デミ系女子が可愛すぎる件「亜人ちゃんは語りたい・第1巻」



亜人」と書いて「デミ」と読みます。






可愛い表紙ですね

新創刊されてしばらく経ちましたが、ついにヤングマガジンサードの単行本が出ました。その中でも特にイチオシ作品の亜人ちゃんは語りたいサード内でもかなり人気作です。あえて言っておきますが、今のうちに押さえておくべき作品だと思います。
ちなみに亜人」と書いて「デミ」だそうです。グフタで「亜人」という作品がありますが、あちらは「あじん」。こちらは「デミ」です。というわけで某亜人のスピンオフみたいなものでは全くありません。ましてやあんな殺伐とした内容ではなく、デミちゃんが可愛い!って作品です。もちろんデミ(亜人)なので、人とはちょっと違います。


デミちゃんは思春期

例えば、小鳥遊ひかりはバンパイアです。バンパイア・・・・ではありますが、血を吸うようなことはありません。国から血を提供してもらってはいるようですが、それのおかげか特に他人をなんやかんやすることはありません。バンパイア要素があるとすれば、トマトジュースが好きだったり、レバーが好きだったりくらいですかね。
とまぁ、要するに見た目も普通なので、彼女のことを知らないで一緒にいたら普通の女の子と勘違いするだろうと思います。可愛いとか言われたら赤くなっちゃう普通の女の子なわけです。


えちぃ

一方、主人公に相当するのが教師の高橋先生。大学時代にデミに興味を持ちますが、何もできぬまま教師になったため、デミに非常に興味を持っています。だからこそデミに対して変な目でみることのない、純粋に興味として接していきます。結構なタラシですけどね。とはいえ、(なぜか)女の子ばかりなデミたちの良き相談役として、恋愛対象?として、この日常系物語を進めていきます。
個人的なことを言わせてもらえれば、生徒を大切に思えるいい先生だというのが読んでていてわかります。熱血教師というわけではありません。かといってガミガミ言うような先生ではありません。むしろ教頭に怒られてそうwとか思われそうなタイプ。彼なら何か許せる(何を??)って思えるから不思議。




これはデミ(亜人)が当たり前に存在する日常を描いた作品。ただ、デミが日常に溶け込んではいない、ちょっとだけ不器用なままの作品。なのでデミも色々と大変なようです・・・・。






デュラハンは抱きしめられたい

基本的に、バンパイアのひかりと高橋先生を中心に物語は進みますが、他にもデミはたくさんいます。例えばデュラハンデュラハンとは、見たとおりの顔と身体が別になってるデミです。
こういったデミは、デミ家族〜というわけではなく、普通の家庭に極稀に生まれるのだそうですが・・・・・出産時どうだったのか気になりますね。やっぱり頭は別だったのだろうか。いや、考えないほうがいいかな。このデュラハン、町京子は抱きしめられたがりのようで、先生に顔をぎゅ〜っとされて喜びます。人のいい高橋先生はぎゅっとするわけですが、教職員としてどうなんだろうね。捕まったりしないのかな、あはははは。


デュラハンは巨乳

なお、デュラハンは巨乳。
胸を指したのは高橋先生・・・・ではなく、バンパイアひかりの仕業。結構いたずらっこなんですよ。ひかりとその家族の話はかなり良いのでぜひぜひ読んでもらいたいところ。とりあえずまぁ・・・・俺もこれやってみてぇな←問題発言






デミ先生

あとは教師側のデミ。こちらの佐藤早紀絵先生は・・・・サキュバスです。あれです、エロエロなやつです。
エロエロ!と言いつつこんなに地味〜な格好をしているのは、周囲にエロで迷惑をかけるから。触れるだけで、ものっっっっっそいエロい気分になるそうで、これで仮にエロ服なんて着たら学校がパニックになる・・・・はず?自制できていない時などは本当にやばいらしく、電車で寝たら多分エロ本みたいな状況になると思われます。そのため家は周囲にだーれもいない一軒家に住んでます。
・・・・もちろん彼氏いません。

まぁ、佐藤先生は本当の恋をした時、相手側がどうなるのかちょっと興味ありますよね。とはいえ、サキュバスが先生というのが何ともまぁ・・・・。





氷の涙

これで1巻に出てくるデミは最後となりますが、こちらは雪女の日下部雪。彼女は同じ学校の女子生徒が自分の陰口を言ってるをを聞いて泣きました。これは普通の女子でもありそうなお話。ただ、雪は自らがデミであるからこそ起きたと思っています。ちょっと難しいラインですけどね。
これを解決したのは・・・・ですが、まぁ読んでもらえればいいなと思います。雪のお話は、とても真っ直ぐなお話で、とても、とても好きなお話です。とはいえ、雪からすれば辛い出来事には変わりありません。


デミであっても普通の子なんです。普通の子ですら学生生活に色々と悩みがあるんです。それに加えて、神の気まぐれでデミという属性を与えられた彼女たちは・・・・やはり大変です。ちなみに神の名前はペトス(先生)です。デミちゃんたち・・・・恨むんならペトス先生を恨むんやで。




読めば読むほどデミたちの純粋さ、可愛らしさが溢れてくる作品になっています。主人公の高橋先生が悩みを聞いたり、悩みを解決してあげたり?なお話なわけですが、まぁメインはデミでしょう。そうなると今後登場するであろうデミが気になります。個人的には“あしゅら男爵”みたいなのも出てきたら面白そうかな?とか思ってみたり。・・・・ないか。こわいもんね。
冒頭でも言っていますが、サード一発目の重要作品です。少なくともサードという雑誌で人気があることは知っておいてほしいものです。うまくやってもらってアニメ化あたりまで期待したい作品でもあります。オススメ!