肉漫画の頂点、完結「ネイチャージモン・9巻」



世界最古のステーキを食べる!!

月刊ヤングマガジンで連載していたネイチャージモンの最終巻が出ました。ネイチャージモンこと寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)による熱い、暑い、厚い漫画でした。最終巻ではありますが、何かが完結したわけでもなく、終始徹底してネイチャーが語り尽くして終わっていった作品となっています。ところで、これは一体何漫画だったんでしょう。肉漫画?クワガタ漫画?まぁ一言で言うなら、ネイチャー漫画でしたかね・・・?
いい奴だけどウザい。それがネイチャー。彼から教わったものは沢山あるような無いような?ただまぁ、お肉のお店について、お肉の知識については得たものは大きかったです。いつも以上に分厚い最終巻も、そのほとんどがお肉のお話。もうさすがとしか言いようがありません。なお、今回行ったのはフランス料理の北島亭、ビストロ&ワインバーの祥瑞、そして、イタリアでの世界最古のステーキの旅!!





北島亭のお肉!!(カバー中のカラー写真より)

最後に行ったイタリア編からも分かる通り、最終巻はヨーロッパのお肉についてでした。最初に行ったお店はフレンチの北島亭。お肉目当てでネイチャーたちは行ってますが、インターネッツで調べたところ他の料理もとても美味しそう!!写真を見ただけで、絶対に美味そうだというのが伝わってきます。
なお、お肉の方も相当凄かったです。肉の塊を焼きつつ、いやどちらかと言えばローストしながら完成させていきます。肉自身からあふれ出る脂を肉にかけつつ、冷ましたり、焼いたり、かけたりの繰り返し。そして出来上がったのが写真のお肉。こりゃ堪らん。ネイチャー曰く「あったかレアー」だそうです。食べ応えというより、旨みを凝縮したお肉が食べれそうです。
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13000945/







祥瑞のサーロインステーキ!!

うまそおー(^¬^*)
こちらはワインバーのお店です。お肉もさることながら、お芋が相当美味しいらしいです。インターネッツでは写真も見つかりますけど、確かに美味そう!!一緒にお肉も見れますが、「絶対に間違いはねーわ」と食通気取りなコメントを漫画を読みながら呟いていました。
結構有名なようですが、このお店ではひまわり油をたっぷり使って、揚げるように焼いているそうです。ただ肉を焼いたのではなく、料理として、調理として焼いてくれたお肉を食べさせてくれるのだろうな・・・と。こちらもネイチャー曰く「肉を油に泳がす」とのこと。ここのお店については札幌に暖簾分けしたお店があるそうなので行ってみたいですねぇ。
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13001263/




これまでのお肉のテーマとはちょっと違った独特の調理法が描かれています。やり残していた宿題を見せてくれるかのような展開。そして、最後の最後、ネイチャージモンで見せてくれるのは・・・



イタリアへ行くぞ!

ネイチャーが探し求めた最後のお肉は、世界最古のお肉・キアニーナでした。アメリカのお肉も、日本のお肉も美味しい。ですが、それらは食べるという目標の中で進化してきました。一方、キアニーナは最古の味を残したまま今に伝わっているようで・・・。それを食べられるのがイタリア!!
イタリアでは多くの料理を食べたネイチャーコマツ。気になったのはリボリータ、パニーニですかね〜。イタリア、というか海外にすら行ったことない人間なので何とも言えませんけど・・・、日本以外の料理も美味しいんでしょうなぁ。日本米信者ではありますけど、トマトと肉が美味い国は素晴らしいとか勝手に思ってます。美味いものを食うではなく、食ったものが美味い。そんなイタリア旅行記です。


ビスッテッカ・アッラ・フィオレンティーナ!!

Tボーンステーキとか食べたことないんですよ〜。骨の左右それぞれに付いたフィレとサーロイン。ちょっと味の異なるお肉を楽しめるTボーンステーキ。しかも、ネイチャーが求めたキアニーナ。堪りませんなぁ。一口食べるというよりは、口いっぱいに頬張りたくなるお肉のようにも見えます。まるでアニメのようにホッペを大きく膨らませながら食べたくなるお肉。これもまた一つのお肉の極み・・・。









ウザい男でしたが・・・

この作品の魅力って、やっぱりネイチャーの熱意だと思うんです。もちろん刃森先生の食べ物描写もキラリと光っていましたし、コマツ編集のツッコミや一連の表情も良かったです。これでコマツ編集が料理ができて食材に愛されていれば、日曜朝のアニメもできるコンテンツになったことでしょう・・・。
9巻は・・・それはもう本当にボリュームのある内容で、全ページに細かい話題が散りばめられていました。イタリア編なんて、もっともっと描きたいことがあったのでは?というくらいにネタの宝庫でした。陽気なイタリア人から厳格なイタリア人まで様々描かれていましたねぇ。なお、「ジャポネ〜ゼ」とか言ってるおっさんが、俺の中で一番印象的でした。



ウザいけど、とても面白かったです。いやホント、ネイチャーオフ(ネイチャーに出てきた店巡り)をしたいくらいです。今年あたりは東京にいることも多くなりそうなので、ネイチャー片手にネイチャー巡りをしてみましょうかね。
とてもとても楽しい作品でした。意外と長い連載だったな〜と驚きもありつつ、ここまで走り続けたことを称賛したいです。心残りがあるとすればネイチャーがいなくなった後の月刊ヤンマガが心配です・・・。たまには読み切りで登場してきたら嬉しいですねぇ。ネイチャージモンの後にも先にもこれ以上の肉漫画は登場しないかもしれません。ネイチャーの趣味に対する愛情は本当に凄いっす。俺の講談社愛と同じくらいかもしれません(←


趣味って大切です。もっと言えば、ここまで何かを突き詰めることの大切さを9冊の本で学べたことは得難い財産でした。さすがに彼のような生き方は無理だとしても、何か生き方の指針となったかなぁとしみじみしてみたり。大好きネイチャージモン!ありがとうネイチャージモン!!まずはお疲れ様でした。作画の刃森先生についても次の作品に期待しています!!




気が付けば1巻〜9巻まで追いかけていました。8巻目は何か違う気がするけどw
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20080906/p1 ・・・1巻
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20090406/p1 ・・・2巻
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20091107/p1 ・・・3巻
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20100509/p1 ・・・4巻
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20101108/p2 ・・・5巻
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20110514/p1 ・・・6巻
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20120415/p2 ・・・7巻
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20120512/p2 ・・・8巻
何だかんだで楽しませてもらいました。ネイチャーがいないと・・・ちょっと寂しいね。