『ワンピース』、子に望まれた親がいる




岩瀬ちゃん可愛かったね
バクマン。の映画上映に合わせて、シュージンの中学校時代が読み切りで描かれてました。ちなみに後編もあるということなので、来週も読み切りがあるっぽいですよ。やったね!
ちなみに今週はシュージンの物語ということではありますが、いつもの面々の幼いころ、若いころが見られます。平丸までいるとは思いませんでしたよ。亜豆や見吉もいましたし、↑の岩瀬もいました。岩瀬は、握手をしたから今日から彼氏彼女の事情だねな人でしたが、その場面も見れるなんてね。←そんな設定すら忘れてましたが
まぁ、なんだ。幼い頃のほうが可愛げがあるよね。しょうがないけど。







さて、「ワンピース」がついに800話目を迎えました。サブタイトルは「子分盃」。普通は“親子盃”なんですけどね。まぁ、読めば分かりますが“子分盃”となっています。

100話:伝説は始まった
200話:水ルフィ
300話:交響曲
400話:解放の鍵
500話:歴史の残り火
600話:再出発の島
700話:奴のペース
800話:子分盃

まぁ、これといって何かあるわけでもないですけどね。さすがに100話ごとで何かを調整するのは無理でしょうし。ちなみに700話目あたりでドレスローザに到着しています。600話目は新生麦わら海賊団集結だったかと思います。97年から始まっていますが、18年で700話。・・・・このペース、さすがですな。



800話目のドン!

前回のお話でキャベンディッシュ、バルトロメオ、サイ、イデオ、レオ、ハイルディン、オオコンブスたちが麦わら傘下に入りたいとの申し出がありました。ドレスローザ編で助けられた面々ばかりですね。ウソップにも恩義があるでしょうし、そもそもルフィに惚れた漢たちばかりです。しかも総勢5600人の部下が手に入る。まぁ、当然のことながらルフィは断った・・・・って、えええええええ!?断っちゃったの????

海賊王になりたいけど偉くなりたいわけじゃない!!


ナンバー1じゃなくてオンリー1になりたいってことですか?←違う
ルフィにとって仲間を得ることと、部下を得ることは違うということでしょうね。というか、ほとんどの読者がルフィは断るだろうと思っていたに違いありません。そこがルフィらしさだと思いますし、ルフィの命令をただただ聞く奴らなんて不要ってことですよ。泣いて笑って助け合える仲間がいれば十分。



困ったら呼べ!

俺たちが危ねぇと思ったらお前らを呼ぶ。お前らが困ったら俺たちを呼べ。そんな関係で十分だと言うのがルフィの考え方のようです。バルトロメオ曰く“ルフィの思う海賊王=自由”だそうな。まぁ、何も考えていないという可能性も少なくはないですけど。ふっつーに考えれば部下を増やすことが常識。自分をトップにして下に何人いるかこそが海賊としてのステータス。とはいえ、麦わら海賊団自体がルフィをトップとした集団というよりは、横のつながりが強い海賊団だと思うので・・・・。ルフィはあくまでも航海の指針を決める船長であり、仲間のために戦える男なわけです。
自分たちが危ないと思ったら助けに来てくれ―。なにか起こりそうな気がしますね。


余談ですが、白ひげは海賊団の中で“親”であり続けました。それこそが白ひげ海賊団の強さの一端だと思いますが、そこを突かれたことで劣勢に立った部分もあります。ルフィはそういった海賊団を目指していないということでしょう(あまり考えてないとは思います)。
そんなわけで前回から出てきている“親子盃”。ルフィと7つの海賊団の船長が親子の盃をかわすことで傘下に入るというお話。それをルフィは断ったという今週のお話。ルフィにとっての盃は、エースやサボとの兄弟盃までが理想の精一杯なのかもしれません。



子分盃

でまぁ、そんなわけで今週のサブタイトルでもある“子分盃”の話題へ。バルトロメオたちは、それなら勝手に自分たちが子分なるという行動に出ます。ルフィは親だという意識を持たなくていい。ルフィに付き従いたいと思った面々が勝手に子分になる。そういう盃としたいという行動。
通常、親子盃だと子分の数だけ盃を空けることで“親子”の絆を結びます。しかしこの“子分盃”は自分たちが飲み干し、「勝手に」子分になるという誓いなわけです。実のところ、これって革命的な手法な気がします。これまでルフィと関わった海賊団全てが“子分盃”を誓うことが可能となります。もちろんルフィの意思はあまり関係なく、です。これまでにどれほどの仲間を救ってきたでしょうか。





・・・・と思ったんですが、そんなに多くないかも(汗)。まともに戦力になりそうなのは九蛇海賊団くらいですかね?まぁ、あの姫さまが子分になりたいと言うとも思えませんが、勝手に婚姻だと勘違いして盃を飲み干す可能性は否定できませんな。あとはどこがあっただろう?まぁ、このシステムが開発されたので、まだまだ“勝手に”増えていくことはありえます。






宴の時間だ!

というわけで、シリーズお約束の宴締め。今週のお話の冒頭で、ルフィは「お酒は苦手」と言っていたんですけど、いつも何を飲んでいるんでしょうね?ぶどうジュースかな?
さりげにローがいますけど、ローとは今後どうするのでしょうね。錦えもんも仲間に鳴ったんだっけ?ドレスローザは色々と人が乱れていたので、来週辺りに人員整理をしそうですかね。まぁ、それってドレスローザ編だけじゃなくほぼ毎回ですが。その前に本来の仲間であるサンジたちはどうしているのか、どうなっているのか・・・・。


本当の幸せ

そんな麦わら大騒動の裏で、幸せそうな親子が一組。小山力也・・・・じゃなかった、キュロスと林原めぐみ・・・・じゃなかった、レベッカの二人。仲良く手をつないでいます。母親の山崎和佳奈・・・・じゃなかった、スカーレットがいれば・・・・・って名探偵コナンかな、これ?
ドフラミンゴが来なければ、スカーレットは死なず、キュロスも両足あったでしょうし、レベッカも剣を取る必要がなかったんですけどね。色々ありましたが、一緒にいるだけで笑顔になれるいい親子だと思います。なんだかんだルフィは色んな国を救ってきましたね。世界会議もありますし、麦わらを中心とした物語が進めば面白いかも???






というわけで、ドレスローザ編は完全に終了。前回も何か書きましたけど、何気に先送りしている問題が多々あるので気は抜けません。とりあえずサンジやナミたちがどうなっているやら。