【拡散希望】命がけの相互フォロー!ネットの繋がりはリアルを救えるか?「リアルアカウント・第1話」



拡散希望でござる

現在、別マガでは頭脳バトルコンペ通過作品が連続で始まっています。第1弾は「アビス」。怪物あり、能力あり、生き残れるかが紙一重なドキドキさせる展開がとても良いですね。第2弾は「トモダチゲーム」。簡単なゲームをするだけなのに裏切り者がいる。本当の友情ってなんだろうね?と2話目にして色々と考えさせられます。
そして、今月始まったリアルアカウント。すげーっす!かなりすげーっす!!!前の2つの作品もそうですが、別マガのコンペは侮れませんね。色々と悩まされます。まぁ、3つもあって微妙に被ってるようで被っていないというのが一番の驚きなんですけどw


リアルアカウントとは?

Twitterをやっていない人ってどれだけいるのでしょう?最近だとLINEの方が多いですかね?ちなみに、自分もTwitterはやってます。逆にLINEはやってません。というかLINEってリア充御用達なんでしょ!?へっ、そんなのやってられるかってーの!!(←誰か友達になってください
まぁ、冗談は半分にしておいて、このリアルアカウントという作品はTwitterのようなSNSを題材にしたストーリーとなっています。作中の説明では、様々なSNSが統合されて出来たものだそうで実名登録制ながらもかなりの普及率を誇るサービス、それがリアルアカウントとのこと。説明を読むといろーんなSNSが統合されているなぁというのがよく分かります。クーポンや情報ツール、ゲームなんてのもあります。国の支援もされているそうで、サマーウォーズのOZに近いサービスになってる感じでしょうか。


1540人の友達

さてさて、皆さんに友達はいるでしょうか?いや、友達の線引はどこですか?主人公の柏木アタルは、(事情があって)リアルでの付き合いはよくないですけど、ネットには友達がいます。上述のリアアカでのフォロワー数は1540人。作品世界では多いのか少ないのかは不明ですけど、仮に1540人の友達がいると思えば確かに多い。会ったこともない人間を友達と数えてもよければ・・・ですが。
ただ、アタルが「友達だ」と言えるあたり、リアアカというツールは生活にかなり密着していることが覗えますね。そうそう。アタルにだってもちろんリアルの付き合いがあります。まぁ、家族だけですけど・・・。アタルにはユリという妹がいます。両親は既に他界しており、現在は二人きりです。とてもとても仲の良い二人の家族。しかし、そんな二人が離れ離れになる事件が起きます。




ゲームのはじまり

突如携帯から発せられた光。謎の光によりアタルは意識を失います。もとい・・・アタルという意識は別の世界へと行くことに。






リアルアカウントに閉じ込めました

待っていたのはマスコットキャラのマーブル。ゆるキャラというには少しリアルすぎるでしょうか。彼が言うには、リアアカに夢中な人たちの脳をリアアカ世界へと閉じ込めたとのこと。ちょっと信じられませんが、どうやら事実のようです。しかも、かなり危ない世界のようです。

1.リアアカ世界で死んだら現実世界でも死亡。
2.リアアカ世界で死んだ人間のフォロワーも道連れで死亡。
3.フォロワー0人でも死亡

仮にリアアカ世界にいるAさんのフォロワーとして、BさんとCさんがいたとします。BさんもCさんもフォローを外したとしたらAさんは死亡(フォロワー0人のため)。Aさんが何らかの理由で死んだ場合(第1話ではマーブルが殺してきましたが)、BさんとCさんは道連れで死亡。






そんな条件の中、ゲームを始める前に「今から3分だけはフォロー解除する権利を与えるよ」とマーブルが言います。・・・さて、この条件で何が起きるでしょう。








グッバイフォロワーの皆さん

まぁ、当然よね(´・ω・`)
死にたくないという当然の欲、誰かがフォローしたままだろうという楽観視、これらが重なりフォロワーが減っていきます。まぁ、仮に自分の友人が同じ状況であれば・・・フォローを切っちゃうかもしれませんね。逆に自分がリアアカ世界に行ったとしたら・・・たまったもんじゃありませんわ!!!(←死ぬ確定
アタルの1540人の友達(だと思っていた人たち)は友達ではなかったようです。まぁ、命をかけられるから友達か?というのもちょっと違うかもしれませんけどw ちなみによく見ると、別マガ巻末のヌシ・宮島雅憲先生もフォローを外してます。あの人、薄情そうだからなぁ・・・。


フォロワーが0人になったら即死亡。
次々と、本当に次々とアタルの周囲にいた人間は死んでいきます。まぁ、仮に自分もその場にいたら生きていられる自信はないですなぁ。あはは。家族であってもフォローを外す人もいるようです。もちろん外さない人もいます。中にはアイドルの親衛隊が「絶対に外さない!」と盛り上がっていたりもします。



ただ一人の肉親・ユリ

最後に命を守ってくれるのは家族だけかもしれませんね(全員がそうではなかったようですけども)。ユリだけはアタルの命を守るためにフォローを外さないと心に決めます。しかし、当然アタルからすれば「自分の死=妹の死」なんて許せませんでした。ただ、ユリが外せばアタル死亡・・・という状況で、ユリはアタルを死なせたくないとフォロー外しを拒みます。その押し問答の末、アタルは自らユリのフォローを外します。



この場合、外す=フォロー0人=自殺です・・・が。






誰かがアタルのフォローを外してなかった・・・?

一人だけ、たった一人だけですがアタルのフォローを外していませんでした!!!!生きてた!!やった!!!・・・で、誰なん????
もちろんユリではありません。親もいません。しかも、リアル生活ではそれほど密接な関係を築いた人もいないようです。誰?誰がアタルを救ったのだろう・・・。まだ第1話ということで、そのあたりは今後分かるのでしょう。しかし、これほど愛情というものを試されるお話もなかなかありませんね。友人・家族を守りたければフォローを外してはいけない。たったボタン一つで試される愛情・・・か。なおさら自分には向いていないルールだなぁ。
ここでフォローを外して、友人や家族が死ぬことに泣いていたとして、それは許される罪なのかどうなのか。ちょっと悩みますよね。ユリやアタルのように、死なせたくないからこそ〜という理由もあるでしょうし、ボタンひとつで人の生き死にを扱ってしまったのに泣くなんて軽いなぁとも思えてしまいますし。本当の友情、本当の愛情について悩みます。


必ず生き残る!

誰が助けてくれたかは分かりません。だけど、だからこそ、アタルには生き残ってもらいたいものです。次回からは本格的にゲームが始まるらしいです。ただ、これほどいやらしいルールを設けるあたり、一筋縄ではいかないでしょう。死ぬなよアタル・・・!!ユリを天涯孤独にさせてはいけな・・・・いや、寂しそうにするユリを俺が慰めるという展開もありっちゃありだ!ほどほどに!ほどほどに頑張れアタル!!




しかしまぁ、ユリがめっちゃ可愛いですな。ペロペロしたいです。作画の渡辺先生はこの手のお話での絵がとても似合います。原作は別ですが、渡辺先生らしさが出ていたあたり、ベストコンビかもしれませんね。ちなみに、渡辺先生、あとトモダチゲームの佐藤先生もですが、数少ない週マガ、マガスペ、別マガで連載を持った漫画家さんだったりします。あとは、瀬尾公治先生や須賀達郎先生もですね。なかなかいないことなので、すごいことだと思いますわ。
来月のお話も楽しみですね。フォローが命綱というのが面白いです。ついでにですが、俺の命も守ってみませんか



なーんて☆ねっ!

ついったーの呟きが酷いと言われることが多いので、フォローしなくてもいいです。