笑いのハイスコアガールズ「会話・第1巻」
こんな関係ちょっとうらやましい。
※恋はロースコアです
マガジンSPECIALでひっそりと絶賛連載中の「会話」という作品があります。読者人気があるのかないのかは不明ながら、関係者の人気はかなり高い・・・かもしれない。人気は不明確、だけど面白さは読んだ人皆が保証してくれるでしょう。
自由、これこそまさに自由。漫画の自由がここにあります。女の子がただ会話するという作品なのに不思議と面白い。週刊少年ガールやお憑かれさんと共に、今ではマガスペに欠かせないマガスペ産ギャグ作品になっています。なお、帯文によれば「けっこう話題な連載作」とのことです。
↓でちょっと読めるので、まずはどうぞ〜。
第1話:http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000006491
ニコニコ静止画:http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg75410?track=ct_episode
・・・つまり、総合するとこんな作品です。
会話ってこんな作品です
|\ /| |\\ //| : ,> `´ ̄`´ < ′ . V V . i{ ● ● }i 八 、_,_, 八 わけがわからないよ . / 个 . _ _ . 个 ', _/ il ,' '. li ',__
クリスマスプレゼントにガトリングガンを願った結果がこれだそうです。まぁ、そんな作品です。
・・・・。
さて、この作品は二人の女子高生が会話をするというだけのお話。ただし、漫才のような掛け合いをしている作品。
チョコともなか
恋する女子高生・天井ちよ子(通称チョコ)と謎の美少女・大石もなか(通称もなか)の二人組。もなかがチョコの恋心を知り、応援し・・・てるかしてないかは不明なまま、サッカー部のマネージャーをします。もちろんそれはチョコの好きな人がサッカー部員だから・・・。
甘いチョコと美味しいモナカ。ふざけた名前ですが、まぁやってることもふざけてますwww 主にもなかがボケ、チョコがツッコミという役割のようで・・・。
もなかのボケ
とにかくもう何をしでかすのか分からない感が突き抜けてます。何度も言いますが、たった二人で話すだけなのです。だからこそボケが重要なわけですよ。やること無謀、言うこと適当。全てが行き当たりばったり。なのに常に訳知り顔でいます。それが大石もなかという少女。面白いことを言うというよりも、シュールだなと言えるでしょう。
また、それに呼応するかのように作中の設定が謎めきます。一番驚いたのは、サッカーのマネージャーになることを決めた次のお話でブラジルに行ったことでしょうか。唐突にブラジルに行き、サッカーを見に行ったはずなのにサンバを踊って終わり!なんやそれ・・・。あと、先のガトリングサンタなんてのも良い例ですね。そうそう、空を飛び始めた時はどうなることかと思いましたよ。
つまりは何でもアリ。この作品は何でもアリ。もなかがやりたいなと思ったら世界が勝手に設定をうまいことなんやかんやしてくれる。会話という作品、言い換えればもなか☆マギカなんですよ!!!※嘘です
巻き込まれるチョコ
一方、本当の主人公であると思われる天井ちよ子。彼女はいつも巻き込まれる側になります。まさに天才、巻き込まれる天才。チョコの恋をもなかが応援するという名目上でなんやかんやされます。時にはかわいそうと思うことが多いのですが・・・。いつかもなかによって殺されるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ていますが、チョコもチョコだなと思うことが多々あるので仕方がないのかもしれません。
でもまぁ、二人ともいい漫才をしてます。個人的には全盛期の爆笑問題を彷彿とさせます。あっ、別にどの漫才師でもいいですよ(適当
でまぁ、本当はサッカーという部分がこの作品にはあるわけですよ。何故なら彼女たちはサッカー部のマネージャーだから!(←途中で書きました。覚えていますか?)
作者ですら設定忘れてるんじゃないか?と思うくらいに読者も忘れてます。何故ならサッカー描写がないから。基本的に二人が会話するところしか出てきませんからね。まぁ、練習や試合を見守るシーン等はあるんですが・・・。如何せんサッカー描写が少ない。
かろうじて
これでも探してきた方なんですが!(憤慨)
本当にサッカーのマネージャーやってんのか・・・・?そもそもサッカーする気ないなという点、サッカーの試合では何か酸的なものをぶっかけられた選手(炎のストライカー水野)が出てきてます。まぁ、これ以外ほぼサッカー関係ないところばかりだからね。楽しい漫画だね^^
俺からアドバイスできるとしたら、サッカーは期待しなくていいです。というか恋愛パートですら期待しなくていいです。・・・あれ、恋の応援がメインじゃなかったっけ?まぁ、いいや。
そんなわけで、ただ話すとはいっても不思議な展開満載な作品です。なお、彼女たちはヒロインではありません。これ重要です。本当のヒロインは
後輩のちえりちゃん
ちえりちゃんペロペロ(^ω^)
ちえりちゃん可愛いなぁ。全然出てこないけど。もっと出してよ!!!(憤慨2回目)
とりあえず一読オススメします。講談社では珍しいタイプの作品だと思います。作者のナラボン先生は途中でヤ○ジャンに浮気していましたが、ずっと講談社にいたいとか思ってるに違いない。ジャンプが一番面白いとか言ってたけど、ずっと講談社にいたいと思ってるはず。多分だけど・・・。
ちなみに2巻は一年後のようです。どんだけ待たせるつもりなんだろう(笑)。最初からセンスの光る作品でした。連載から1年以上経ってますが、最近は絵も安定してきてキャラの可愛らしさが十分に出てきてます。あとは全体絵かな、あはははは。と・り・あ・え・ず、かなり面白い作品です。女の子だけで面白いというのはいいですねぇ。最高、本当に最高!作者のナラボン先生もいつかは週マガにも行けたらいいですね。オススメです。
会話、グッジョブ