学園のマドンナと合法的にキスするたった一つの冴えたやり方「しー・おー・ちゅー・第1巻」



いっぱい満足!

やっぱりね、あれよ。いかに健全でエロいかってのは重要ですよ。そういう意味では、ここ最近の月刊少年ライバルには目を見張るものがあります。
その道を切り開いたのが桃の魔術師でしょうか。たけだけだけはド直球で素晴らしいですね。がをられも健全側ではありますが、時折ある健やかえちぃ感じが大好きです。
今、月刊少年ライバルが熱い(ただし、数カ月後に休刊しますが・・・


くちびるだけはイケナイこと?

というわけで、ここ最近のライバルは楽しいですね。そんなライバルにあって、最も健全エロのバランスに優れた作品が「しー・おー・ちゅー」だと思います。初めて読んだ時、絵柄がライバルっぽくない!珍しい!と思ったりもしましたが、個人的にこれはこれでアリという結論に達しました。いや〜面白いのよね、これが。



・・・・ちゅーしたくなる漫画です。






ヒロインの判府さん

主人公・久澄大気(身長154cm)は学園のアイドルに恋をしています。判府シイヲという名前の彼女、転校生となりますが、ルックスよし、勉強よし、スポーツも万能というパーフェクトガール。・・・・ですが、そのアイドルは一筋縄ではいきません。
というのも、判府さんは非常にクール。誰とも喋らない上に、色んなものをシャットアウトします。もちろん学校中のイケメンが群がりますが、完全にお断り。鋭い目つきでお断り。ウワサでは30秒と話せた人間もいないとのこと・・・・。

そんなわけで、学校でも冴えてない筆頭の主人公が相手をしてもらえるわけもなく。しかし、主人公の久澄くんは判府さんを泣かせてしまいます。感情の起伏がなく、何をしてもクールな判府さんが泣きます。




だって・・・・








ちゅーしちゃったからね

実はこの人工呼吸前に教室の前で“ぶつかりちゅー”をしています。その後、急に倒れた判府さんを人工呼吸する久澄くん。
まぁ、しょうがないですよね。相手泣いちゃいましたけど、しょうがないですよね。うんうん、しょうがないよね。・・・・泣いてるけど。


寂しくても・・・

ただし、判府さんの涙のわけはちょっと違います。
決して無理矢理・・・ということに対して泣いていたわけではありません。そもそも彼女は吸血鬼の末裔だったらしいです。いや、この世界では吸血鬼ではなく、“吸素鬼”と呼ばれる存在とのこと。普通の吸血鬼は血を求める。そして、吸素鬼は・・・・CO2(二酸化炭素)を求めます。
どうやらその吸素鬼の能力は久澄くんのちゅーで目覚め(初CO2)、判府さんは常に久澄くんのCO2が必要となる身体となってしまったわけです。



CO2を求める判府さん

そもそも彼女が誰とも喋らなかったのは、吸素鬼の能力を開眼させたくなかったから。そして、吸素鬼となった彼女は常にCO2不足に苛まれます。尚更、喋ることができなくなります・・・・が、そうもいかないあたりが漫画として面白いところですよね。
なお、(久澄くんの)CO2が足りなくなると暴走します。あれです、エヴァの暴走モードみたいな感じです。そして暴走し、久澄くんを襲いはじめます。





・・・・え?判府さんのCO2が足りなくなった?
どーぞどーぞ。存分にCO2の供給をしてもらってください。








もっと出して(※CO2の話です)






直接出して(※CO2の話です)





もっと奥まで(※CO2の話です)


素晴らしい!!!
学校イチの美少女が自分にちゅーしてくるという展開。通常モードでの恥じらいある表情もいいですが、暴走中のちゅーしたくてたまらへんという表情もイイです。なお、いつCO2不足になるか分からないため、同棲することになったという展開もオジサン的には○です。いいよね同棲展開。







久澄くんはちゅーをする

彼女が泣いたのは、ずっと誰にも迷惑をかけないよう孤独でいようと思っていたから。そんな本心に触れた久澄くんは彼女のことがもっと好きになった(はず)。だからこそ、久澄くんは判府さんを大切にしなければならない義務があると思うのです。どんどんちゅーしてあげてほしいね。羨ましい。そして、忌々しい。
作品的に、判府さんがオプンハートしていく展開や慣れない人付き合いにドギマギする姿もグッド。まぁそれ以上に、ちゅーを求めてさまよう姿がエロくて最高です。ライバル終われどちゅーは終わらず。というか、久澄くんもよくちゅー以上のことをしないなぁと感心するばかりです。今は生きるためのちゅーですが、これが恋するちゅーになったら爆発力凄そうだなと今から楽しみだったりします。オススメ!!