倍返し・・・された!「進撃の巨人・第11巻」

○ちょっとした呟き
考察本を作ったせいか、11巻について書こう!という気が起きないわけですよ。いやまぁ、書いてるわけですけど!まぁ、書いてないままだと後々がめんどくさいだろうという理由で書いてます。とっても不順ですねw
それはそうと、進撃オフしたいよね〜という気がしてたりします。9月ないし10月に無駄話さんの進撃オフやろうかな?って言ったら集まるだろうか。せっかく東京に転勤してきたのに、そういう機会を持たないと勿体ないな〜とか思ってます。ついで(?)にアニメ終了お疲れ様の意味も兼ねて。まぁ、あくまでも願望です。








○進撃の考察本を夏コミで出していました



進撃大考察


感想とか↓↓↓


ステマではありません(多分)
どうも先月から今月にかけてバタバタしていたせいで、あまり宣伝できませんでした。買い逃した方もいらっしゃるかと思います。とりあえず、COMIC ZINさんと、とらのあなさんで取り扱ってもらいます。
アニメから漫画に入ってきた方、途中で読むのを止めていた方、ガチ読みしていない方、そんな方々にとって楽しめる本だと思っています。ええ、自画自賛しておきます。そこらの考察本には負けてない・・・かも。まぁ、なにはともあれよろしくお願いしまっす。一家に一冊、ついでに友人へのプレゼント等々。オススメでござんす。
ちなみに漫画ページも充実してますよー。


・・・まぁ、もっと早くから宣伝すべきだよね。
ちなみにCOMIC ZINさんの方ではすでにページもできており、販売されてた・・・のかな? http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=17462 一方、とらのあなさんには本当に申し訳ないことをしてしまいました。ふっつーに向こうからの連絡を見逃していました。物は送りましたので、こちらも取り扱いしてくれるはずです。とらのあなのスタッフさんごめんなさい。





さて、いつものごとく各話の感想・考察を載せておきますねー。今回は記事タイトルを適当につけている気が・・・するぞぅ。

43:
44:
45:
46:

11巻で46話ですよ。単純計算だと11巻×4話(1年に3冊)=44話なんですが、どこで増えてたんだろう。ただまぁ、そんなことよりも、もう連載が始まってから4年が経とうとしてるわけです。実際に雑誌の方では48話目が載っているので、来月には5年目突入です。長かったような短かったような・・・。ただ一つ言えるのは、濃い4年間でした。これからも楽しみで仕方がありません。





○2300万部突破ですってよ



表紙と裏表紙

帯に輝く“2300万部”という文字。多分、現在もっと刷ってるでしょう。3000万近くいってたりして??今年に入って何万分刷ってるんでしょうね。来年の税金とか大変そう。とか言ってたら、来年の方がもっと刷ったりしたら大変ですな。
少しアニメの話になりますが、2期連続でやって8巻くらいは使ったようです。つまり、またアニメ化するとしたら、仮に1期であれば12巻分は必要になりますね。12月には12巻が出るので、来年には1期だけならもう一度アニメ化が可能となります。また、次のアニメ化でも2期連続をやるとすれば、16巻まで出てないと厳しいはず。16巻は・・・再来年の4月。どのあたりが現実的なラインになるでしょうねぇ。個人的には進撃中あたりを間に噛ませるのでは?とか思ってたりしますが・・・。
それと、裏表紙ではかなりの人数が消えてしまいました。ずっといなかったマルコを除き、ライナー、ベルトルト、アニがいません。消えました。死んだから消えたというわけではないですが、人類の敵として消えてしまったのでしょう。まだまだ減る可能性もあるかもしれませんね。





○ライナーとベルトルトは人類の敵
10巻で出てきた衝撃の事実、ライナーは鎧の巨人、ベルトルトは超大型巨人。ずっと仲間だと思っていた人間が、実は人類崩壊の引き金となっていたわけです。エレンの母親が死んだのも、シガンシナが滅んだのも、マリア内の多くの人間が死んだのも、口減らしで人が人を死なせる結末になったのも・・・。全てライベルトが悪い。
そんなわけで、10巻ラストから調査兵団vsライベルトが始まっています。表紙ではエレンゲリオンと鎧の巨人が肉弾戦を始めていますね。いつも言っていますが、巨人同士の戦闘は迫力があって面白いです。特に知性持ちだと“格闘”という概念も出てくるので、ちょっと・・・楽しいですw



人類の仇そのもの

11巻の冒頭ウォール・ローゼでの戦いとなりますが、エレンゲvs鎧の巨人、超大型vs調査兵団となっています。パッと見ですが、まだエレンゲの方は大丈夫そうですけど、超大型との戦いはかなり厳しそうですね。あ、そもそも超大型が人と戦うということ自体、初めてなんですよね(鎧の巨人もですが・・・)。動作がゆっくりなイメージがあるので、意外といい勝負になってそうですよね(作中でも遅いと言われてますが)。なお、超大型は壁の上で半身のみの身体しかありません。変身って意外と応用がきくんですなあ。


パックンチョ

戦いの最中、超大型はとある二人を口の中に入れます。一人は謎の調査兵団員、もう一人は・・・ユミル。10巻でユミルとライベルトの因縁があることが描かれており、11巻の後半部へと繋がりますが、連れ去ることを目的に口に入れてます。女型もそうですが、知性持ちさんはとりあえず口に入れるのが好きですね〜。





○ライナーさんは頼りになったんだ



てめぇはこの世にいちゃいけねぇ

エレンゲと鎧の巨人の戦いはさすがに迫力がありましたね。エレンは104期生のナンバー2と言われる対人格闘術を駆使し、ライナーも隠していた(?)実力を遺憾なく発揮しています。特に、エレンはライナーが本気を隠していたことにマジギレしてます。世界をこんなことにした事に対してもマジギレしてます。当然っちゃ当然ですけどw
途中、ライナーに対しての回想が出てきてます。ライナーは本当に頼れる兄貴分だったようで・・・。104期生の中でもナンバー2。ミカサという人外を除けばナンバー1の評価を勝ち取った男なわけです。ライナーが頼れることは作中、何度も描かれてますが、エレンが言うほどですから相当だったのでしょう。まぁ、改めて言うわけでもないですけど、そんな頼れる兄貴が人類の敵だったなんて・・・誰も信じないでしょう。
一体、ライナーは何を考えてたんでしょうね・・・。


回想にて

ところで、エレンの回想途中にミカサとアニが戦う(直前の)場面が描かれていました。エレンがアニと対人格闘術の訓練をし、いつものごとく投げ飛ばされ、絞め技をきめられていました。一方的な展開に、ミカサさん(保護者)がキレたんでしょうね。どこのモンペだよ・・・と思いつつ、代わりにライナーを投げ飛ばしたミカサさん。その後、格闘術を学んだ巨人化能力を持つファイターと、猛獣ミカサの対決が・・・というところで回想終了。


うーん、どっちが勝ったんだろう。力と技の勝負。下馬評的にはミカサでしょうけど、ちょっと格闘技作品好きとしては技にも勝ってもらいたいという気も・・・。今後、この結果が描かれるといいですね。





○圧倒的肉弾戦!



本当は現代なんじゃないか?

まるで総合格闘技の試合を見ているようですね。なお、個人的には打撃戦の方が好きです。せっかくの巨人戦なので殴りあったほうがいいですよね(←ベイスターズジャイアンツの試合を言ってるわけではありません。ちなみにG党です)。しかしまぁ、巨人を投げ飛ばすなんてことをしたら、周囲も迷惑千万でしょうな。町中でなくて良かったです。ただそう考えると、戦隊ヒーローのロボット戦やウルトラマンの戦いって町に迷惑かけ過ぎですよね。


脚の装甲を外すことも可能です

11巻以降のすごいネタバレというわけではないですが、鎧の巨人は脚の装甲を外すと速く動けることが後々語られています。というか外せるんですね〜。脱着可能な鎧・・・。超便利じゃん!!!!!
あ、言ってしまえば全部外すことだって可能なんですよね。全部外したら・・・なんかすごい動きをしそうww 空ですら飛びそうw なーんて・・・まぁそんな冗談は置いといてですね、鎧の巨人って最強じゃないですか?スピードだけでもエレンゲと同等だと思われますし、装甲がすごすぎて人類側のうなじ攻撃も防ぎます。それでいてライナーの格闘術もなかなかのもの。強い(確信)。









○あっけない幕切れ
中の人(エレンとライナー)はほぼ同等の強さだったと思われます。巨人の扱いはライナーの方が上でしょう。鎧があるという利点もライナーの方が上。一つ上げるとすれば、エレンはアニから格闘術を学んでいた・・・。


おっと。もう一つ忘れていましたね。エレンには心強い仲間がいます。少し不利だと思われた状況の中、助言を与える二人の知のカリスマ。あと、姿を見たら巨人ですらも道を譲ると噂の百獣の王。まぁ、いつものアルミン、ハンジ、そしてミカサ。アルミンたちは壁際で戦うように指示し、ミカサは鎧の巨人の膝裏をキレイに切ってくれました。
皆で頑張って、ようやく壁壊し団と対等に戦えてます。



・・・・が、




結末はあっけないものに







うわああああああああああああああああああ
上の上をいった壁壊し団。鎧の巨人が壁の上にいる超大型の真下へ・・・。そして、落ちてきた超大型巨人。落ちてきた・・・超大型巨人。超大型巨人が・・・上から落ちてくるとか。

とりあえず、上からマリコを貼っておきますね。





○ウォール・ローゼの攻防、その最中・・・1



壁に穴はありませんでした

エレンたちが懸命に戦っている途中、各地も色々と動きを見せています。まずはトロスト区にいるピクシス司令。彼のもとに、壁が壊されていないことが伝わります。「やはり」と言ってるあたり、さすがだなと思わされますね。ピクシス司令はキレ者ですよ。ふふん。
しかしまぁ、どうなってるんでしょうね。この話の行き着く先は“獣の巨人”です。獣の巨人が壁をよじ登ってやってきて、一波乱を巻き起こしたわけです。さすがにそこまで伝令は行ってないでしょうが、今後、ウォール・ローゼを守る彼らにとっても脅威になる・・・はず。本当に謎の勢力ですな。





○ウォール・ローゼの攻防、その最中・・・2



巨人でした

壁が壊れていなかったことと一緒に伝えられた、ライナー、ベルトルト、ユミルが巨人であったという事実。全員が104期生だと考えると、特に104期生たちの驚きはものすごいものだったでしょう。現にジャンが取り乱しています。エレン、ミカサ、アルミンたちは自ずと気付いた結論でした。コニーやクリスタは目の当たりにした事実。サシャとジャンだけが知らない事実。今は忘れられてますが、サシャも聞いたらビックリの出来事でしょうね。
いきなり友達が巨人だったって言われたらビックリしますわ。





○ウォール・ローゼの攻防、その最中・・・3



役立たず兵団

さすがに憲兵団も動いています。人々からは陰口を叩かれる存在で、中身は本当に腐った集団。そんな彼らを動かすことに成功したのはエルヴィン団長の手腕があってこそ。まぁ、リヴァイには彼らの恐怖心を見ぬかれていたようですけど。
これはずっと言ってるんですけど、そもそも立体機動装置の使い方などは各年代でトップクラスだったはずなんですよ。なので、使いようによっては戦力になるかな〜と思ってたりします。使いようによっては・・・の話です。やはり巨人を見ていない人たちにいきなりやれというのも無理かもしれませんよね。さてさてどうなるやら。





○ウォール・ローゼの攻防、その後・・・



大惨敗の後・・・

パッと見だけど、奥の人がモブリットに見える。尚且つ、ハンジに目線を送ってるようにも見えます。これが愛か・・・。
さて、超大型巨人によるダイブによって敗北した調査兵団の面々。ベルトルトは口に含んだ調査兵団から立体機動装置を奪い、そしてユミルとエレンを奪って逃げました。完全に彼らの勝利です。調査兵団的には完敗すぎて、もうぐうの音も出ませんね。相手のほうが何枚も上手だったということです。


そして、そんな状況に絶望するミカサ。マフラーを巻いて体育座りをするミカサは、とても可愛かったですよね。作中で初めて可愛いと思った場面かもしれません。いつもは男前すぎて・・・。
もちろんミカサだけではなくアルミンも落ち込み気味でしたが、それを奮い立たせたのがハンネスさん。エレン、ミカサ、アルミンを可愛がってくれたオッサンであり、エレンとミカサを巨人から救った恩人です。エレンが簡単にくたばるわけがないと信じる一人でもあります。ちなみに、45話の最初に超大型巨人を見てブルってます。あれは恐怖だったのか、武者震いだったのか・・・。



全員集合!

ああ、全員集合は本当にカッコいいなああ。俺らがやってやんぞ!という意気込みが伝わってきます。このシーン、本当に大好きです。
目指す方向は近くの巨大樹の森!ちなみにハンジさんが残りの力を振り絞って考えついた目的地です。そんなに遠くへ逃げないだろうということ、さすがに休みたいだろうということ、巨人の動きが鈍る夜まで待ちたいということ、それらを総合して目的地を決定しています。さすがはハンジさん!
全員集合ではありますが、104期生ではサシャがいない、調査兵団ではハンジやリヴァイがいません。おっと、そういえば人知れず死んでしまったミケのことはどういう判断をしているのでしょうね。ちょっと気になります。


そうそう。ミカサの頭痛の件は・・・まぁ置いておきましょう。確か各話感想か考察本に書いたはずなので。





○巨大樹の上にて



巨人な人たち

11巻における最後の場面、巨大樹の上でエレン、ライナー、ベルトルト、ユミルという巨人化できる人たちの会話が行われます。エレンは完全に壁の中の勢力。ライベルトは壁を壊そうとする勢力。そしてユミルは外からやってきた勢力。そんな三者三様の会話となります。まぁ、ライベルトの説得によりユミルはライベルト側に付くので・・・エレンにとってはあまりよろしくない状況となっていきます。



壊れていたライナー

まず最初の驚きというか、残念なカミングアウトというか・・・。ライナーは精神的に壊れていました。それはもう残念なくらいに壊れていました。兵士としてのライナー、戦士としてのライナーが存在し、彼自身がどういう行動をするのかが分からなくなっているようです。これまで、ライナーは幾度となく自分のことを顧みず仲間の窮地を救ってきました。よくよく考えれば、戦士としてよりも兵士であるほうが彼らしいのかもしれません。何が目的で人類を滅ぼそうとするのかは分かりませんけど、ふっつーに巨人と戦うほうが彼らしいのでしょう。しかし、彼には大きな目的があった・・・。


人類を滅ぼすという事件を自らの手で行っているライナーの心が潰れても・・・それはそれで仕方がないのかなと思うわけです。逆にベルトルトが平気(?)なのは少し不思議ですけどね。ある程度ライナーに頼っていたこともベルトルトを助けていたのかも・・・?





○獣の巨人の謎



獣の巨人

彼らの会話、もといユミルが語る中に“獣の巨人”の話題が出てきます。壁の中で生きてきたメンバーにとっては“獣”としか形容できませんでした。しかし、ユミルは“猿”と呼んでいます。彼女が外から来たと仮定すれば、猿が外にいるということなのでしょう。もちろん壁の中にはいない・・・。
なお、会話描写の中で、ユミルが“猿”と呼び、エレンは“さる”と呼んでいます。ライナーは“猿”と呼びました。これはどういうことでしょうね・・・。実に意味深ですなあ。やはりライナーたちは外から・・・?
そういえば、ライナー、ベルトルト、実はユミルも獣の巨人を見た時にちょっと変わった眼差しを送っていたことが思い出されます。ユミルはちょっと事情が違うようですけど、ライベルトは故郷に帰る=獣の巨人のところに行くだと認識しているようで。ユミルに関してはユミルに平伏したイルゼ巨人がちょっと気がかりです。やはり勢力的には違うんでしょうなぁ。
ライベルトはエレンを連れて獣の巨人のところへ行きたい。ここまでは分かりましたが、何故そんなことを?というのはまだまだこれからなんでしょうね。11巻以降の内容で既に気になる単語は出てきてますが・・・。





○最大の謎、せ



本当の敵とは・・・

エレンがライベルトに散々憎しみの言葉をぶつけていると、ユミルがふとライベルトを倒したところで・・・とほのめかします。エレンが本当の敵を問うた時、ユミルが言った「せ」という単語。「せー」なのか「せ―」なのかは難しい所ですね。もう瀬川瑛子とかでいいんじゃねーか?と思ってる次第ですが、各話感想や考察本で書いたので、まぁ・・・割愛しますか。(←アカン







しかしまぁ、10巻を過ぎたあたりから情報量がものすごく増えてきてビックリしてます。しかも絶対にこの後の展開って・・・どんでん返しあるだろうなぁ。そのあたり期待しつつ、いや、ブログに書くことも増えそうなので、ほどほどにやってもらいたいですなあ。がはははは。12巻も楽しみです。あ、12巻はDVD付も出るようですよ〜。