四月は君の嘘という大傑作に泣け・他「月刊少年マガジン・5月号」

○表紙はRiN!



表紙はRiN!

「RiN」が表紙を飾ってます。来月には単行本も出るそうですよ。正直言うと本編はあまり進んでませんけどね。単行本は淡々と出されます。雑誌で読むのとは印象がきっと違うと思うので、実はちょっと楽しみだったり。
まぁ、進んでませんと言ってしまいましたが、今月号に限って言えば主人公の伏見くんは漫画を描いてません。ネームはやってるんですけどねぇ。もしかすると担当編集さんと相性が悪い可能性があります。ただ、全く連絡が無かったある日、瀧くんのアシに入るよう言われます。・・・すいません。最初は瀧くんって嫌な奴なんだろうと勘違いしてました。今月号を読んで俺の中のイメージがガラッと変わってしまいました。瀧くんはイイ奴、すげえイイ奴。伏見くんにとっていい出会いになるのでしょう。色々と吸収してもらいたいものです。しかしまぁ、瀧くんの正直なところがとてもイイですね。ハッキリ言い過ぎですw
今月気になったのは、夢でしょうかね。謎のカラスが伏見くんの夢に出て来ました。比べるものでもないですけど、BECKでも夢は重要なポイントでしたしね。さて、どんな意味があるんでしょうねぇ。あと気になったのは、本多さんのダンスがももクロっぽいな〜ってこと。作品タイトルのi(アイ)の文字が、前は大文字だったような気がするってことでしょうか。うおっ、全然大したことないなw 
まぁ、何にせよゆっくりゆっくり楽しませてもらえればいいな〜と思います。






○ちょっとした冒険



誰かがいない・・・?

DEAR BOYS ACT III」にちょっとした大事件が起きてます。肩を強打した哀川がいません。第3Qのスターターは、藤原、三浦、石井、土橋、高階の5人。トーヤをオリジナルと言っていいか分かりませんけど、いつものメンバーから哀川を抜いた5人がスターターとなっています。ぶっちゃけ今までこんなの見たことないですよ!!!
哀川がいるのが瑞穂にとって当然でした。その哀川がいない。しかも久しぶりにおやじを見ました。これで最強の天童寺に勝てるのでしょうか?めちゃくちゃ心配です。来月次第ですけどゴール下は安定するかもしれません。ただねぇ・・・。
とはいえ、今の哀川がいるチームは瑞穂。きっと天童寺だったら怪我をしてもここまで“哀川のため”とやってくれなかったかもしれません。そういう意味では本当に良いチームに入りましたよね。いつ復活するのか。本当に復活するのか。試合は残り半分です。5人には踏ん張ってほしいですね!!奇跡を見せてほしい・・・。






○信長は女ですか?



織田信長登場

歴女を集めた謎のギャグ漫画「レッケン!」。ついにというか、ようやくというか、織田信長が登場しました。当然のことながら女性です。真田幸村武田信玄上杉謙信に引き続き〜ということですが、まだまだ出てきそうですね。もちろん登場人物たちが生まれ変わりという確証は一つとしてないんですけども・・・。
そういえば最近、アニメでもドラマでも信長が女性でしたっけ。実はマガスペのエトランゼでも信長が女性だったりします。そしてレッケンでも女性信長が登場。・・・時代は信長(♀)ですね。なお、今月出てきてる信長は苗字なんですが・・・。
とても好きな作品ですけど、先月のように幸村が暴走してツッコミ不在となるより、幸村がしっかりツッコミを入れる方がテンポいいな〜と今月号を読んで思いました。あくまでも個人的な感想ですが・・・。まぁ、幸村が暴走して歴女にあんなことやこんなことをする薄い本はちょっと読んでみたいけどね(←






○信長は女ですか?



新章突入!!

某漫画賞で2位を受賞し、漫画界全体の中でもノリノリ状態のボールルームへようこそ天平杯が終わり、ひと段落したかな〜というところで今月号のお話へ。


Shall We Dance?

この漫画のダンスに対する熱さを今更語る必要もないですけど、天平杯までを含め、ダンスって面白い!ダンスって楽しい!そんな感情を奮い立たせてくれる作品になってたと思います。初期は何もないと自分に悲しくなっていたタタラが居て、ダンスにのめり込みながら、周囲を巻き込むだけの熱量を出していたタタラへと成長して行く姿が、読んでいて嬉しくなるわけで。
ただ、初期からずっと描かれている部分の一つなんですけど、“タタラの将来”という話が・・・ね。勉強していい学校に入るというのも当然の道。もしくはダンスのプロ・・・なんてのもあり得るのかどうか。ダンスは楽しい。だけど、それを人生にするかどうかを決断するというのはタタラにとって大きな壁となりそうな予感。
仮に子供の頃からずっとダンス漬けの少年なら、例えば清春や雫のような立場なら、生き方は変わるんでしょうけどね。ただ、タタラはそうではない。タタラに熱を与えてくれた雫とのダンスで何を思うのでしょう・・・。あと、タタラがダンスしてる所を知り合いに見られたというのがちょっと気になります。来月どういった展開にさせるのでしょう。
ダンスは楽しいというのも大切ですが、こういった部分を描こうとするのも作品を読む側として非常に好印象ですよ。めっちゃ面白いわ、この作品。






○意外とつおい



あんた強いな

修羅の門 第弐門」が始まってからずっと、無印時代の安心感がないんですよねぇ。作品にというわけではなく、九十九そのものになんですけど・・・。いや、無印時代の激闘を見てきた手前、九十九=最強というのが当たり前になっていて(最近の選手に対して)苦戦というのが信じられないというか。いや、そもそも九十九自体が壊れていると言われていることにも起因しているのかもしれません。
というわけで、オーディンことボルトが強い・・・気がします。雷神トールの異名を持つビーゴルストに寝技のノウハウを教えたのがボルトとのことですけど、ビーゴルが呂布に負けている時点で複雑な気持ちです。でもまぁ、どうやら対九十九のシミュレーションはバッチリみたいなので手強いことには変わりなさそうです。事前準備って大切ですからねぇ。
ただ、正直なところ、きっと勝つだろうな〜という楽観はしてます。いや〜勝てるっしょ。






○現実のWBCは終わってますが・・・



ここで甲斐だ!

まるでこの前の1stラウンドを思い出させるかのように相手投手を攻略できない日本代表。ただ、作中終盤に監督のスライダーは捨てろ戦略を無視して、孫六が仲間を煽っていました。そういえばなんと孫六って元祖二刀流でしたね。喧嘩の強さを入れれば三刀流。口の達者さを入れれば四刀流なんてことも・・・。というか、孫六がDHで4番ってのもすごい話だなぁ。
孫六といえば全試合投げ抜く程の勢いが持ち味だよなぁとか思ってます。とはいえ、国際試合になると球数制限がネックとなってきます。投手孫六はそれほど出番が多くないかもしれませんね。このシリーズは打者孫六の方が面白そう・・・?
きっと日本が優勝するんだろうなあとか思いますが、この大会があと何年かかるかが逆に楽しみになってきました。現実世界のWBCの次回まで?もしくは次々回大会まで?シリーズに一回はある場外乱闘も行われたら次々回WBCの頃まで、この大会をやってる可能性は増えますなぁ。いや、WBC自体が無くなってる可能性もありますが。






○一言くらい言っておこう
ましろのおとおおっ、何か落語っぽい。やっぱり流行りなのかな??最後の「おツキさんが付いている」できれいにオチてて、何かニヤリとしてしまいました。それはそうと、雪が歌い手さんと組むと共倒れというのはどういうことなんでしょう?そうならないためのヒントが今回の話にあればいいんですが・・・。
ノラガミ黄泉編絶好調!!七福神を含む神様たちが恵比寿を捕まえに行く流れになりつつ、夜トは恵比寿を守るという流れ。おおっ、この展開面白いな!!!ここにひよりや雪音がどう絡むかが楽しみ。
てんまんアラカルト:おっさんクズすぎるだろ・・・。蒼司には渋谷父の仇を取ってもらいたい。マジであのおっさんどうにかした方がいいわ。
FIRE BALL!:いっ、いつの間にか対戦相手が変わってる・・・!?打撃、守備を見る限り確かにいいチーム“だった”っぽいですね。まぁ、いい投手が加わればいけるんじゃないの?(楽観視)
Pumpkin Scissors英雄になってください。これほど重い言葉もなかなか無いよなぁ。でも、アリスが助けに来てくれた時のジャスティスの顔を見たら何も言えなくなる。とりあえずまずは現状を何とかしてもらうしかないですわ。






四月は君の嘘という大傑作に泣け



さよなら

四月は君の嘘は何でこんなに面白いんだろうか。ちょっとビビるレベルで面白すぎる。演奏シーン、公生の感情、周囲の感情、その全てが上手いタイミングで見せられるわけですよ。決して一律なものではない、畳み掛けるかのように次から次へと感情が押し寄せます。その中にはキャラだけではなく、読者の感情ですら巧みに入れられてて・・・。涙ドバーなわけです。
最後のさよならという言葉にはグッとさせられました。演奏終わりの“さよなら”。ピアノから離れ、いつも母がいた場所に幻影が去ったことを確認した上での“さよなら”。この2重トラップが本気でヤバい(泣)。そもそも演奏曲が別れを意識した曲なのも引きたててくれますね。


私の宝物は幸せになれるかしら

驚きと言っていいものかどうか。これまで諸悪の根源だと思われていた公生ママが実は・・・というのも今月のお話のミソでしょうな。叩いて、殴ってのレッスンをしていた公生ママですが、実は愛情あっての行為だったという・・・。いや、だからといってアザになるまで、血が出てしまう程に叩いていいというわけではないですけどね。
ただ、彼女が公生を本当に愛していたことを知れたのが大きい。いや、嬉しいと言った方がいいかな?自分が死んだ後、公生が一本立ちできるように何をしてやれるか。“私の宝物”とまで称した一人息子に愛情を注いだ結果だったというのが泣けます。しかも、その技術がしっかりと公生に仕込まれているという描写もありつつ・・・。


母さんは僕の中にいる

色々ありましたが、少なくとも公生は母親を憎むことなく弾き終わっています。母にとって自分にとって大切な曲を弾き、自分の中に母がいることを確認。そして、“さよなら”と本当の決別ができた演奏会。




やってよかったね・・・







って、これって“かをりちゃんのための伴奏”じゃねーか!!!!
忘れるところだったよwww