今月から壁外の話が再開します「進撃の巨人・第73話」

○やんごとなき情報




もうすぐ「実写版 進撃の巨人の映画後編が始まりますね!!いまだに批判しているアホが多いですが、前編は面白かったと思いますし後編も楽しみにしております。ここが良かった悪かったという批評なら見れるけど、批判したいだけの人の感想は見るに堪えない。まぁ・・・・頑張ってください。少なくとも、公開前に下げ論調するのはやめたほうがいいとは思いますけどね。
あと、今月の別マガではアントラーズと進撃がコラボするって情報が出ていましたね。あれ・・・・バックさんってアントラーズファンじゃなかったっけ?編集さんが好きだからって理由では・・・・ないよね、さすがにw 本当ならトリニータ(諫山先生の出身地大分のサッカーチーム)が先にやっててもいいような。まぁいいや。






さて、今月の進撃の巨人。サブタイトルは「はじまりの街」。↑の話に戻りますが、ある意味、進撃の巨人の始まりは大分ということになります。だって諫山先生を生んだ街ですからね!とはいえ進撃の巨人でのはじまりの街、つまりは崩壊が始まったのは・・・・エレンたちが住んでいたシガンシナ区となります。今月というか来月から、シガンシナでの攻防が繰り広げられそうです。今月はそのシガンシナまでの旅路を描いています。
それはそれとして、最近はず―――――――――――っと壁の中の話ばかりでした。人によっては・・・・だったと言う人も見かけますが、進撃という物語にとって非常に重要な要素だったと思います。というか毎月明かされるこれまでの謎の答えについて、ワクワクが止まりませんでした。会社の後輩が、○巻読んだんですけどあまり話が動いてませんでしたね〜って言ってきたとき、こいつ何読んでるんだ?と素で思いました。話めっちゃ動いてるやんけー!!!(叫び)





○話の根幹



ウォール・マリアを奪還したなら

ウォール・マリアが突破されたことは人類に大きな影響を与えました。巨人が襲ってくるだけではなく、人類が生活するための地域を奪われたわけです。クソ政府が口減らしをやってたりしますが、それでもやはり人類は食料などで困窮していくわけです。巨人が来るまでは平和、巨人が来てからは絶望。もしかしたらさっさと死んでいたほうが生きる辛さを感じなかったのでは?と思う人もいたかもしれませんね。しかし、希望だってまだあるわけです。全てはマリアを取り戻すことができれば・・・・ですが。
というか冒頭の数ページかっけー!!!!!
何が起きたかを描き、どうしようもないと絶望する人々の中、そんな中でも目をギラギラと光らせる主人公がいるという流れ。正直、しびれました。諫山先生、こういうのもやれるんだ・・・・。これまでの壁の中のお話から、外へのお話の転換として非常に上手いです。まぁ、物語のほとんどが絶望しかないですからね。外(とりあえずマリア)という希望が見えてきてますし、マリア奪還作戦が成功することを祈るばかりです。

ちなみに回想として、ウォール教が少し描かれていました。そういえば彼らの話って収束してませんよね??壁を崇拝していると思いきや、実は巨人が中にいることを知っているので、間接的にではありますけど巨人を崇拝していた人たち。とはいえ普通の信者は巨人が壁の中にいるとは知らないので、ちょっとした犠牲者かもしれませんが。まぁ、宗教というものを否定したいとは思いません。信じるものは救われますから。←諫山神の進撃教とかないですかね?
壁の中の巨人は初代の王様が造ったと考えてもいいでしょう。ただ、どういった経緯で宗教ができたとか、例えば最初に始めた人の話とか、ウォール教自体にお咎めなしなのかなどなど。もう描かれないのか気になりますねぇ。これはあくまでも仮定の話というか、個人的な意見ですが、どこかのタイミングで壁の巨人が全員動き始めるとかって展開がないわけではありません。そもそも壁の中の世界という物自体がおかしいですから。全てをまっさらにした世界が最後に出てきても不思議ではありません。まぁ、その時はウォール教自体の崇拝するものがなくなりますから。彼らはどうするのか楽しみです。







○どうだ明るくなったろう



どうだ明るくなったろう

進撃の世界って本当に何も無いんですよね。そもそも電気がないんです。産業革命が起きてませんし、武器が立体機動装置くらいですからね。榴弾がありますが精度が良くないのはご存知の通り。トランシーバーとかあれば索敵もやらなくて済むのになぁと何度思ったことか。せめてモールスくらいやりたいですよね。
とはいえ、進撃世界の皆さんも色々と考えているようで。立体機動装置の開発もそうですが、今回はパパトリアとの戦いで出てきた地下空洞の石?を利用しています。昔の人は百円札に火をつけて足元を照らしたそうですが、今では光る石の時代ですよ(どちらも非現実の話題)。特定の巨人を除き、基本的に巨人は夜寝ます。その習性を利用して、夜間行動をしようとしたのが今回の作戦の肝。それを可能にした光る石はかなり有効活用できそうですよね。他に役に立つ方法があればいいですが。
そうだ、ピクシス司令の頭に近付けよう。そしたらもっと周りを照らせるね、HAHAHA!







○巨人は眠る



月光の巨人

さらっと月の光は太陽の光って言ってますけど、これって天体についての知識が人類にあるってことですよね。ほんと、この世界の知識・技術は不思議です。地動説あたりを信じてたらどうしようかとか思ってましたけど、星という概念があるんですねぇ。ちょっと驚き。メガネを作れる技術だってあるし技術レベルの極端なところがあるのは結構面白い。例えば、現代世界の未来が進撃世界だとして、本当は現代の私達のような知識があるはずなのに、王政府がそういった情報をあえて隠してた〜とかも面白いかも?まぁ、諫山神の気まぐれの可能性が半分以上占めてますけど。
あと、微量な日光(=月光)によって闇夜でも動ける巨人がいるというハンジさんの仮説が出てきました。これは良い予想ですよね。このあたりの予想をハンジさんは外したことがほぼ無いはず。というかハンジさんって物語上、解答を出してくる人なので、これは事実の可能性が高いですな。それと「月光の巨人」とうネーミングは好きです。

今のところ月光の巨人と類されるのは、ラガコの人たちが変えられたであろう巨人たちくらいだったりします。言い換えれば、巨人になりたてだったのではないかと思います。もちろん意識を有したエレンたちのような巨人は別ですよ。その上で、月光の巨人たちもしばらくすると寝るんじゃないかと思ってみたり。というか・・・・夢を見てるんじゃないかなぁ。つまり寝てるってことです。まぁ予想でしかないですが。いい夢見れてるといいですね。







○この支配からの卒業



不自由

前話でもちょっと言及しましたが、エレンの行動原理がわりと曖昧だったりします。もちろん今月の話で明らかになっていますが、アルミンのおかげで?と言っていいのでしょうかね。アルミンが外の世界を語る、その目を見てエレンは生き方を変えました。ちょっと忘れがちですけど、エレンってアルミンをめっちゃ信頼しているんですよ。その理由の全貌が見えたかな〜と思った今月のお話。
とはいえ、アルミンとエレンでは外への希望の捉え方がちょっと違うのも面白いかも。アルミンは純粋に外の世界を知りたいという欲求、エレンは外の世界を自由に見れないことへの怒り?によるもの。そう考えると、前の話でエレンが外の話題にピンと来ない雰囲気が出てたのかもしれません。
とりあえずはまぁ・・・・エレンとアルミンが仲良くしているのをちょい睨みしてるミカサさんが怖かったです。








○戻ってきました



ここは、はじまりの街

というわけでエレンたちは戻ってきました。意外とあっさり到着したなぁと思いつつ、色々と感慨深いものがあります。ここまで70話以上かかってしまいました。父親の残した地下室に行こうという目的ができてからも、わりと長かったですね。もちろん紆余曲折ありましたもんね・・・・。
調査兵団に入り、トロスト区がまた超大型巨人に襲われ、エレンが巨人になり、味方から疑われ、トロスト区を奪還し、調査兵団に入り、仲間が死に、誘拐され、助けられ、やっぱりさらわれたり、巨人の力を得たり、王政府を倒そうとしたり、影の王となんやかんやあったり、父親を実は自分が殺してたり。うーん、何個もできごと書いてないけど、かなり長いですな。それだけエレンも色々あったわけです。
それもこれも超大型巨人が壁に穴を開けたことから始まりました。そんなシガンシナへと戻ってきたエレンたち。


・・・・おや?巨人が一匹もいないようですよ???









○ライベルを倒せ



ライベルがいるはず

そして、久しぶりににライナーとベルトルトに会えますね。RPGとかのゲームだったらかなりの大一番になりますよ、ここ。どこかに潜んでいるであろうライナーとベルトルトがどんな罠を仕掛けているかが気になりますよ。もちろん向こうには切り札がいくつかあります。超大型巨人がまた熱噴射したら堪ったものではないですし、ライナーの鎧の巨人はエレンを凌駕した力を持っています。あと、巨人が一匹もいないというのは、やはり獣の巨人によるところが大きいと思われます。←仮に巨人がウジャウジャいて、エレンに操られでもしたらやばいという判断??
彼もまた座標の力?によって巨人を操ることが可能と考えられます。実はシガンシナのそこら中に彼の軍団が潜んでて、いきなり知能ありの巨人が大量に出てきたらとか思いましたが、多分無いでしょう。仮にそうだったとしたら終了ですけどね。獣の巨人の中の人がどこにいるのかは気になります・・・・が、実は地下室を探しまわってたりするかもしれませんね。それで証拠?となりそうなものを片っ端から破壊してたら・・・・なんて嫌な予想もしてみたり。
あとは、ライベルがエレンの硬質化能力を知らないであろうことがどう影響するか楽しみ。とりあえずエレンが壁を塞ごうとして今月は終わりましたが、襲うならこのあたり??来月は・・・・巨人対巨人になりそうですね。ライナーが改心?して壁を塞ぐって流れだったらちょっと嬉しい。それと仲間になってくれそう?なユミルがどうなっているのかが本当に気になる。彼女の活用方法なんて、巨人を人間に戻すためのおクスリみたいな役しかないので、すでに・・・・?という気もしなくもないですが。







来月が山場だ!!!!(ドン!)
何回目の山場だ?