肉食系女子ユミルさん「進撃の巨人・40話」※ネタバレあります

○アニメ化が決まりました



進撃の巨人アニメ化決定!!

ついにアニメ化が決定しました!!何というか、この分かっていた感がたまりませんね。嬉しい気持ち半分、当たり前だろと思う気持ち半分。既にPVも公開されているので〜って、こんなブログ見に来る人のほとんどは既に見ているでしょうけど。とりあえず貼っておきます。



これは面白いに違いない(確信)。
なお、既にアニメ化の制作発表がありました。そのあたりはこちら(http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20121208/p1)で書いているので、見てみてください。諫山先生は現在、リア充だそうです。当初からそうですが、諫山先生は人生を謳歌していますね。羨ましい限りです。




○色々とイベントもあるらしいです



進撃中の打ち合わせに参加できます

一瞬、嬉しい企画なのかどうなのか迷いましたが、進撃!巨人中学校の打ち合わせに参加できるそうです。諫山先生も参加するそうです。ただ、進撃大人気御礼企画だと思うんですけど、これって作者の中川先生からすればいいとばっちりだなぁと思うんですけどねぇ・・・。ただまぁ、進撃に関われる+進撃中の打ち合わせなのでネタバレ回避ということであれば、こうなってしまいますよね。
本当は申し込もうと思ったんです。何だかんだで面白そうなので。あと、諫山先生にも会えるし。ついでに中川先生にも。ただ、よくよく見てみたら“交通費は実費”らしいんです。さすがに北海道から打ち合わせのためだけに行くのって辛いっすわ。平日にやりそうな気もするし。そんな年度末に行けませんわー。おとなしく3DSを申し込んでおきました。

他にもアニメ化にあわせて色々とイベントを行なっているようです。

キャッチコピー
http://sp.kodansha.co.jp/shingeki-t/index.html
キャラ投票
http://shingeki.net/upload/shingeki.net/files/vote/index.php

キャチコピーの募集&選挙やキャラ投票を行なっています。結果が楽しみです。







・・・というわけで、今月の進撃の巨人です。読んだ後、うへぇ〜ってなってました。情報量が多すぎてついていけません。肉弾戦の方が見応えあるし、書くことも減るから、そっちの方がいいなぁって(←クズの意見。タイトルは「ユミル」。もう直球ど真ん中なタイトルですね。逆に清々しいですw




○人が死にすぎだと思います



巨人「まいうーです^^」

前号から引き続き、舞台はウトガルド城。城内の巨人を追いやることに成功したライナー達104期生ですが、城の外はいまだに地獄のような状況になっています。本当は調査兵団の精鋭が数人いたんですけど、先月号のラストで壁の塊を投げ入れるキャプテン(猿型巨人)によって死亡しています。
そして、頼りにしていたナナバ、ゲルガーも・・・





さよならです

104期生が頼りにしていたというのも大きいでしょうか。ナナバやゲルガーが死ぬのって辛いですねぇ。この人は死なないんじゃないか?そんな予想すら全く意味のない世界です。リア充先生は今日も自キャラをたくさん殺しています・・・。あのキャラもそのキャラも本当に死んでしまう必要があったんでしょうか。死んでしまうと、もう戻って来ませんからねぇ。
この世界はとても残酷です・・・。全人類がリヴァイみたいだったら負けないんでしょうかねぇ。色々と危ない世界になるかもしれませんが・・・。その場合はあれです。一人だけエルヴィンがいれば何とかなるんじゃない?とりあえず、リヴァイさんは子孫を残してほしいね、子孫を。




○残された104期生の行方
というわけで、先輩たちが死亡してしまいます。頼る者もいなくなり、塔の上に残されたライナー、ベルトルト、コニー、クリスタ、そしてユミル。コニーのアホ以外は怪しいメンバーが揃っています。ずっと言動が怪しかったライナーとベルトルト。クリスタは世界の謎を知る権利を持った偽名の天使。ユミルに至っては、喋る巨人が「ユミルさま・・・」なんて言ってたり。この4人から何か重要な話がポロリと出てきても不思議ではありません。

まぁ、大ピンチに陥っていることには変わりありませんが、何故かユミルとクリスタが言い合いになります。ユミルがかっこいいことを言うクリスタの言動に釘を刺し、「自分の自殺のために他人を利用するな」と言います。もっと仲がいいのかと思いきや、お互いに、いやユミルがクリスタに対して色々と思うことがあったようです。その辺りについては後述します。


塔上の場面で気になった点が1つ。




武器があれば・・・

クリスタが「武器があればいいのに」と言うんですよ。で、この後からユミルがクリスタに食って掛かるわけですが、その直前で何故か立体機動装置で1コマ使ってるんですよ。不思議です。何かこの壊れた立体機動装置にあるんでしょうか??立体機動装置も壊れちゃってるし、武器もないわ〜という意味かもしれませんけどね。もしくは、実は誰かが壊してしまったとか?ちょっと不思議な1コマでした。


そんな気になる点もありつつ、塔上でのクリスタとユミルの言い合いは、そこから過去の話へと移り変わっていきます。




○二人、雪山にて



人を巻き添えにしてはいけないよ

場面は雪山へ・・・。訓練で倒れたダズ*1をクリスタが救おうと引っ張っているんですが、ユミルはダズを置いていけと言います。しかし、自分一人でもダズを助けようとする天使・クリスタ。そのあたりで言い合いになっています。いや、一方的にユミルがクリスタの本心を見透かしたような物言いになっているでしょうか。
ユミルはクリスタが“死にたがっている”ことを見抜いているようです。ダズを助けるフリをして、自らも雪山で果てようとしているクリスタ。本当にそうなのかはちょっと見えませんが、クリスタの嘘(本名等々)を知っていて一緒にいるユミルだからこそ分かる部分があるのかもしれません。いや、確かに本当に助かろうと思うのであれば、ユミルに助けを求めるべきなんですよね。しかし、クリスタは一人でもダズを助けようとします。“生存”という観点から見れば、確かにユミルが言うとおりなんですよねぇ。


なお、ユミルさんはクリスタのことを偶然知った模様。教会に盗みに入って偶然聞いたというのがユミルさんらしいというか・・・。


そうそう、どうもユミルさんの口ぶりだとクリスタと境遇が似ているらしいです。クリスタはいいとこの跡取りだったのに、色々あって殺されかけ、名前を変えて細々と生きていれば生かしてもらえる〜と追い出されたそうな。つまり、ユミルさんもどこかから追い出されている可能性があるわけですね。





生まれ持った運命なんてねぇ!!(ドン!)

ユミルの言い分はこうです。似た境遇であっても、ユミルは名前を偽らず自らの人生を歩もうとしている。一方のクリスタは名前を変え、半ば死のうとすらする行動をしている。お互いに第二の人生を歩んでいるのは一緒。ただ、生き方は真逆。ユミルはこのあたりが気に食わないんでしょうねぇ。
途中でクリスタが「私と友達になりたかったの?」と言っていますが、むしろこの辺りは図星かもしれませんな。図星だからこそ、友達になろうと思ったからこそ、自分と全く異なるクリスタに苛ついている可能性もあります。今月号の二人の会話をずっと言い合いだと書いてますけど、どちらかと言えば・・・ユミルからクリスタへの応援にも見えてくるから不思議です。


今までユミルとクリスタの関係性は非常に謎だったんですけど、少しは見えてきたかもしれません。クリスタをやたらとペロペロするユミル、一方でクリスタにダメ出しをするユミル。どっちもユミルなんですよ。





○どうやって生き残るか



生き残りました

当然っちゃ当然ですが、雪山に残されていたクリスタたちは生き残ります。手助けしたのはもちろんユミル。ただ、1点だけ不思議なことがあります。ユミルは人間一人を担いだまま、よーいドンでクリスタより先に山の下へと降りていたんです。非常に不思議ですね・・・。だって、先に着こうとしたら・・・大きな崖を飛び降りなければならないんですよ。立体機動装置も無いように見えます。そんなことができるのなんて・・・・・・・・・


崖をクリアしたトリックの答えは、クリスタの名前と引き換えに教えてくれるそうです。本当にそんな場面が来るのでしょうか・・・。





終盤、場面は元に戻り、塔上へと移っていきます。もちろんピンチは変わりません。日が昇り、巨人も活発化してくるでしょう。武器もなければ、解決策もない。そんな状態で生き残ることができる確率なんて万が一にもないはずです。しかし、何故か動き出すユミル・・・。いやいや、普通の人間が巨人を相手にできるわけがありません。少なくとも精鋭達は死にました。普通にやれば勝てないんです。
ただ、ユミルには局面を打開する方法を持っていました。それは先の崖を飛び降りた方法と同じだと思われます。その方法とは・・・





ユミルが巨人化!!!

な、なななななななななんと、ユミルが巨人化しました!!!おいおい、巨人化のバーゲンセールだな・・・。巨神兵が東京に来る映画を彷彿とさせるレベルですわー。
でも、もうちょっと愛嬌がある巨人にしてほしかったですね。なんか・・・怖いです。


というわけで、ユミルは巨人に変身し、塔に群がる巨人たちを殺しにかかります。ユミルが巨人化したということは大きな衝撃を与えそうですね。一つはクリスタが本名を名乗る必要が出てきたこと、そして生き残れるであろうこと、最後に104期生がユミルを見る目が変わってしまうということ。はてさて、今後何が起きるやら・・・。





○ライナー&ベルトル&ユミルが???



あの時の・・・

ユミルの巨人化で今月号は終わるのかな〜と思ったら、最後の最後にライナーとベルトルトが不思議な顔をしていました。なんと巨人化したユミルを見たことがあるようです!!!まさかまさかの展開です。こうなってくると、色々と気になる点が増えてきますねぇ。

まず、ライナーたちは故郷を滅ぼされたことを非常に根に持っています。その時にユミルが関与していたとしたら・・・。きっと怒るでしょうねぇ。仮に今のピンチを凌いだとしてもロクなことが起きそうにないですなぁ。おお、怖い怖い。





38話より

キャプテンこと猿型巨人(獣巨人?)がウトガルド城を横切った時、ライナー、ベルトルト、ユミルが驚いたような表情をしているんですよ。何でアイツがここに?という表情にも見て取れますが、ちょっと何を考えているかは不明です。ただ、3人とも同じ考えなのではなく、上述した通りライベルとユミルは繋がりが無いはず。
しかし、3人がキャプテンに反応したということは???例えば、ユミルはキャプテン側の人間だったという可能性が1つ考えられます。つまり壁の外から来た。ウォール・マリアが破壊され、巨人が大挙した中にいたのがユミルだった??それであるならば、イルゼが遭遇したユミル巨人についても理由が付きそうです。もう少し言えば、クリスタと同じ境遇=外の世界の巨人から追い出された・・・とか。そうであるならば、同じく38話のニシンの謎、壁外の世界にしかないものを知っていた点も解決しますねぇ。
一方のライベル。気になったのは、人間が巨人化することをコニーに対して誤魔化していた点です。しかも、キャプテンについてもユミルと同じく知っていたような雰囲気。キャプテンが今回登場し、人間が無作為に巨人化している?という懸念がありました。例えば、ライナーとベルトルトも巨人化が可能で、以前にも現れたキャプテンが何かしたという可能性もあります。


おお・・・っ、色んなものが繋がっていくなぁ。



ここからは余談となります。
以前にも書きましたが、やはりユミルって北欧神話から来ているんでしょうかねぇ。原初の巨人とも呼ばれたりするそうですし、例えば巨人の王族があって、キャプテンの勢力に追い出されたとか。それなら“ユミル”に平伏した巨人のことも繋がるかもしれませんね。ご丁寧にも「よくぞ・・・」とか言ってましたし。
そうそう。ユミルが○○・ユミルなのかユミル・○○なのかってのが明らかにされてませんよね。エレン・イェーガーであればエレンと呼ばれているので、ユミル・○○なのかもしれませんが。先のイルゼが見つけた巨人は“ユミルの民”とか言っていたので、○○・ユミルというのも否定はできませんね。というか、104期生はユミルがどこ出身かとか聞いたんでしょうか?
あわせてですが、ここからは俺の妄想のお話。現在、壁の外にも世界があることは分かったわけです。というか、表紙裏を見れば、海を渡ってきた人類が壁に入ったことが分かります。壁が人類の手によって造られたことではないことも。で、話は本題になりますが、キャプテンがミケの立体機動装置を見て感心しているんですよ。つまり、外の世界ではあり得ない装置なわけですよ。もしかすると、人型のまま戦っているのってエレンたちくらいなんじゃないですか??外は巨人化することが当たり前の世界で、偶然にもエレンたちの世界は立体機動装置が発明された・・・とか。妄想の域は出ませんけどね。




あ、言い忘れてましたが、そろそろエレンの父ちゃんが出てくるんじゃないかと思ってます。いや、そろそろ出てきてくださいよぉ。忍者か何かなんじゃないかと思うくらいに隠れていていますやん。というか、地下室にもいつ行けるか分からないですなぁ。
もう10巻の内容にまで入ってきています。諫山先生ことリア充先生は、10巻あたりまでは内容を考えてあると言っていたような気がします。さて、そこから先がどんな展開になるのか。非常に楽しみですね。アニメ化もあるし・・・って、どこまで描くつもりなんだろうか。とても気になります。




そろそろ冬コミですが、前から連絡していた通り、今年は考察本は作成していません。よろしくお願いします。



※追記:9巻の感想を書きながらふと思ったこと。ゲルガーの酒のくだりってシュールギャグの場面だったのかなぁ?というものなんですけど・・・。何でそんなに酒に拘るんだよwwwとかツッコミを入れようと思ったんですが、あの酒自体は文字が読めないものなんですよね。イコール、あれは外からもたらされたものなわけで。あの酒のようなものをやたらと強調していたのを見て、例えば巨人化の薬とかだったらどうかなぁとか思ってました。終わり。

*1:トロスト区奪還戦で弱音を吐きまくりだった男。ヘタレには兵団とか向いてないのかも。