この世は金とゼニですね「グラゼニ」

いや、AKB48はすごいですね・・・。何がすごいって彼女たちのファンがすごいです。10万、20万なんて単位に収まらないレベルでCDを買ってたりするようで。以前からももいろクローバーが好きだと公言していますが、さすがにそこまでのお金を使えないです。
そういう行為がいいか悪いかは分かりませんが、何かを応援したいって気持ちはよく分かります。自分の好きなアイドルを1位にしたい(売り上げ的にも総選挙的にも)というのは自然な行為です。まぁ、でもさすがに使いすぎだとは思いますけどね。中高生と大人じゃ勝負にならないしね〜。金にものを言わせればいいって問題じゃないよ!!


ちなみに、今週のAKB49〜恋愛禁止条例〜では岡部が出ていなくて残念でした。



たかみな無双でした

今週は何故かたかみなとみのりっちがラブラブしてました。たかみな先輩いいよねぇ。この漫画の印象が強すぎて現実のたかみな先輩がよく分かってないくらいにいいよね!!
もうぶっちゃけAKB48の選挙用漫画とか作ればミリオン楽々突破だと思うんですけど、きっとCDでしかやらないでしょう。特にAKB48の利益になるわけじゃないし(←急に現実的



・・・と思ったら





AKB49でも総選挙やるよ!!

( ゚д゚)<マジで!??
ついにこの時が来てしまったようですね。岡部を1位にすべく俺は週マガを大量買いしなければならないようだ・・・。みのりや吉永に1位を取らせるわけにはいかない。ましてやAKB48総選挙でトップになりそうな人たちに漫画でも大きな顔をさせられない。新のヒロインである岡部を1位にしてあげたいっっっっ!!!
所詮、この世は金ですよ、お か ね。たくさん買ってたくさん投票すればいいだけです。中学生と高校生はさっさと寝ろ!ここからは大人の時間だ!!ひゃっほ〜い!!(最低





と、大人の汚さを見せ付けたところではありますが、やっぱりお金の力は偉大だなと思うわけです。だからこそ宝くじに群がったりする人がたくさんいます。大金持ちの出る番組を憎しみの気持ちを持って見守るわけです。そして、そんなお金に執着している主人公を題材にした漫画がモーニングでやっています。



主人公・凡田夏之介

グラウンドにはゼニがある=グラゼニというタイトルで野球漫画をやっています。野球漫画といえば甲子園を目指す高校野球、超絶主人公がプロで快刀乱麻の大活躍・・・というのが多いんですけど、主人公の夏之介は活躍しません。高卒8年目で年俸1800万円というびっみょーなレベルの主役です。

青を基調として赤がポイントで入ったユニフォーム。帽子にはSの文字(チーム名:スパイダーズ)。東京の大学生が切磋琢磨しそうな球場。ぼやきが多そうな監督。夏之介はそんな某在京球団を髣髴とさせるチームの投手をやっています。特に左のサイドスローでワンポイントで、その年俸というのが”本当にいそう”と思わせてくれます。





趣味は年俸を調べること。その趣味が高じて、対戦相手の年俸にあわせて実力が発揮されてしまうという選手になっています。1800万円より下なら圧倒。上なら打たれる。そんなウダウダした投手であることが、微妙な中継ぎという今のポジションにさせています。プロとしてそれでいいんだろうか・・・。

しかし、お金に執着するプロ野球選手というお話が非常に面白くしてくれています。熱血だとか勝利といった作品ではなく、あくまだ大切なのは”お金”です。所詮、この世はお金です。
特に今の日本のスポーツで高給だなぁと思わせてくれる野球というジャンルだからなおさら面白い。サッカーも華やかですが、野球ほど常に取り上げられるわけでもありません。競技人口の多さも圧倒的に野球が多いです。そんな身近なスポーツである野球だからこそ、こういった話になると新鮮です。


いや、本当の野球選手で夏之介みたいな選手がいるかは分かりませんが・・・。




同期入団の仲間と




同郷の後輩と


ただ、この作品で見逃せないのはしっかりとプロ野球をやっている点だと思います。
給料の差があったり、立場や年齢、活躍の仕方だって違います。それはスポーツを扱っている時点で当然です。ただ、そんな中でにもある友情はスポーツ漫画として大切にしています。仲間でありライバルであり友達である。そんな友達が活躍したら思わず笑顔になる。金の損得抜きに笑顔になる。そういう漫画です。


最初は月イチ連載だったのが、人気が出てきて今では毎週連載になっています。野球とお金の話題がどこまで出てくるかは分かりませんが、夏之介の契約更改は見たいですね。やっぱり銭闘するんだろうか・・・。オススメです。