なぁ…これってラーメン屋の意味あるか?「絶品!らーめん娘・3巻」



らーめん娘・3巻

えーっと、「絶品!らーめん娘」の3巻目が出てしまいました。ええ、出てしまったんです。1巻からずっと変わらない謎テンション。ラーメンを食べずに、店員のらーめん娘を食べようとする客。そして満更でもない店員。仮にアメリカ人の友人に、「この漫画はどんな内容なんだい?」と聞かれたら、きっと迷わず「crazy」と一言で返す自信があります。
面白いのかと聞かれたら、面白い・・・ような気がする。エロいのかと聞かれたら、エロい・・・ような気がする。そんな答えしかできないんです。でも何でだろう。何でまた俺は・・・おかわりしているんだろう。



はわわ〜

先述しましたが、ラーメンを食べずにらーめん娘を食べようとする作品です。というか、らーめん娘が食べられに来ている節すらあります。そう、この作品タイトルに偽りはありません。らーめん娘が絶品であって、ラーメンが絶品であるとは一言も言っていません。そういう意味では何て正直な作品なんでしょう。


これはズッキーニではない

基本的にはラーメンを食べに来た主人公が、裸エプロンの店員にご奉仕する・・・されるじゃなくてする作品。いつもいつも頭の悪いことばかりしていています。いやそもそも、何故・・・裸エプロンなのか。店員は何でお客さんに乳首を触られたがるのか。主人公のチ○コを完全再現するズボンは何なのか。というか、この作品は一体何なのか。
読んでいる内に作品内にあるいくつもの謎に遭遇することでしょう。これらの謎に対して、まるでエヴァンゲリオンを見ているかのような錯覚に陥ります*1。コナンや金田一のような推理としてではなく、作品のバックボーンを知りたくなる感覚*2。ただ、言っておきます。考えても何もないぞ。






主人公の名前が決定したらしい

実は主人公の名前が決まっておらず、読者に決めさせた前代未聞の作品だったりします。3巻の巻末で名前が公表されていました。主人公の名前は木友良一。うーん、ほぼ作者と同じ名前ですね。作者の友木一良先生もきっと巨根の持ち主かもしれません。というか、友木先生は親にどんな顔をされてこれを描いているんだろう。皆が笑顔であってほしいけど・・・。
なお、他の候補も相当酷かったです。の人も応募したようですが、残念ながら落選という結果に。意外と普通の名前に収まってしまって残念でしたね。もっと卑猥な名前にすればいいのに・・・とか思ってました。ただ、一番の驚きは読者層の広さと性別を問わずに応募されていたことです。女性読者いるんだ・・・。えっ、マジで女性も読んでるの???ちょっと言葉悪いけど・・・お前ら大丈夫か?






ここは一応ラーメン屋

数少ない良心はラーメン屋三姉妹の長女・ゆかりさん・・・だったんですけど、3巻目にしてついに落城してしまいました。完敗です。惨敗です。ぐうの音も出ないほどに、主人公の木友によって気持ち良くされていました。3巻目にして得た結論は・・・ロクなキャラクターがいないってことでした。
いや、「ここはラーメン屋なんだ」という意見まではかっこよかったんだけど・・・。どうしてあんなことに。挙句の果てには自らオネイニーし始めるし・・・。長女はオネイニー狂い、次女はアホ、三女は客に食べられることを喜ぶエッチな女の子。これでまだ性交渉がないのが驚きですわ。唯一の救いは、彼女たちが全員二十歳以上ってことくらいですな・・・。




1巻も2巻も3巻もダイジェスト的に紹介できるだけの文章力を俺に与えてほしい。基本的に一緒、あとはブレの範囲。どこを輪切りにしようがだいたい同じ。そんな作品です。もうヌードル亭麺吉さんでも連れてきて書かせるしかないわ。
面白いかどうかは皆さん次第なんですが、俺は何故かおかわりし続けています。謎のクセがある作品だと思います。素直に面白いって言ってやれ?いやいや、それが難しいんですよ。らーめん娘については責任は取れません。


ところで・・・、この作品ってラーメン屋を題材にする意味あるの?




各話をヌードル亭麺吉風にやったら面白いんじゃないだろうか。めんどくさくてやらんけども。

*1:嘘です

*2:ありません