ありがとう、いいクリスタです「進撃の巨人・第66話」※ネタバレあります

○やんごとなき話題
進撃の巨人展、最終日に行ってきましたよ。これで3回も参加しました。いや〜、何度行っても楽しいですね。特に360°体感シアターがかなり良いです。大阪、大分と開催されるようですので、行く機会があるのであれば絶対に行ったほうがいいと思います。
あと、雑誌で色々と情報が出てますけど、一番驚いたのは“進撃の補水兵団”でしょうか。もうなんでもありだなwwww 誰が使うんだろうね・・・・。






というわけで、今月の進撃の巨人。サブタイトルは「願い」。ひっさしぶりに希望の持てるお話だったな〜と思います。先月号のエレンの苦悩からのこれ!いいですねぇ。



○レイス家の謎



ヒストリアの懸念

ありがとうヒストリア。この緊張感の中、冷静にパパトリアの言葉の中の矛盾をついてくれてありがとう。やっぱりそこは気になりますよね。何でそんな巨人を操れるであろう力があるのに何もしなかったのか・・・・。特にフリーダという女性が心優しい人であることが描かれているのに、人類を救う行為をしなかったのか。めっちゃ気になってました。アホの子かと思ってましたが、意外とヒストリアもやるねぇ。
というわけで、巨人化の薬を注入前にヒストリアは思いとどまり、パパトリアとの問答を始めた今月のお話。思いとどまった際、フリーダやユミルを思い返していたヒストリア。やはりヒストリアを、クリスタを、形成するに至った要因のおかげでヒストリアが冷静になれたのでしょう。


初代レイスの王

巨人の能力は“記憶”の能力です。過去から現在まで、力を受け継いだレイス家の人々は、レイス家の初代の思想を受け継ぐことになります。どうもフリーダもその初代の思想にやられたのだろうと思われます。フリーダの前任、パパトリアの弟(以下、オジトリア)も、元々は巨人と戦うことを提唱していたようです。しかし、オジトリアもまた・・・・巨人の能力を手にしたあと、思想が変わってしまったようです。きっとフリーダもそうだったのでしょうね。
そういえば、フリーダがオジトリアを食した時、少しオジトリアが安堵した表情をしていたような気がします。初代の記憶から解放されることに安堵していたのかな〜と思ってみたり。
というか、進撃の巨人展の内緒のアレってさあ・・・・・。どう考えても初代様だよね。何考えてたんだろ。







○神の力とは



怖っ!!

巨人の能力をパパトリアと呼びました。ただし、神の力を手に入れたレイス家の人々はちょっと人間が変わってしまうようですね。フリーダも時折ヒストリアに怒り狂ったようです。どう見ても楳図かずお先生な絵になってる気がしますが、意外と進撃とマッチしているな〜とか思ってしまいました。ははは。
ちなみにヒストリアに怒った内容は、思い出の中にある柵から出ようとしたことに対してな模様。これって壁を暗示しているような気がしますよね。というか壁から出ることを禁じていることに似ています。いつも優しいフリーダが、柵(壁)の外に出ようとするヒストリアを怒った。まるで初代レイス家の王が壁の外に人類を出すことに怒っているような・・・・。
パトリア曰く、初代様は人類が巨人に支配される世界を望んだとのこと。一方、怒り狂ったフリーダは、自分たちは罪人なのだと語っています。どういうことなのでしょうね。本当に、本当に神の力なのでしょうか。例えば、その神の力とやらもどこかから盗んだ(=罪人?)とか。そもそも神の力というのも、あくまでパパトリアの主観でしかないんですよね。この人、何もしない傍観者だから。狂った主観しか持たないオッサンなだけだから。でもまぁ、フリーダの外に出ることに対しての怨念めいたものはちょっと気になります。
そう考えてると、人類が巨人に支配される世界を望んだってのも本当かね?と思ってしまうわけで。意外とパパトリアの主観かもしれませんな。例えば何かから逃げているとしたら。別の王政府を立てておいて、レイス家は隠れていたとかは?逃げている、仮に逃げているのだとしたら、どう考えても獣の巨人側の勢力からなのでしょうか。








○覚醒したヒストリア



ていっ

というわけで拒否。巨人化することを拒否。思い出の中のユミルが止めてくれた・・・・と思ってます。胸を張れ!なーんて言ってましたが、ユミルもヒストリアも胸ないやんってーのは言ってはいけないのでしょうな。
いい人になりたいというクリスタではなく、自らの考えを持って動けるヒストリア。それはユミルが取り返してくれたものでしたね。ウトガルド城での攻防で、ヒストリアを助けてくれたユミル。ここを乗り切って、彼女を助けに行かなきゃならんばい!



変わりすぎな気もしますが

ちょっと予想と違ったのは、ヒストリアがエレンを元気づけたってことですかね。彼女なりのエールだと思ってます。まぁ、ちょっと変わりすぎな気もしますけど、あのアホの子・ヒストリアが大きくなったらこれくらいお転婆でも不思議ではないです。
この後、新リヴァイ班たちも追いかけてきてくれ、エレンを励ます・・・・あれは励ましてたってことでいいですか?まぁ、エレンに語りかけながらエレンの再起を促します。余談だけ挟んでおくと、ハンジさんとアルミンは大丈夫ですかね?この後、地下空間が崩落しますけど、先に逃げてくれてたらいいんだけど・・・・。
でもまぁ、変わることが悪いわけではないと思います。むしろ思いとどまってくれてありがとう!って言いたいですね。








○覚醒したパパトリア



超超大型?

散々変身することを躊躇していた?と思われるパパトリア。ついに観念してヒストリアに使おうとしていた薬を経口摂取します。・・・・えっ!?注射じゃなくていいの??とぶっちゃけ思ってしまいました。あの時、エレンも注射されずにすんだのか。でも、口から摂取すると副作用とかありそうで怖いですね。今回のパパトリア変身も超大型より大きい〜なんて言われてますし、元々そうなる薬だったのか、副作用的に超超大型になったのか気になります。
でもまぁ、ヒストリアに強い巨人だぞ!って薬をわたして、でかくなりすぎる(=地下空間が壊れる)薬をわたすだろうか?とちょっと悩むわけで。意外と副作用なんじゃないかな〜とか思ってます。あとはパパトリアの巨人に自我があるかどうか。某7つの玉を集める作品じゃないですけど、大きくなって暴れまわるってなると大変ですしねぇ。まぁ、気円斬使えばいいか←


ちょい余談。
パトリアとオジトリアって髪の色が違うんですね。ソフトリア(←祖父、もうヤケクソで言ってる)がオジトリアと同じ髪の色をしていたので、例えばソボトリア(祖母)の髪の色が黒色なのかな〜とか思いました。そう思ってパパトリアを見ていたら、髪の色とか瞳の形とか意外とエレンに似てるかな〜とか思ったり。実はグリシャはレイス家の血筋だったりとかしませんかね?エレンも実は神の力を操れるとかないですかね???
そうじゃないと、グリシャがレイス家を知っていた、襲った理由が見つからないというか。元々、レイス家のことを知ってたという可能性はないものかと思ってます。もうちょい言うと、巨人化のお薬とかレイス家経由なんじゃないかとか・・・・。








○エレンはどうなる?



自分を信じること

というわけで仲間たちに励まされたエレン。とある小瓶の中の薬を経口摂取することで何かに変身しようとします。ちなみに、その小瓶には「ヨロイ」「ブラウン」って書いてありました。ブラウン色の鎧なのかな〜って、・・・・ライナーのことじゃないか!!!
とまぁ、驚いてしまうわけで。この場合考えられるのは、ライナーのお家が元々ヨロイの巨人的な家系とか。それでレイス家とも一応繋がりがあったとか。そうなるとライナーはどんな経由で巨人化したのか、壁を壊したのか。気になるなぁ〜というか、ここに話が戻ってくるとは!!って感じです、はい。
もう少し悩みたいと思うところは、獣の巨人が村人を巨人化させたという話ですかね。薬の力で変身できるみたいなので、薬を経口摂取させたのだろうな〜というのは想像できます。↑にも書いてますが、副作用とかないのかは気になりますが。あと、薬ってもしかすると何かしらの体液なんじゃないの?とか思ってます。
というわけで、エレンがヨロイの薬で変身しようとします。何が生まれるのか、ヨロイを身にまとったエレンゲができるのでしょうか?そうなるとパワーアップぽくてかっこいいですね。ちょっと期待。あとはまぁ、旧リヴァイ班を助けれなかった、自分を信じ切れなかったあの時のエレンとは違うというのを見せつけてやってほしいと思います。とはいえ、パパトリアの巨人がどの程度すごいのかは気になるので、まずはそれを見てからですね!楽しみ。