君がいる未来へ「我妻さんは俺のヨメ・3巻」



何か“が”違う・・・!?

12月号のマガジンSPECIALでの広告で誤植がありました。“君がいる町”ではなく、正しくは君のいる町ですね。瀬尾公治先生が自らツイッターにてツッコミを入れていました。ぶっちゃけたいして変わらないような気もしますが、広告としてはいけませんよね。それはそうと、君のいる町の次の単行本にはアレが収録されるんでしょうか・・・。それまでに壁殴り用の壁を準備しないと。


ばくだんがいた・・・

同月のマガスペのお話になりますが、「ばくだん!」の読み切りが載っていて驚きました。えっ!?週マガで終わりましたよね??・・・と思いきや、週マガの方が急に終わってしまったことを踏まえた上での補完版読み切りになっています。マコトが成長して帰ってくるまでに何があったのか。ニセ龍馬を倒したあとにどうなったのか。色々と足りない部分への説明が描かれています。まぁ、そういった話が載るのもマガスペらしいですねぇ。どうやら最終巻にも収録されるようなので安心はしています。
というか、本当に加瀬先生は今後どうするんだろう・・・。





我妻さんは俺のヨメ・3巻

さて、マガスペの話題をしたり、タイムスリップ漫画の話をしたりで始めたわけですが、週刊少年マガジンで連載中の我妻さんは俺のヨメへの話題へと流れるわけでして・・・。マガスペから週マガへと出世移籍してきて、その最初のお話が3巻から収録されています。移籍してきた当時は、ばくだん!、アゲイン!!とあわせて、タイムスリップ3作として話題になったような、ならなかったような。
マガスペ当時から、ちょっと変わった恋愛漫画として有名だった我妻さんも、今では立派に週マガ作品としてお勤めしている最中です。導入もよく、予想以上に大奮闘していますが、マガスペ恋愛漫画がどこまで週マガに通用するか。とても心配で心配で夜も眠れません。


これはタイムスリップ漫画です

冴えない、本当に冴えない男主人公の青島等がある日を堺に特殊能力(タイムスリップ)を身につけることから物語は始まります。ただし、その能力は限定的なもので、1日どころか数分程度しかタイムスリップができません。正確に言うと、現代で気を失ったり、眠っていたりする時間程度のみです。また、行きたい時に行けるということもなく、自分の都合に関係なくタイムスリップします。
タイムスリップ先は自分の未来。なんと、現代における学園一のマドンナの我妻さんが自分のお嫁さんになっているという都合のいい展開に。そう、まさに我妻さんは俺のヨメなんです。



おでこにキッス

皆さんの高校時代にもマドンナっていませんでしたか?その彼女が実は未来のお嫁さんだったら。しかも、その未来を知ることができたら。もうこの設定だけでご飯3杯はいけますねw
ただ、青島が見ているタイムスリップが夢じゃないということも証明はできないんですけどね。もしかするとただの妄想という可能性もありますし。それほど都合の良すぎる未来が描かれています。たまーに、現代の行い次第で未来が変わってたりもしますけど、どこまで信じてよいやら。仮に青島が我妻さんという美人を嫁にできるとしたら、お、俺だってとっくにアイドルと結婚しとるわ(←精一杯の強がり





山ちゃん編にて

3巻ではマガスペ時代の収録し残しであった、“山ちゃん編”の終わりまでが描かれています。本当は2巻以内に収録されていれば色々と区切りも良かったんですけどね〜。未来世界で独り身のまま死んでしまう山ちゃんを現代世界でどうにか救うために、あの手この手で奮闘する青島が描かれています。そうそう、まさかの古谷三敏先生絵が出てきていますけど、意外と(?)この作品では他作品のオマージュがよく出てきています。当たり前ですが、タイムスリップものであり、恋愛ものであり、そして・・・ギャグ漫画でもありますので。色々と創意工夫をしながら描いています。この3巻までにいくつもオマージュが出てきていますんで、探してみるのも一興かと。
なお、ここで古谷三敏先生風の山ちゃんが説明しているのは、グレープフルーツ味のお酒を指して、野菜を摂取しているから健康だという超理論を展開している模様。おいおい、そんなのフライドボテトを食べれば野菜を食べているのと一緒だというアメリカ人と一緒じゃないかw




頼もしい仲間もいるよ!

週マガ移籍作ではありますが、マガスペ時代から青島と一緒にゆかいな仲間たちをやってくれているDX団の面々も登場しています。DX団とは、イケメン野郎の土橋くんを裏でしばいたろうという非モテが作った団です。しかし、とっくの昔に土橋くんとは和解済みなので、DX団じゃなくていいはずなんですが、いまだにDX団をやっています。何故か青島も参加させられていますけど、あまり積極的ではない模様・・・。
未来世界ではハゲになってたり、警察のお世話になっていたりするメンバーもいます。しかし、現代世界で大島優子について熱く語り、未来世界でも大島優子を話題にしていたりと・・・って大島優子は息長いんだな。まぁ、基本的にはバカの集まりなので、本気のバカの集まりなので、2学期デビューに失敗したりもしています。非モテ非モテらしく・・・・・・・・・・・・・・・・・無茶すんなよ(涙)。





あまり現代の我妻さんについて書いていませんが、基本的にはすごくいい子です。可愛い、胸が大きい、勉強ができる。しかも、性格も完璧。天は二物以上を我妻さんに与えました。その我妻さんを青島に与えるとか、どんな判断してるんだよ、天め!!俺にも分け与えろよ、ちくしょう!!
現代版の我妻さんについては、全校生徒の前で読まれた青島の作った全く文才のないラブレターを聞いても、「ここまで一生懸命に想ってくれる人がいて羨ましい」とか言ってました。普通なら爆笑モノですけど、そんな下等な考えには及ばない、とっても優しい女の子なんですぅ。まぁ、我妻さんは天使やから。未来の我妻さんは女神やから。なお、現代版と未来版の我妻さんは髪型が違うので覚えておいてください。未来版は前の方の髪がドリってます。もちろん巨乳なのは今も昔も変わりません。羨ましいね>□<

当然のことながら、未来の我妻さんも青島姓なんですけど、青島を“青島くん”と呼んでいます。ちなみに3巻巻末に原作の蔵石先生がタネ明かしをしていましたので、あとで確認でもしてみてください。大したことは無かったです(←?)。ところで、蔵石先生はいつになったらアポカリプスと我妻さんをコラボさせるんでしょうねぇ(←ない 




そうそう。週マガ作品なんですけど、配本数がおかしい気がする・・・。週マガ作品であれば、行きつけの本屋にないってことはほとんど無いはずなんですけど。まぁ、近いうちにアニメ化するでしょうし、配本数なんて気にならないくらいブレイクするに違いありませんよ。・・・さぁ、そんな未来を俺にも見せてくれ!!