この素晴らしい風俗に祝福を「匿名の彼女たち・第4巻」

※風俗を描いた漫画です。そういったことを毛嫌いしている方はそのままお帰りください。このブログの好感度のためにもお引き取りください >□< ウヒャー






風俗〜♪あるある言いたい〜♪




風俗あるあるはやく言いたい〜♪





(中略)





風俗あるある言いたい〜♪





・・・・・。






お絵かきしてる女性が出てくると男のテンション下がりがち〜♪
※お好きなメロディでお楽しみください
※このあるあるは人によります
※風俗嬢はタバコ吸いがち〜ってのも思いつきました











たそがれ風俗叙情詩

ヤンマガで連載している「匿名の彼女たち」
風俗版・孤独のグルメとはよくいったもので、そのままテレ東でドラマ化してもらいたいと思うこともあります。というか、風俗雑誌で連載してそうな作品が、天下のヤンマガにいるというこの奇跡。さえないサラリーマンが、土地土地の風俗に行ってはいろんな女性と出会う、いろんな風俗嬢と一期一会する作品。
この作品には男のロマンが詰まっています。
読む楽しみとしては、日本全国津々浦々の風俗タウンを訪れる主人公を見つつ、へ〜こんなところにも風俗街があるんだというのを知る。風俗に行ったことがない人にとっては、風俗ってこんな感じなんだと知る。男女の一期一会物語として“何気に”完成されている漫画としての楽しみ。
とりあえずエロ漫画に類するものとは一線を画すものがあります。







裏表紙の女の子で吟味

例えばこちらは匿名の彼女たちの裏表紙です。彼女たちの後ろ姿を見て何を思うでしょうか。ぶっちゃけ女性なんてだいたいこんなもんです。中肉中背。いい感じの大きさの胸。エロ漫画にはいませんが、現実には存在する。超の付く美少女なんていない。モデルのような体系の女の子なんていない。だからこそ、そそる。この微妙なライン・・・・分かるでしょうか?



しかしながら、この漫画で抜けるかと言われたらそうでもないのが玉に瑕。








沖縄にて

主人公はサラリーマンの山下貴大(33歳・独身)。趣味は風俗。彼が行く先々で息抜きに風俗に行っています。このあたり食欲を満たすために活動している彼を思い出しますね。
例えば4巻冒頭は沖縄。沖縄は昔もお盛んだったそうですが、今では風俗街と呼べる場所も減っているそうです。ちなみに、主人公の山下が行った場所は沖縄の辻。どうでもいいですが、沖縄に行ったことないので一度くらい行ってみたいものです。せっかくの沖縄で風俗行くかと言われたら絶妙に何とも言えませんが。観光とかしなよ・・・・。
沖縄でお世話になったのはヒカルさん(24歳)。沖縄の女の子らしく日焼けした肌が素敵ですね。プレイ後に発覚してますが2児の母親だったそうです。このオチを引き当てたり、あえて沖縄の女の子を選ぶ(内地から出稼ぎ?で来ている女の子も多いようですが)あたり、主人公らしいなと思います。なお、可愛い女の子を引き当てる“風俗勘”や“風俗運”を持っていると宣っていますが、ヒカルさんを引き当てる時にウエストを判断基準にしているあたり、無難という声が聞こえ・・・(ry


はぁ〜おっぱいおっぱい

1〜3巻だけでも相当色んな土地に行っていますが、4巻では沖縄の辻、滋賀の雄琴、札幌のすすきの、新宿の歌舞伎町、池袋西口、埼玉西川口、茨城天王町などなど。個人的には都内某所のあくどい振替店話が好きです(漫画として)。あえて都内某所とするあたり気を使ってるなと思いましたが、とりあえずHPで見た女の子を呼んだら、全く違う女の子が来たというお話。胸の大きさどころか顔すら違うというね。山下は胸の大きさに憤慨していましたけど、一生懸命な女の子に対してはそれなりに優しいのでそのままプレイという流れになっています。こういったところもまぁ醍醐味なのかなとも思いますが、自分だったら勘弁願いたいものです。
とりあえずまぁ、おっぱいがあればいいや。←極論


NK流とは

さて、全員紹介してもいいですが、この作品の面白いところは風俗街の昔と今を描いたりするところも見どころだったりもするわけで、そういう意味では西川口のお話などは興味を持って読めました。昔はNK流=西川口流と呼ばれるゴニョゴニョなサービスを受けることができたそうですが、今では下火とのことで。そんな昔から働いているオネーサンが山下のお相手をしてくれています。プロフィールでは23歳だったのに、実際は35歳というのもご愛敬。これもまた風俗の醍醐味ということで。


この作品は風俗に通うオッサンの漫画、にもかかわらず物語を読ませにくるのがなんか卑怯(褒め言葉)。女の子にも、その土地土地にも、色々と歴史があるのだな〜となぜか感慨深く読めてしまうわけです。まぁ、結局は抜けないわけですけど。







会社の後輩

4巻最大の見せ場となったのは、やはり山下の後輩とのお話でしょうか。仕事を応援してあげたり、逆に励まされたり。そういった良い関係を築いてきた後輩ちゃんがいたんですけど・・・・・。










エッチなことに興味あるんですぅ

夜のお仕事やってました。
↑の台詞だけだと本心まで伝わらないのが残念ですが、彼女も色々とあるようなんです。そう、色々と・・・・。とりあえず色んな女性が夜の蝶になっているということです。もしかしたらアナタの・・・。
なお、山下は偶然後輩ちゃんを見つけたようで、わざわざ確認のために彼女を呼んだ(いわゆるデリヘルとして)流れになってます。ただし、彼女を抱くことはしておらず、お金どうなったんだろう?という疑問だけが残るばかりです。結局は彼女は会社を辞めてしまいますが、会社の噂ではお金が必要だったようなことも言われています。真相は闇の中ですが・・・・。風俗を趣味になどせず、真っ当に彼女とぶつかっていればまた違った結末もあったかもしれません。
それはそれとして、ただでさえ抜けない漫画なのに、“抜いてないオチ”だった場合どうしろという気もしなくもないですね。








はじめの方でも言っていますが、やはり風俗版・孤独のグルメというに相応しい漫画だな〜と思います。その土地の風俗(食べ物)がある。その土地で出会った風俗嬢(街の人やお店の人)がいる。ちょっとした人情話だったり、性的に満足(お腹が満足)できたり、色々と類似点が多いといえるでしょう。思いのほか読み応えがあるというのも加えたいところですかね。風俗に興味がなくても面白い漫画だと思います。まぁ、嫁さんや彼女のいる人の本棚にこれがあったら何を思われるかは何とも言えませんが。
けっして風俗を推奨している漫画というわけでもないのがミソかもしれません。男性はもちろんですが、女性でも意外と読める作品かもなぁと思ってます。←むしろ女性の意見を聞いてみたいですね。




あと、ここまで書いといてなんですが、風俗とか行きませんからね?お金もないですし、真実の愛を見つけるのに精いっぱいですよほんと(好感度対策)。キャバクラで精いっぱいです。まぁ、仮に行くことがあるとすれば、作者の五十嵐先生にでも誘ってもらって取材に行くという流れになれば・・・・。五十嵐先生、ヤンマガ編集部の皆さん!お誘いお待ちしております。