男同士を見ているだけで幸せな美少女の苦難「私がモテてどうすんだ・第2巻」



進撃の巨人とのコラボ

進撃の巨人ほっかほっか亭がコラボするそうです。
いや〜・・・・節操ないよねw何でもかんでも進撃進撃って。もちろん人気があるのは分かるんですよ。進撃をつければ売れるだろうってのも分かるんですよ。さすがに今回のコラボは無理あるでしょうよ。まぁ、買うんだけどさ(←



・・・・とか思っていたら、講談社内でもコラボしているじゃありませんか。



イケメンが進撃コス(ドン)




ぎゃあああああああああ

読んでてリアルに吹いちゃいましたよ。こんなところにまで進撃あるのかと・・・・。ちなみに別フレ私がモテてどうすんだでの一幕です。女性陣が盛り上がっていますが、イケメンがこの手の格好をするだけで基本テンションMAXですからね。




私モテという名の奇跡

この作品がすごく面白い(断言)!!!1巻の時からとても面白かったのですが、2巻では進撃を迎えるとはつゆ知らず。大いに楽しませてもらいましたw 帯にも書かれていますが、2巻では腐女子がリアル乙女ゲーをやっているようなお話になっています。
腐女子を描いた作品であるため、男オタクにとって全てに共感できるわけではありません。ただ、リア充世界の中のオタク文化という観点で非常に面白いのです。とりあえず、主人公がめっちゃ可愛い・・・・んですけども。


主人公は美少女

主人公・芹沼花依は美少女です。艶やかな黒髪、大きな瞳、ぷるんとした唇、豊満な胸、細いウェスト。それでいて慎ましい性格をした美少女。もちろん学校のイケメンたちから言い寄られる毎日。





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元々はこんな感じ

しかし、彼女はもっと大きかったのです。お世辞にも美少女とは言えない彼女は、自分の好きな二次元キャラが死んだ日に劇的に痩せてしまいました。彼女は・・・腐女子の芹沼は、キャラを愛しすぎたために美少女へと変化しました。
そんなことあり得るんだろうか・・・・。








イケメンたちがイチャイチャ


腐女子ですので


これが本性でござる。
というわけで、冒頭の進撃コラボは主人公・芹沼によるものです。学園祭のクラスの出し物がコスプレ喫茶(もちろん提案は芹沼)なので、あんなことになっています。なお、右側のコスプレは芹沼が痩せる原因となったシオンというキャラクターのコスプレです。コスプレをやっている七島くんはシオンにソックリらしいですぞお!
美少女にはなったのですが、そもそも彼女は腐女子三次元は見ているだけで満足と言い切る・・・・のですが、その美貌がリアルからの干渉を食い止めることができません。そういう意味で私がモテてどうすんだというタイトルなわけです。





リアルからの過干渉・その1




リアルからの過干渉・その2


イ、イケメンだからって何をやってもいいわけじゃないぞ!
“普通”の恋愛漫画であればご褒美なんですけどね。美少女にイケメンがアプローチ。少女漫画ならここから色んな展開があるわけですよ。ドロドロになるかも?好きな人とのすれ違い?昔の恋、新しい恋。色々あるわけじゃないですか。
しかし、この作品は一味違います。なんせ一筋縄ではいかないオタクですからね。しかも自らの立ち位置(物陰からひっそりと)を理解し、三次元がイチャイチャしているだけでご褒美なわけですよ。平民を貴族の戯れにいきなり放り込むようなものです。


リアルなんてクソゲーだ!

オタクにとってリアルは敵だ!
泣きます。芹沼は泣きました。リアルのイケメンたちからアプローチされた結果、泣きました。何故ならそんなことを望んでいなかったから。乙女ゲームみたいな展開を望んでいないから。基本的に三次元で乙女ゲームなんてノーセンキューなわけです。立場をわきまえたオタクだからね。キャパ超えちゃうよね。(まぁ、芹沼が男の場合はまた違った反応になるでしょうけど。)


決意は固い!

もちろんコミケにも行くそうですよ。というか、イケメンたちを連れて行ってます(行きたいと言った)。その上で2人ペアで買い物をさせるという、イケメンたちにとって、サークル参加側にとって、ご褒美なのか罰なのか・・・・。なお、BLゾーンを絨毯爆撃させてます。
ここまで来ると、擬態(オタク趣味を隠す)しろよ!と思うかもしれませんが、そもそも彼女はずっとひた隠しにしていたんです。しかし、イケメンズが彼女の正体をどうしても知りたいと第1巻でバラすことになってます。それでも芹沼がいいと言うイケメンたち。幻滅することなく、それを許容した・・・・んですけど、逆にその状況を許容しきれない芹沼wwww 
イケメンでも美少女でもないので彼らの気持ちはわかりませんが、状況はとにかく面白い。見た目はイケメンと美少女のお戯れなのに、中身は一般人とオタクとのすれ違いばかり。あと、事あるごとにイケメンたちが2組ずつペアになって芹沼を喜ばせるイベントが発生するのも面白い。そのあたりは、作者のぢゅん子先生のやりたい放題なのが垣間見えます。




2巻ラスト、コミケ終盤で出てきたコスプレイヤーさんが3巻から大活躍するらしいです。なお、当然のことながら読んでいて吹いちゃった模様(そっち来たか―という感じ)。イケメンたちと腐女子の関係の中に、レイヤーさんが入ってくる。どうなることやら・・・・。
試し読み→http://kc.kodansha.co.jp/product/top.php/1234646090
まぁ、1話目を読んでみることをオススメします。度肝を抜かれますよ。オススメ!!