井森さんは永遠に女子高生(仮)「イモリ201・第5巻」



私、井森マキは、女子高生を引退します。

月刊ヤンマガで連載していた「イモリ201」の最終巻が出ました。毎回表紙いいな〜と思ってましたが、最終巻もとても素晴らしい。何が素晴らしいって、このアングルですよ!女子高生をこう・・・・下から見上げる状況。すばら!すばらですよ!!問題があるとすれば、この女子高生が偽物だということでしょうか。
ヒロインの井森マキは女子高生風の女性です(ちなみにニートだ!)。20歳を超えているのでお酒もOK!女子高生の格好もO・・・・K・・?そういや女子高生の格好をしたお爺さんがリアルにいましたっけ。それと同じ(?)で、常時女子高生なのが井森さんです。
そんな井森さんが女子高生を引退する(卒業ではない)?そんな最終巻でした。


受験物語です

表紙がやたらとピンクなのは、桜をイメージしたから。桜ということは入学の季節。その前には卒業の季節。さらにその前には・・・・受験!!ちょうど受験シーズンですね。作中、大雪で主人公が受験に間に合わなくなりそうになるという、まるで現実世界を予言していたかのような展開もあったりします(本当に偶然です、嫌な予言でしたねw)。
そもそもこの作品は、主人公の浪人野郎・川島が頑張って大学に入ろうとする物語です。5巻の時点で2浪してます。さすがに3浪は・・・・という状況ですが、お隣に住む井森さんがあの手この手で誘惑してくるため、なかなか勉強が捗らない。そんなお話になっています。まぁ、井森さん自身は応援しているつもりなんですけどね。


女子高生のままで

井森さんは女子高生が大好き。大好きすぎて、いい年してるのにも関わらず、私服が女子高生の格好になってます。あと、たまにスク水着てます。
川島は女子高生が大好き。なんやかんやで井森さんのことを好きになりますが、井森さんが好きなのか、女子高生が好きなのか悩むレベル。


存在が謎である

ち、痴女だー(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
そんな二人でアパートお隣さん物語をやるのが「イモリ201」という作品になります。まぁ、井森さんは公道をスク水で歩けるほどアレなのですが、他の女性キャラも相当アレだったりします。
主人公が女子高生大好き浪人。ヒロインが女子高生コスプレ酒乱。麻雀大好き貧乳府警。レズ巨乳。SM風紀委員長。淫乱ド巨乳処女教師。ネトゲ廃人コスプレイヤー。貧乳団子。アホメガネ。・・・・まだいるけど、十分酷いな(褒めてます


貧乳フェチの話題

最終巻はやたらと裸が多かった気がします(毎回多かったかな?)。というのも、川島の合格祝いを兼ねて温泉旅行に行ったため。なお、川島は合格したようなしていないような状況の模様。そのあたりは買って読もう!
まぁ、そんな温泉回でとても気になったのが貧乳談義です。この作品は巨乳か貧乳(もしくはロリ)ばかりしかいません。男性キャラは2人いて、その他10人くらいは女性キャラですからね。意外と?貧乳巨乳論議が盛んな作品でもありました。だからこそ貧乳同士の意見というのが面白かったです。貧乳カテゴリの中でも貧乳を求めるのか、大きめを選ぶのか。悩みますよね(←取り上げたものの作中で重要な話題では決してない。ただの俺の興味の対象というだけです。


愉快な仲間たちと、愉快な受験戦争と、愉快な肌たちの作品でしたね。ただ、極論から言ってしまえば・・・・






大学には女子高生がいない

そりゃそうだろうね!大学には女子高生がいない。シンプル且つ重要な議論です。俺も大学に行ってから気付きましたけど、大学には女子高生いないんだよね。はあ・・・・。ただ、忘れてはいけない。この作品には永遠女子高生がいることを・・・・。
はてさて、川島は女性たちの誘惑に負けず、大学に受かったのでしょうか。恋してしまった女子高生風ニートの井森さんとの恋はどうなったのでしょうか。まぁ、重要なのは川島が女子高生好きで、井森さんは永遠に女子高生だということ。




永遠に女子高生とプレイ

二人とも20歳以上ですから!
あえて女子高生のアングルに拘る川島かっこいいなー(棒)。本物の女子高生ではない女性との恋愛物語。ゆっくりと考えた結果、女子高生フェチ同士の恋愛作品だったなこれ・・・・。
さて、川島に春は来たのかどうか。受験も恋も成功しているといいですねぇ。まぁ、酷い告白が見れて面白かったです。結果は言わずもがなといったところで。あとは後日談も色々と酷かったです。今井先生って麻雀するのかなー?


3年で5巻完結。お疲れ様でした。女子高生をテーマにした女子高生じゃない物語。これだけで面白すぎだったのですが、他キャラがぶっ飛び始めてから方向性が面白かったです。最終話、落ち着くところに落ち着いたなあと思います。今井先生は次に何を描くのでしょう。また講談社だといいな〜。女子高生が好きな人、オススメです。