この風俗街の片隅に「匿名の彼女たち・第5巻」



匿名の彼女たち Season5

新年あけましておめでとうございます。




昨年末、「僕はね、素人は抱かないんですよ。」と会社の上司からすごくどうでもいいことを言われました。





だから言ってやりました。






「素人のOPPI(←PPAP風)もいいものですよ」って。





まぁ、おそらく上司は「素人=援助」ということを言いたかったと思うのですが、私の返しも意味がよく分かりませんね。はい、彼女募集してるので、女性の方は是非ご連絡ください。

さて、去年は例年以上に出張の多い1年でした。出張となると、やはり気になるのはその土地土地の文化だと思います。皆さんはそんなとき、何を見ますか?るるぶじゃらん?なるほどなるほど・・・・。






カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ









日本全国色街マップ

旅行のお伴は「匿名の彼女たち」じゃろがい!!!!!


風俗版「孤独のグルメこと「匿名の彼女たち」があってこそ旅が完成するというものです。色んな街に行って、腹いっぱい食べて、風情に浸る。そんなのはテレ東に任せとけばいいんです。いい大人、いい社会人、疲れたサラリーマンこそ「匿名の彼女たち」のように生きるべきなのです。
そんなサラリーマンたちの心強い仲間が「匿名の彼女たち」の“日本全国色街マップ”です。1〜3巻までは必ずついていたのですが、4巻では何故かついてなかったんですよね。おそらく相当の批判があったのでしょう。5巻では復活していました。素晴らしいことですね!!ちなみにこのマップでは、各巻で訪れた街が載ってます。



広島ソープのお約束・カーテン

5巻では「仙台、国分町」「広島、薬研堀」「福原」「沖縄、辻」「東京、池袋・八王子・六本木・五反田」などが舞台となっています。ぶっちゃけ土地の名前だけ見ていれば「孤独のグルメ」ですけどね。でもまぁ、ソープやヘルスとかに行ってる漫画なんすよ、これ。
広島ではソープに行ってます。なんと広島のソープではカーテンがドアに使われてるんですって!もちろん音漏れしまくりです。色んな街を舞台に、色んな風俗をめぐり、その土地土地の良さやその土地ならではの風俗あるあるを描く。それが匿名の彼女たちです。いや〜最初はビビるよね、あれ。





君の源氏名は。

色んな女性がいます。エロいことをするだけ、エロいことをするのを漫画で読みたいだけなら、この作品はオススメできません。エロ本買ってマスかいて寝てろって話です。街の風情を楽しみ、女の子選びの情緒を楽しみ、女の子の人となりを知る。それが正しい楽しみ方ってものです。


謎のポエム

そうそう。匿名の彼女たちが大好きな人たち、いわゆる匿名の彼女たちニスト(語呂悪い)が特に気にしているのが、最後の数ページの謎ポエム。もしくは謎の空虚感。必ずといっていいほどあるんですけど、ちょっとした賢者タイムが訪れます。街に行く。店に入る。女の子を選ぶ。抜く。満足する。黄昏ながら一言。このお決まりの流れがなんとも楽しいです。






見たことある・・・・?in仙台

5巻で出てきた街々のうち、2016年で私も実際に行ったところとしては、広島と仙台なんかがありますね。さすがに東京在住なのでそのあたりは割愛するとしても、こうやって自分も出張なんかで行った場所が作中にも出てくると嬉しいものです。あっ、いつか福原にも行ってみたいですね。って違う違う、神戸ですね、神戸。神戸にも行きたいです。
そういえば、仙台出張に行ったとき知り合いが言ってました。



風俗ではずれが出てきた日本死ね(←ただの私怨)


何があったのでしょう・・・・。知り合いに何があったのか、どんな巨体が出てきたのかは分かりませんけど、しばらく元気がなかったです。
一方、この作品では“はずれ”が出てくることはかなり少ないですよ。はずれが出てきたらアームロックしたい欲求が高まるわけですけど、この作品の主人公・山下は謎の“風俗運”により回避率が高いです。ずるいずるい!



5番アイアン

そら、5番アイアンも捗りますわ。かなりの距離飛ばしそう。



まぁ、全巻買う必要もありませんよ。とりあえず1冊買ってみることをオススメします。さすがに女性に勧めるつもりはありませんが、男なら1冊!という気もします。匿名の彼女たちニストはたまにヤンマガで不定期に載るこの作品を楽しみにしています。これがあるとないとでは、ヤンマガの質が全然違いますからね。








広島回に出てきたババア

最後に余談となりますが、私が去年行った広島出張。その数日後発売のヤンマガに広島回が載っていました。しかも、↑のババアにも遭遇してるんですよね。リアルで遭遇したババアが数日後発売の雑誌にも載ってる。嬉しいかと聞かれれば、そうでもないと答えるしかないです。むしろ、そのババアがいることをリサーチしている作者の五十嵐先生、そして一緒に取材(と称した風俗巡り)をしている担当編集に脱帽です。というか、俺も連れてってくださいよ。
当たり前の話ですが、広島でこのババアについていくことはありませんでしたし、漫画の主人公・山下のようにソープなんてもってのほか。ただただ漫画が好きな真面目人間ですからね。へへへ。まぁ、セクキャバとかに行ったかどうかは不明。出張の日だけ爪が何故かキレイになってた可能性もなくはないです。仙台でキャバクラに行ったことだけは本当です(無理矢理つれてかれた)。






2017年、彼女募集してます。