安心してください、勃ちませんよ「やわらかい。課長 起田総司・第2巻」#カレー沢薫親衛隊




ちょっと誤解が多いようなので訂正させてもらいますが、ドメスティックな彼女で有名な流石景先生は、“乳首”を描く漫画家さんです。もちろんトーンで逃げるようなことはしません。しっかりとした乳首を描く方です。しかし、それを拝めるのも単行本のみ。雑誌では編集さんが消しているのでしょう。流石先生は、昔から、GE時代から乳首を週マガで描いていたのです。いえ〜い、乳首いえ〜い!!←
まぁ、それもこれも単行本を買うことでしか確認できないのですが・・・・。









さて、雑誌では読めないという意味では、
「やわらかい。課長 起田総司」も同じでしょうか。
紙のモーニングでは読めない、Dモーニングというアプリでしか読めない神作品です。ちなみにアンケートではしょっちゅうこれを選んでいますね。あまりにもクレイジーすぎる作品なので毎週楽しみですよ。ただし、Dモーニングだけだと内容を忘れがちです(紙でも一緒ですが)。だからこそ単行本で一気に読みたいですよね。






あとはまぁ、何がいいってOPとEDですよね〜。








初期ED。

OP(おっぱい)とED(勃起不全)のことですが・・・・。
アニメ化されていないのにOPとEDなんてあるわけないじゃないですか。←でも最近きわどいアニメも増えてるしワンチャンあるで!!あるで〜!!!!







安心してください、勃ちませんよ

この物語は、仕事絶好調で課長に昇進した起田総司が、彼女にフラレて勃起不全になった作品です。しかも、勃起不全になってから超モテモテになります。まぁ、モテモテになっても・・・・勃たないわけですけど。
しかしまぁ、同じ男として起田の気持ちは何となくわかります。誰にも勃起不全だとは言えないですよね。まだ彼女や嫁さんがいればまた別でしょうけど、男友達にもちょっと言いづらいし、親にだって言いたくないですな。ましてや会社にバラすのなんて無理です。なお、起田の会社にはゲイをカミングアウトしてる人がいるようで、起田も少し噂になったりと、色々と・・・・多難なようです。


女難の相が出ております

現在、起田に言いよるのは4人。

東堂:起田が好き。起田の同僚でありアッチはお久しぶり
西藤:起田が好き。精神カウンセラー。性格は天使。
千葉:起田をATM化希望。腹黒メガネ。性の権化。
ケイト山南:起田とSEXしたい。天才研究者。

まともに起田を愛してるのがなんと半分くらい。ちなみに↑の場面は、西藤さんが起田とデート?している時に東堂さんと鉢合わせした場面。鉢合わせた場所が女性用下着ショップというのがかなりクール。しかも、起田が(下半身の)カウンセリングを受けていることは内緒のため、↑の西藤さんの「下半身のケアをしているものです」となるわけです。それって・・・・ただのセフレでは?
まぁ、西藤さんは天然さんだからしょうがないね。ぺろぺろ。



起田も大概悪い

とはいえ、起田も悪い男だな〜と思うことはよくあるわけで。というかほとんど起田、もといフニャチン界のイジリー岡田が悪い。フニャチン界のイジリー岡田は、中途半端に度胸がいいというか、後先考えずにとりあえずやってみよう派なのでたちが悪い。←勃ちが悪いとかかってます
チ○コが勃たないだけでここまで拗れるわけがない。起田のやること全てが裏目ってるだけです。それもまぁ、この作品の醍醐味ですが。なおこの後、フニャチン界のイジリー岡田によって切ない気持ちになる西藤さんでしたが・・・・起田のアレがアレなのでイベント発生せずとなってます。この作品の場合、挿れる前であればそれはイベントではないです。1巻では東堂さんが気絶する起田のアレに添え木をして挿入しようとしてましたっけ。あれも挿れる前なのでイベントではないですね。
モーニングという青年誌での連載ですので多少は下ネタに寛容です。とはいえこの作品の場合、かなり度が過ぎてるような気はしますね。余談ですが、2巻ではケイト山南のゴニョゴニョを6時間ク○ニしています。なにがクニだク○ニしろオラァァァ!なわけです。あ、週マガでセーフならモーニングも問題ないか(錯乱)。


婚姻届を出しに行く

こちらは千葉さんとのお話。ついに千葉さんが実力行使した結果、婚姻届を出しに行くことになってます。下半身裸ですが。いったい何があったのか、結局は婚姻届を出しさない結果となりますが、是非読んで確認してください。




起田「確かに俺はフニャチンクソ野郎だ。」
起田「だったら君はクソにたかるハエだ。」




この場面、涙無しでは見れません。
千葉さんは手を使わないオ○ニーが可能な人です。ただの性の権化。表ではぶりぶりしてる男ウケのいい女性でしたが、中身は酷いもんでした。ある意味、カレー沢先生が好きなタイプだと思っています(ダメな意味で)。出世した起田と結婚し、起田をATM化させ、自分はバレない浮気をしまくろうと思っていた人。前は起田とは別の出世頭を狙っていましたが、起田が出世したこともあり乗り換えてます。
2巻では騙された起田がホテルまで行き、起田の起田が起きないことを知るやいなや裏が表に出てきてます。最終的にこの人と結婚することになったら面白いですが。






そんな千葉さんですが、ちょっとした優しさを見せることもあります。









これは千葉さんの優しさ

千葉さん「ケツの穴に手をつっこむんだ」
まぁ・・・・拳をつっこむことになりますが。勃たない起田を勃たせるため、前立腺を攻めようという話題になりますが、まさか拳を自ずから挿れることになろうとはね。アホな漫画だよ、ほんとwwww





2ページに1回は問題のあるコマが登場する作品です。絶対に笑うと思います。そもそもこの物語がアダルトグッズ会社の物語だったり、西藤さんが他人の青姦に混ざろうとしたり、猫が起田のために精力剤を準備しようとしたり。
結局は、東堂さんが起田のウ○コを拾おうとする可能性を見出し、西藤さんが外で起田に乳を揉まれ、ケイト山南に土下座ク○ニ、千葉さんが起田の全てを見たりな2巻となりました。所謂ラブコメですよ、ラブコメハーレムエンドも見えてきてる感がありますが、まずは起田を勃たせないことにはどうしようもありません。いや、もしかすると勃たせた者勝ちかもしれません。




あまりにも屈折した物語。屈折しすぎたサラリーマン恋愛物語。だからこそ面白い。まぁ、カレー沢教信者が増えるのもよくわかります。下ネタは多いですけど、許せる下ネタばかり、下品すぎないのが良いのかもしれません。超オススメ。