小林がつらい町「阿部のいる町・第1巻」
阿部中心の町
タイトルがまんま「君のいる町」のパ○リじゃないか！！と連載当初から思っていましたが、ついに「阿部のいる町」の1巻がついに出ました。間違えて買う人とかいないのでしょうか？（←多分いない）
本家君町並に主人公がモテモテです。いや、モテモテ度だけでいえば君町ですら霞むほどにすごいです。逆に君町とは違い、主人公がかなり女性に対して興味ないわけですが。
これが阿部だ！
阿部とはイケメンであり、イケメンとは阿部である。ここは阿部のいる町―。
学校中、町中の女性が阿部に夢中です。全て、本当に全ての女性が、です。仮にテレビやネットで阿部が取り上げられたら大変なことになるであろうことは容易に想像できます。ただし、中身は重度のオタクなんですが・・・・。
あと、彼の親友である小林が痛い目をみることばかりです。しかも、阿部が小林に懐いている？こともあって、横には基本的に小林。だからこそ邪魔者扱いされますし、小林にとってはつらい状況ばかりです。まぁ、全ての女の子が周囲にワラワラ集まってくるのだと考えればありがたい話とも考えられるでしょうか。
小林と阿部のその昔
小さい頃は阿部がブサイク、親友の小林がそこそこでした。高校生になったらいつの間にか、阿部が超イケメンへと変貌。親友・小林も最初は阿部だと認識できなかったほどです。そこから小林の転落人生が始まるわけですが・・・・ｗ
ところで、阿部と小林って巨人（ジャイアンツ）を思い出しますね。もしかして君町だけでなく「進撃の巨人」を意識したか！？・・・・とか言ってみる。ただ、ジャイアンツの阿部と小林だとキャラ的に逆ですけどね。
阿部専用列車
でまぁ、昔はブサイクでしたが、今では「専用電車」が出るほど。遅刻しそうになる阿部のため、線路内に入ってまで女子たちが電車を止めたり。阿部を女子から守るために機動隊が出動もします。この荒唐無稽さが面白いです。んなわけねーｗ・・・・けど、阿部なら、阿部ならありえそう(ｷｭﾝ)ってなる不思議。
阿部 is GOD
イケメン最強である。
ただまぁ、女性陣がすごすぎるってのもあるんですけどね。特に妄想がやばいです。妄想だけならすでに阿部くんはエロ漫画もビックリな状況になってます。クラスの地味な女の子、幼女、３０超えの女教師、ヤンキー、人妻、もうなんでも来てくださいって感じです。ただ、残念ながら阿部は二次元にしか興味が無い（という設定な）ため、エロい展開へは発展しません。あ、女性陣の妄想の中では別ですよ？まぁエロいので確認してみてください。
パンチラもあるよ
女性の欲望とは怖いもので。阿部のためならどんな状況になろうが知ったこっちゃないわけですよ。いつも隣にいる小林としては、このあたり役得とも言えますが。一方、こういう状況だろうと三次元の女性に興味を示さない阿部という男も相当なもんです。本当に、本当に、阿部は女性に興味ないんですよねぇ・・・・。逆に怖いよ阿部。
1巻だけだと、この阿部だけがすごい！！第1位！という状況ですが、周囲の男性陣もキャラが強烈で面白いです（小林は別）。特に漫研の部長はお気に入り。阿部とオタクトークを繰り広げ、ニャンダム（ネコ＋ガンダム）と呼ばれる作品で共鳴しあっています。あとは部長の君町語りがすんごい好き。いや、作中で君町出てくるんですよ。コピーライトマークまでつけて。あとはキルラキル（こちらもコピーライトマークあり）も語っていたりもします。某ゲーム漫画と違って許可とってあるとは思いますが、多分原作の宮島先生がキルラキル好きだったのかな？と思ってみたり。
随所にオタネタを挟んだり、阿部のオタ趣味以外への無機質な反応を楽しむ作品だと思います。なお、作画の井上菜摘先生ですが、AKB49の宮島先生の元アシさんだったりするのかな？と思ったり。線と絵が似てる気がしますが・・・・。仮にそうであるならばAKB49のえちぃ絵が回り回って見れてると言っても過言ではない（過言
今後、例えば阿部クラスの男が出てくる展開とか面白そうですね。あと、阿部の過去が明るみに出たら〜とかも面白そうです。まぁ、あの女子たちを考えると、今の顔がよければなんでもいい！って言いそうですけどね。とはいえ、阿部って本当にアホですし、運動神経がすごい良いわけでもない、顔が良いってだけなんですよね。個人的には顔の良い奴は消滅しろ！とか思っているんですけど、でもなんか素朴な阿部は少し許せるかなって思っちゃいます。オタクに悪いやつなんていませんし、うんうん。
阿部はいいやつですよ、いいやｔ・・・・・
マガジンを毎週読んでない
こいつは敵だあああああああ！！！
月曜日はヤンマガ、隔週火曜はイブニング、水曜日は週マガ、木曜日はモーニング読めよ！月初に月マガ、ヤンマガサード、別マガ！月中にマガスペ、月刊ヤンマガ、モーツー！月末にアフタ、シリウス！読めよ！全部読めよ、阿部！！！講談社だろ！！イケメン許すまじ。
余談ですが、別マガ巻末の宮島先生が原作で週マガにくるとは思いませんでした。出世しましたねぇ（しみじみ）。週マガのF川編集と宮島先生は、雑誌でも写真が出てくるフリー素材になってます（半分ウソ）。宮島先生は押見先生や諫山先生とも別マガで仲良くやっているのを見かけますし、瀬尾先生のしぶしぶタイトル了承な〜んてネタもやってたり、愛されキャラっぽいですな。世渡り上手とも言えるかもしれませんけど。ただ、別マガ巻末を見ていた時から、なかなかネタは面白そうだと思っていたので満足です。天才、ついに動いたか・・・・って感じです。今度は宮島先生の絵で週マガに来れるといいですね。
