亜人ちゃんは秋田弁で語りたい「サーマン」




がっこうぐらしのアニメが面白いですね。アニメではついにあの女性が出てきましたがどうなるのでしょう。しかし、アニメを通して一つだけ納得していないことがあるんですよ。
丸太を使えば全て丸く収まるのに。※参考
あ、ゾンビと吸血鬼じゃ対処方法も違うのかも。












ゾンビだろうが吸血鬼だろうが、とりあえず人間ではないものと遭遇した時の対処というのは非常に難しいですね。そもそも襲ってくるのかすらよく分かりませんし、倒し方だって分からないものです。では、相手が鮭男子だったらどうでしょう・・・・。




鮭男子解禁

「革命戦士 犬童貞男」で物議を醸した佐々木昇平先生の新作「サーマン」が解禁となりました。かなり特徴的な作品なのにあまり話題にならない、というか話題にしようとしないニオイがプンプンしてきます。これはあれですかね。鮭差別かもしれません。ほら、人権派やシー・シェ○ードさんの出番ですよ。


きたよボク、サーマン

彼はサーマン。鮭と人の混血児です。この物語は父親探しにやってきたサーマンとそれに巻き込まれた主人公の星恩(シオン)、元いじめっこの伊東銀次といった面々の心温まる物語。あっ、鮭って変温動物だから温まるとしたら食われる時だけだな、がはははは←鮭ギャグ
顔はサーモン(鮭)なんです。しかし、二足歩行できますし、そもそも喋れます。焼鮭を食う場面だってありますし、タバコをスパスパ吸う場面だってあります。正直言うとかなり人間に近い存在です。あれ、こいつも亜人ちゃんの部類に入れていいのだろうか。参考『その笑顔の意味「亜人ちゃんは語りたい」』








うーん・・・・亜人ちゃんだな、これ。










益田部星恩、いっきまーす!!

さて、物語のスタートは何とも言えないところから始まります。母子家庭だった鈴木星恩が、母親の再婚に伴い「益田部星恩」に名前が変わります。読み方は“ますたべしおん”→マスターベーションはい、つまりはオナニーですね。そんなくそったれな名前になった・・・・というか、そもそも“益田部”なんて苗字があるのか、いやむしろ“星恩”なんて名前をつけるなよと言うべきか。こんなところにキラキラネームの弊害が見られるとは思いもしませんでしたね。ほんとキラキラネームつけられる子供可哀想・・・・。
※読みにくい名前の場合、できるだけカタカナとかで書くことが多いですが、星恩をシオンと書くと大好きなプリパラを思い出すのでやめます。というかシオンを汚さないでくれ!!←星恩くんはとばっちり
ただし、星恩も星恩でオナニーの飛距離が半端ないという特技を持っているわけですが。





怒りをぶつけます

とりあえずまぁアレです。星恩って名前をつけるお母さんがいて、母子家庭で、新しい父親がわりとオラオラ系なわけです。新しい子供(そら、まりん、るきあ)が生まれたり、引っ越しして友達がいなくなったりで、孤独を感じるわけです。その上、学校ではイジメにもあいます。名前を含めて星恩は何重苦なのかというところまでいくんですよ。
それで、川に向かってオナニー。飛距離を活かしたオナニーをするわけです。





時期は鮭の産卵時期―。






星恩のオナニーは精子の飛距離が半端ない―。






場所は河川敷―。











はい、出来上がり。





『くるなよサーマン』作詞:トルド
サーマン サーマン サーマン
とおくで よんでる 声がする
くるなよ サーマン ぼくのところへ
くるなよ サーマン わたしのところへ
ウコロ はがせる 合言葉
サーマン サーマン サーマン
くるな かえって ともだちに なれない
手と手 ウロコとウロコ つないで
みんなで かえすよ あの川へ
サーマン サーマン サーマン
くるなよ おまえ サーマン サーマン









(;゚ロ゚)ハッ







普通とちょっと違う

何だろう。
一瞬、驚きすぎて一曲できあがった気分です。



今はわりと正気です。何か全てのインパクトが強すぎて頭の中があまり整理できませんね。不思議な現象です。まるで藤子先生の仮面ヒーローアニメのOPに歌詞をつけた気分ですよ。もう一度整理すると、家でも学校でも居場所がなく名前までもが反則スレスレの星恩が川に向かって射精します。その時、たまたま鮭の産卵と重なり、サーマンができあがった・・・・と。いや、本当にそうなのかは作中でも濁されてて、サーマン自体はそうだと信じて疑いませんが、星恩自体は信じていないようです。もちろん読者も信じていないはずですが。
あとどうでもいいですけど、サーマンの頭の傷は星恩がビックリして石でボッコボコにした結果です。



仲良し

変なヤツではありますが、中身はわりと素朴な良い奴っぽいです。育ての親が良かったのでしょう。
これ以上のネタバレは伏せますが、とりあえず、イジメっ子だった銀次と星恩が仲良くなったりしてます。それ以上にあれやこれが多く、情報過多になる可能性もありますが何回か読めば理解できるはず。気になるのは星恩の父親とクラスの委員長でしょうか。うーん、先がどうなるのか気になります。






まさかの亜人ちゃんは語りたいと同日発売でもう一人の、いやもう一匹の亜人ちゃん漫画が出てくるとは思いもしませんでした。ヤンマガ編集部は何を考えているんでしょうね。こちらの亜人ちゃんも愛嬌があって可愛い・・・・ような気がします(30mくらい離れて見ればいい)。サーマンがどんな事件を起こすのか、サーマンは帰ってくれるのか、そもそも人間社会に適合できるのか。色々と気になるところの多い作品です。
あと最後の最後でぶっちゃけるけど、




サーマン、キモイよ。