誰も死なない優しい世界「進撃!巨人中学校・第8巻」



やったぜ!

アニメ化決定おめでとう!!!
傑作進撃の巨人の一番最初の公式スピンオフ進撃!巨人中学校(以下、進撃中)がアニメ化することになりました。正直、ようやくか〜といったところですが、進撃アニメ二期までの繋ぎでやるんじゃないかとは思ってました。今の流れだと、進撃実写→進撃中アニメ→進撃アニメという流れっぽいですね。まさに盤石の体制ですな。


エレンとミカサ

実写版とは異なり(苦笑)、進撃中では進撃本編に近い人物相関となっています。当然、ミカサはエレンにホの字ですし、その他のラブラブ感?も進撃本編同様です。
進撃本編との違いを挙げるとすれば、登場人物たちが中学校に通っているということ、巨人との殺し合いはないこと、本編で死んだキャラが全員生きている優しい世界であるということでしょうか。特に最後の誰も死なない世界ですが、本編で大人気のキャラたちが生き続けているわけですよ。あのわけの分からないまま死んでいく本編とは異なる世界戦となっているわけですよ。
進撃本編で好きなキャラが死んだ方々・・・・・安心してください。生きてますよ。


授業参観にて

まぁ、名前のとおり中学校を舞台にした作品となります。↑は授業参観に来れないミカサの母親が電話してきてくれる場面。ミカサ以外のキャラたちが変な格好をしていますが、どこか寂しそうなミカサを元気づけようとした結果のようです。とりあえず、上述しているように優しい世界なので、ミカサの母親も生きてますし、エレンの母親だって生きてます。
作品の特徴としては、本編よりデフォルメがされており、全体的にギャグ寄りになってます。本編でもシュールなギャグがありますが、こちらは割と正統派なギャグになってます。しかし、諫山先生がシュール以外でギャグをやるとしたら進撃中みたいになるんだろうなぁくらいには思ってます。一度諫山先生に進撃中をやってもらいたいものですがw


フリーダがいる

また、進撃本編の内容を受けた上で物語を描いているので、かなり本編と似通った点が多く出てきます。例えば本編でフリーダが注目されていた頃のお話では、進撃中にもフリーダが出てきてます。割と変な人?だった本編、もちろん進撃中でも変な奴には変わりありません。鼻血と唾液を分泌しまくりですが、とにかくヒストリアを愛でまくるユニークなキャラとなってます。というか、今巻自体がわりとフリーダ無双な気もしますが。ユミルとのヒストリアの奪い合いは見もの。
ちなみに、この作品では大人たち?は教師扱いとなってます。フリーダやエルヴィンあたりは先生、リヴァイはエレンの先輩〜みたいな扱いで学校生活を送ってます。そう考えるとヒストリアを愛ですぎるフリーダ先生は先生に向いていないのでは・・・・?(正論)


コニー△

あと、8巻での見どころといえば、サシャ、ハンジ、コニー、フレーゲルのコンビニバイト物語も面白かったですね。まさかあの人だけが有能扱いになろうとは・・・・。とりあえずフレーゲルはお店のドーナツを勝手に食べてました。どうでもいいですが、コンビニで買うくらいならミスド行きます派です。
コニーがバイトリーダーになれるほど頭のいい男かは不明ですが、まぁなんやかんやしてくれてますよ。アホだからね・・・・。




ペトラさんのチョコレート

何度も言いますが、この世界は優しい世界。本編でさくっと死んでしまったペトラやオルオたちもいる世界。(一部を除いて)悲壮感のない世界を、全員が和気藹々とやってます。とりあえずペトラは俺の嫁ですが・・・。中学校なのでもちろんバレンタインイベントなんかもあるわけですけど、そういったものを進撃でやる楽しさよ・・・。




というわけで、そろそろ10巻が目前になってきてます。手を出せるか出せないかギリギリの巻数になってきましたね。アニメが始まる前に読んでおきましょう。まぁ、進撃中の場合わりとどこから読んでも読める気はしますが。とりあえずアニメ化まで楽しみに待ちまっす。