マガジン好きのバイブル「ちょっと盛りました。・第1巻」



ちょっと盛りました。

おまっとさんでした!全国8000万人のマガジンファンの皆様。マガジンを世に広めるべく日夜活動を行う西本英雄先生、もとい“にしもとひでお”先生によるルポ漫画が出ました!!前作「もう、しませんから。」から完全リニューアルし、「ちょっと盛りました。」として再出発しています。
週マガの巻末といえば西本先生ですよね〜。俺が週マガを意識した頃、既にへなちょこで巻末を飾っていました。俺にとって西本先生は永遠に巻末作家さんです!!ちなみにですが、前作のもうしまは8年やっていたそうです。へなちょこは10年以上やってます。ちょっと盛りました。(略称ちょい盛り)は何年続くんでしょう・・・。まぁ、西本先生が巻末にいると安心しますから。最盛期の大魔神や藤川並に安心出来ます。


色んな漫画家さんのところへ行きます

基本的なテーマは読者と漫画家さんを繋ぐこと。そのため、漫画家さんによく会いに行っているのが描かれます。もちろん漫画家さん以外、第1巻だと例えばGACKTさんや松岡修造さん、志村けんさんにも会ってます・・・が、ちょい盛りで一番面白いのは漫画家さんとのやり取りだと思うわけです。マガジン好きにとっては、ものすごい面白いです!!
例えば、「我間乱」の中丸先生の仕事場へと行ってます。もうね・・・中丸先生が想像通りの人でしたwww 我間乱の巻末を読んでると伝わってくる“だいたい”感!!アシさんへの指示のザックリした感じが中丸先生っぽい!!と思ってしまうわけです。皆さんも思いましたよね?あはははは。


こんなところに・・・

漫画家さんの現場に行くとアシさんも出てくるわけです。名前もしっかり載るので、後から読み返すと「あっ、この人は!?」と思うこともあるわけで。「探偵犬シャードック」の佐藤先生のところにいたアシスタントのオカザキさんは、現在別マガでディアボロのスープ」を描いている岡崎純平先生ですね。→ディアボロ感想:http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20130415/p1
今後大活躍する漫画家さんももしかすると、どこかにいるかも??あと、漫画家さん同士の繋がりが見れたり、実はここのアシスタントだったんだ〜とかも分かります。漫画家さん情報が知りたい人にとっては、かなり眉唾ものの情報がたっぷりです。いや、俺はべべべべつに興味なんてねーし。





一番の見どころ

で、やはり1巻最大の見どころといえば、「男魂ロック」の榎本先生だと思います。なんと、あの・・・森川先生にガンくれてます。「マガジンの新人は森川先生に追いつき追い越すこと」というのは榎本先生の弁。だからと言って・・・森川先生に喧嘩を売るかね、普通。・・・死ぬよ?当然のことながら普通ならやらないし、できません。変な方向に漢ですねぇ。なお、最後には森川先生の器の大きさを見せる結果となっているというのもミソ。
とりあえず、一部始終をこの本で確認した方がいいと思います。榎本先生的には黒歴史なんでしょうけど、読者的には・・・面白い話です。





別マガ感謝祭もありましたね

マガジン系列とは、週刊少年マガジンマガジンSPECIAL別冊少年マガジンを指します。というわけで、昨年の別マガ感謝祭についても触れています。講談社内でもこういったイベントはほぼありませんからね。本当はもっとやってほしいんですよねぇ。去年は行けませんでしたけど、今年こそは行きたいものです・・・。個人的にはマガスペとかでもやればいいのに・・・とか思ってます。


ミヤジマ先生がんばる

最注目は、別マガの巻末を預かる宮島雅憲でしょう。表紙権を賭けたじゃんけん大会で残ってしまったんですよねぇ。決勝までは行かなかったのですが、宮島先生が表紙!?と皆さんドキドキだったようです。このあたりは別マガのレポートでも、またご自身でもネタにされていましたけど、盛り上がった(?)ようですね。今年もあるようなら、優勝するしかない!!頑張れ宮島先生!!







蔵石先生登場!?

個人的には我妻さんは俺のヨメの原作でもある蔵石先生登場回は衝撃的、いや笑撃的でしたね。蔵石先生は、月刊少年ライバル「アポカリプスの砦」という180度違う内容の原作もやられています。どんな人なのかと思ったら、3歳の女の子だったとは・・・(←
ちなみに、もしかしてあの人かも?という予想はありますが・・・。






最近はTwitterなどで漫画家さん自身の声を見ることができます。でも、そういったツールだけでは分からない、どんな仕事場なのか、どんな人なのかってやっぱり興味あります。榎本先生の事件なんて最たるものですしね。西本先生にはどんどんやってもらいたいなぁと思います。俺としては、また西本先生、島田先生、宮島先生による大運動会とか見たいんですが・・・。
他の講談社雑誌でちょい盛りが生まれないのは、それだけ西本先生が稀有な存在だからだと思います。編集長や森川先生にイジられてますが、それだけ愛されキャラであるということでしょう。ちょくちょく見かける「もうしま、ちょい盛りに出るのが夢だった」という漫画家さんの言葉が全てだと思います。何だかんだで毎週楽しみにしてますし・・・。長く長く続けてほしいと思います。2巻も楽しみ〜。