漫画雑誌や単行本は増税後にどうなるのか問題



これは裏表紙

ここに早売りの別冊少年マガジンがあります。友人が買ってきてくれました。こういうのは滅多に手に入れない、というか人生のほとんどで発売数日遅れな地域に住んでいた自分にとっては珍しいことです。さすがは関東・・・・と言いたいところですが、まあ偶然手に入れたものなので、やはり珍しいことだと言えるでしょう。積極的に手に入れようと思えば出来るようですけどね。というか・・・・どこで手に入れたんだろうね。
さて、よくネットで見かける早売りネタバレ情報をやろうってわけではありません。そういうのって良くないことだと思いますし、ネタバレ食らったりするとショックですしね(←ネタバレ人生野郎の恨み節)。今回はそんな早売り別マガを見て面白かった部分についてのお話。


少し値段表記を拡大します。






3/31まで定価500円(本体476円)
4/1から定価514円(本体476円)

まさかの分割表記。というか、こんな表記方法もあるんですね。3月号と言いつつ、実は2月発売なのでちょっと気が早いような気もしますけど、4月の増税(5%→8%)に向けての準備のようです。ちなみに本体価格を変えようがないので、476円の5%で500円、8%で514円です。まぁ、当然ですね。
単行本については、既に税抜き表記が浸透しています。そのため、いくら税金が上がろうとも無問題です。逆に雑誌さんは税込み(=定価)を書くのが通例のようなので、今回の別マガのようになっているのでしょうね。


・・・・で、ここで気になるのが、お値段は今後いかほどになるのか〜ということでしょう。確かに3/31までに発売する作品については、雑誌であれば同時表記、単行本であれば税抜き表記のみとすればいいわけです。しかし、実際に税込みのお値段はキリのいい数字が算出されています。単行本だと、本体429円(税抜)という表記ですが・・・5%を足すと450円。雑誌は↑にも示しましたが、本体476円で定価が500円となるわけです。
めんどくさい話ですが、3/31までに出ている単行本はこれから定価450円から定価463円となります。雑誌が月をまたいでいれば、別マガの例だと定価500円が514円として売られます。いやしかし、実際にそんな中途半端な値段なわけがありません。少しやさしく設定すると、単行本の本体426円で定価460円あたりでしょうか。本体417円で定価450円は難しいかな??年々漫画の値段も上がってますし、雑誌社の色々な事情もあるでしょう。漫画の普及を考えれば安いほうが助かるでしょうけどね。





まぁ、講談社作品なら値段が上がろうとも買い続けるんですけどね・・・・。
そうそう。ちょっと面白そうだったので、某班長に聞いてみました。なお、まだ答えられないとのことでした。さてさていくらになるのやら。