ネコに笹かまです(意味:かわいい)「ねこのこはな・第2巻」



こはな「おしごとおわりましたか〜?」

おわらない・・・・。
おわらないんだよ、
残業がおわらないんだよ。
(31歳、サラリーマン)




日本一笹かまなネコ。

月刊モーニング・ツー(以下モーツー)で連載中の「ねこのこはな」が良いです。超良いです。何が良いって、疲れきった俺の心を癒してくれます。家に一匹ほしい。本気でほしい。どこ?どこに売ってるの???(こはなは拾われたっぽいです
いきなり話はそれますが、モーツーが面白いんですよね。針が振りきれたような作品が多いです。エッチなのが大好きなので「あそびあい」とかいいですよね〜とか思ってます。ALL OUT!!は久しぶりに感じる泥臭い熱血スポコンだな〜とか、ツナミノユウ先生がやってきた!!(作品名「蟬丸残日録」)嬉しい!!とか思ってます。オススメ雑誌ですよ!!


さて、話は戻って「ねこのこはな」です。癒やしです。とてつもない癒やしです。





ローリングな土下座

こっちが土下座したいくらい癒される。
疲れた心を癒してくれる最上のネコ・こはな。まだまだ無名な新人SF作家・あっちゃんの家に住む二足歩行のネコです。この物語は、可愛いこはなとその他大勢が、あっちゃんの創作活動を邪魔しつつ(?)、癒しつつなお話となっています。


その他大勢の一例

クマじゃねーか!!!


飼い主(?)の某国のお姫様曰く「クマではなくクマル」だそうです。いや、クマだけど。名前とか聞いてないですけど。というか、ネコは擬人化されててクマはされないの??不思議だ、かなり不思議だ。なお、このクマ・・・・もといクマルは料理もできる万能お手伝いさんキャラです。お姫様であれば言葉も理解できるようですけど、警察とか動かないのかな・・・・。



変な人の一例

こはなは可愛い。クマルはクマ。じゃあ人間はマトモかといえばそうでもないのが、この作品の特徴。まともな人はいません。例えば、あっちゃんが住むアパートの管理人さん。コスプレ好きであり、何をしだすか不明な女性。あっちゃんにメシを作らせるプロでもあります。一巻時点ではとても大好きなキャラだったのですが・・・・まさか既婚者だとは。旦那さんも相当アレでしたが、読んで確認してください。合言葉は“謎のマグロ漁師”です(バレバレ
管理人さんに関しては、巻末おまけで色々とコスプレを披露してくれているページがあって、かなりオススメ特典となっています。というか、某土曜朝10時のプ○パ○のキャラコスがとてもいいですぷりっ!




とにかくもう、作者の藤沢カミヤ先生の描く女の子、動物、全てが可愛い。これで2巻に小学3年生の楓ちゃんも登場してくれたら文句なしだったんですけどね。2巻で人妻であることが発覚した管理人さんの登場率がかなり高い(コスプレという楽しみがあるので満足してますが
さて、個人的には「きのこいぬ」という作品と同等以上に癒やされているんですが、その中心はやはりこはなとなるわけです。ネコらしい行動、ネコらしいおねだり、単純なことで喜び、二頭身な体躯がとにかく可愛くて癒されます。なにより丁寧語で話すところが、疲れきった心をわしづかみです



で、そんなこはなに重大な事件が発生します。



夏毛になりました

は、半袖になってるー!?
気が付いたでしょうか。こはなは、夏毛になると服装が半袖になります。えっ、毛って何?表紙を見てもらえばわかると思いますけど、元々は長袖だ・・・・というか、ネコに半袖とか長袖ってなんだよ!!



この世界は謎が多い・・・・。読者がツッコミたくなる要素満載、それでいて癒される不思議なネコ漫画。それでいて動物の毛って何なのだろうと哲学的に悩んでしまう漫画。社畜さんにもオススメの楽しい作品です。