会話の切れ目が縁の切れ目?「会話・第2巻」




ちょっと紙のほうを買い逃していますが、ダンジョン飯Kindle版が20%ほどお安くなってるようです。面白そうなので読んでみたいです。もうKindleで買おうかな・・・・。
参考:http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51469001.html






というわけで、今日はマガスペ作品の紹介〜。



ちぐはぐガールズ友情ショート

マガジンSPECIALは大好きな作品が多い、いや多かったと言うのが近いかもしれません。最近は好きな作品がよく終わることが多いな〜と思うわけで。もちろんマガスペは好きですけどね?まぁちょっと去年は2巻で終わるパターンが多かったなぁと思うわけですよ。やっぱりあれですかね?読者の作品に対する会話が少なかったのでしょうか。・・・・というわけで「会話」の紹介←超無理矢理
「会話」も昨年惜しまれつつ終わった作品ですが、作者のナラボン先生が“打ち切り”だと公言しているんですよねー。ここまで大っぴらに言うのもさすがだなぁと思いますが、ぜひ次もマガスペ・・・・といわず週マガあたりを狙ってほしいと思います。とはいえ、打ち切りというには勿体無いな〜と思う作品だったと個人的には思います。やっぱりギャグって重要ですよ、ギャグ!!


ドラゴンも出ます

「会話」は、天井ちよ子(通称チョコ)大石もなかという二人の女子高生が会話するという作品です。あわせてチョコモナカといったコンビですが、黒ロンなもなかの無茶苦茶なボケに、チョコの一生懸命なツッコミが光るショートギャグになってます。
チョコはかなりポンコツです。もなかが天才で、チョコを小馬鹿にするような展開が多い中、なぜかドラゴンが出る始末。まぁ1巻ではサンタが虐殺したりしてたので多少はね?なお、東大を目指したチョコが塾に行き、街に突如現れたカオスダーク放射能ドラゴンと塾の先生が戦うというお話でした。はい、意味がわかりませんねw ダンジョン飯ではありませんが、ドラゴン肉とか美味しいのだろうか。


池田という彼氏

さて、そもそもの話ですが、この作品の根幹は“恋愛”なんですよ。サッカー部の池田くんが好きだと言うチョコのために、もなかが一肌脱いでめちゃくちゃにするという物語。一応、二人ともサッカー部のマネージャーですが、サッカー描写が少ないのもこの作品の特徴でしょうか。数少ないサッカー描写もヤバかったですが(1巻参照)。
で、1巻では池田くん好き好き言ってたチョコが、本当に池田くんと付き合うことになります。ただし池田はクズ。デートには遅刻、金はチョコに出させる、チョコと付き合った理由もたいしたことなかったですし。もなかは心配してますが、当の本人は・・・・






浮かれモード

うぜぇ・・・・
これですよ。
チョコはかなりのちょーしこきです。作者に何か恨みを買ったのではないかと思うほどに残念設定になってます。近年稀に見る残念女子高生です。中途半端な知能に、非常に残念な運勢、それでいて調子に乗るとウザいという・・・・。これがヒロインなのか。すげーな・・・・。


週マガ編集長と

一方、もなかは週マガの編○長と寝たりしてますからね(週マガ出張版にて)。これ怒られなかったのかな・・・・?









二人の将来

女子高生として紆余曲折あった二人ですが、最終回では素敵な将来を迎えています。もなかは東大に入り、卒業後、ブランドを立ち上げLAで暮らしているそうな。チョコは二浪してしょぼい大学に入り、しょぼい会社の契約社員として勤務するという未来が待っています。・・・・いや、やっぱり作者のナラボン先生、チョコの嫌いでしょwwwww差がありすぎるwww
最終回はそんな二人の格差を見守るお話になっており、どうしようもないオチを迎えることになってます。最終話タイトルが「おしマイケル」なあたりで察してください。マジでおしマイケルです。そのあたりは読んでもらえればと思います。しょーもないと思うかどうかは人それぞれです。俺は好きでしたが。





講談社を楽しく読む呪いにかかっている人間から言わせてもらうと、最近のマガジンはギャグがもっと増えるといいな〜と思ってます。特にマガスペにはギャグがあってほしいなと思いますよ。あまり漫画家さんのことはよくわかってませんが、こういうのってセンスなのだろうと思いますし、育てるというのも大変なんだろうなと思います。逆に長くやるってのも大変ですが。冒頭でも言ってますが、次回作を期待してます。S英社とかに行かないでくださいね(切実)。
ナラボン先生と講談社の縁が切れませんよーに。