですが、ライバルのような雑誌であればやはり“俺すげええええ”的なスポーツ漫画の方が映えますよね。しかもMAGiCOのようなテクニック漫画ではなく、圧倒的な体力とサッカー大好きという気持ちで、全ポジションやります!という漫画ですからね。FWかっこいい!とかトップ下しびれる!とかDF渋い!とかではなく・・・全ポジションやるって漫画です。ある意味規格外です。
ただまぁ、やはりそのためには強靭なフィジカルも、卓越したスピードとテクニック、点を取る嗅覚も必要です。うーん、それってチートじゃないですか・・・。ウイイレの世界じゃないですか・・・。なお、2話目の現在、サイドバックに挑戦中です。DF能力はもちろんセンタリング精度も欲しいですよね。全部制覇できるのかがそもそもの課題なんですが、仮にそんな選手が存在するのならバロンドールを取ってもおかしくは無いでしょう。本当にできれば・・・の話ですが。色々と楽しみです。
あとはMAGiCOとどう共存するかだよなぁ。







○がをがを



がをがを(意訳:鳴が可愛すぎて困る)

がをがを?がをがをwwwがを!(意訳:先月号の「彼女がフラグをおられたら」の展開にはビビりました。鳴が颯太のフラグを折ったまではよかったんですが、まさかの記憶喪失。あの少女は一体・・・(何を今更)。もちろん桜という存在も謎ではありますが、先月号で颯太が見たものがそもそも謎すぎる。
なお、鳴については攻略済みではあるので、今月号はかなりラブいです。鳴みたいな子がデレると・・・おじさん嬉しくなっちゃうよ。がをがを。なお、今月号はお風呂イベントでした。颯太がハーレムしすぎて羨ましいです。確かまだ女の子キャラが増えるはずなので、ハーレムはまだまだ続きますな。何だかんだで、登場している女性キャラがどこかハーレムを許容している感があるので・・・。
あ、そうそう。ちらちらっとWikipediaさんを見ていたら、どうも小説4巻付近のお話っぽいですね。原作を読んでいないので分かりませんが、漫画版は順調なんでしょうかねぇ。あと、アニメ化もどこまでやるの?というのが気になります。いや、そもそも小説版がどこまで続けるのか〜ということもあるんでしょうが。こうなったら・・・原作に手を出してみようかなぁ、がをがを。(←手を出そうかなと言いながら出したことはない)







○あきらめることを知らない犬(型ロボ)



首輪が使えません

「ロボ犬ハチの家」の前身でもある「いますぐクリック」からの話ですが、地味に最長期連載だったりします。他にも弟俺と霊媒先生が同期なわけですけど、完全に看板漫画じゃないですか!!この作品には常に巻末を守り続けてもらいたいものです。
さて、今月号はハチがペット用品を買い漁っているというお話でした。まさかその流れでペットショップの店員と仲良くなるとは思いもしませんでしたが・・・。いや、そもそもペットがペット用品買うとか斬新ですわ。ハチにペットという自覚があれば・・・の話ですけど。というか、ハチってお小遣いもらってるんだ。それが一番の驚きでしたよ。ハチ、お前いくら貰ってるんだ。電気代もバカにならない上に、お小遣いまで・・・。いい家だなぁ。








○あしたのファミリアが超展開すぎる件



女体化しました

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※本日二回目

あ、あっれ〜???こういう作品だったっけ・・・?うん、でも何かいいかも。いいぞ、もっとやれー!(ヤケクソ








○桃魔が面白い



健康的な・・・

「桃の魔術師」がエロエロで面白いです。少年が読む雑誌だし、やっぱりこうじゃないとね〜。なお、作画担当の荒木宰先生はマガスペサクラサク以上の甘酸っぱいラブコメ「いつか、夜明けの空で待ってる。」*1を描いています。なんつーか・・・すげえなぁ。
今月号も当然のごとくエロエロでした。原作の原田先生はこの手の内容をやらせたら、本当にピカイチですなぁ。荒木宰先生もきっと顔を赤らめながら描いているに違いない。うんうん。

*1:3月に単行本dるよ!