キミ・・・それは告白だよ・他「月刊少年マガジン・12月号」

○最強の、その先へ!!



表紙は修羅の門

表紙は修羅の門 第弐門」でした。先に一言だけ言わせてください。今月、ふでかげとあわせて150Pあったんですよ。で、今月号の月マガは750P超えるくらいあったんです。つまり五分の一が川原先生だったわけです。川原先生をあと4人揃えれば月マガができてしまうんです。しかも、カラーの表紙付き。もちろん「ふでかげ」の作画をしていないとはいえ・・・頑張りすぎですなぁ。というか川原先生好きは大勝利ですね。


ジャン・ズ・ヤの勝利でした

第1試合では噛ませ犬、もといニック・ギャレットvsジャン・ズ・ヤの試合が行われました。・・・ええ、たった1話で決着がつきました。それでもジャン・ズ・ヤの強さ、圧倒的強さを証明するには事足りる内容だったと思います。そもそもジャン・ズ・ヤは戦っていません。舞っただけ。舞いながら相手の攻撃を完封し、たった一撃の発頸で倒しました。
あまりにも圧倒的すぎて、ジャン・ズ・ヤのファンたちの黄色い声援が滑稽に思えるほど。その強さを全く理解せず、ジャン・ズ・ヤの容姿だけでワーキャー言っているミーハー女子の声援が悲しいものに聞こえてくるほど。呂家のお偉いさん曰く「姜子牙」を名乗るには早いそうですが、「陸奥を倒すくらいなら余裕」だそうな。この呂家編がどの程度あるのかは不明ながら(むしろ不破編がどうなるのかが気になる)、今月号に出てきた呂家のお偉いさんの言葉を見るに、大陸にはまだまだ刺客が多そうに見えます。ジャン・ズ・ヤ以上っているのかなぁ・・・。
来月には永遠の噛ませ犬・飛田さんが登場。勝てるとはこれっぽっちも思っていないですけど、意外と期待を裏切るのは高田さんだったりしてwと思う部分もあります。少しだけ期待しています。


話は変わってふでかげについて。こう言ってはなんですけど、この後どうするんだろう・・・。普通に全国行っちゃうんだろうか???それはそれで不思議な展開なんだけど・・・。スポーツ漫画として、チームを強くする何かがあってもいいかなぁと思います。というか、主人公がいまだにGKだってのがどうなんだろう?という気も。面白い展開を期待してますよー。






○無理矢理キスすると怒られるよ!



夜トがヴィーナとキス!?

ノラガミ」毘沙門編が終了し、鈴巴の育てた桜の木の下で和解?をすることになった夜トとヴィーナ。長年のいざこざを流しつつ、ようやく殺し合いではない程度のいがみ合いにまで落ち着いています。鈴巴の桜でお花見を企画したのは人間のひより。まるで、山岡と雄山の仲を取り持つ栗田さんみたいだなと思ったのは内緒。
ヴィーナの性格からすれば、きっと謝りきらんだろうなぁと思っていたのですが、最後の一言、最後の反省の一言を遮ったのは意外にも夜ト。口の塞ぎ方はアレですけど、夜トという優しい男の真骨頂が出ていましたね。夜トからすれば、ヴィーナの大切な仲間を切り殺している部分もあるので、色々と思うこともあったんでしょうなぁ。
そんな夜トがひとりのストーカーになっていたのには笑いましたが。分かってましたけど、夜トはしつこいですwww それだけひよりが魅力的なのかもしれませんけどね〜。ひよりの魅力は、夜ト、毘沙門天、天神、貧乏神が仲良く飲み食いできる場を設けれるという点だけでよく分かります。まぁ、またひよりがピンチに陥るんでしょうけどねぇ(フラグ立ちまくりでした)。おじさんは心配です>□<






○源がすごすぎる件



源のブレーキングはすごい・・・らしい

capeta激アツ!!レースが開始され、3位の源、5位のカペタ。それぞれの前のマシンが不調のため、ペースが上がらない状況となっています。そんな状況の中、奇しくも二人は同じ考えにたどり着きます。
セーフティーカーを出せばいい」
ただ、今月号でそれを実際に実行したのは源のみ。カペタが非情になれなかった(実際にはカペタも金田をクラッシュ可能だった・・・らしい)ため、源からの恩恵を受ける格好となりました。技術的にも同じなのかな??と思っていたら、どうやら源の方がちょっと上らしいことが発覚。とにかくブレーキングがダントツにすごいらしいです。今まで源がすごいということは重々分かっていたんです。ただ、カペタとどういった差があるのかまでは理解できていませんでした。今月はそんなちょっとした回答を出すようなお話だったように思います。
カペタでは真似のできないブレーキング・・・。ブレーキングが突出していれば、他のクルマよりも突っ込みが長くできる=抜くことも有利ということです。カペタもその部分に気付いており、悔しがっているのが“らしい”な・・・と。現状では源の方が優れているかな〜という印象です。もちろん俺はカペタ派です。何か、何か抜くことのできる要因があればいいんですけど・・・。






カペタましろのおとがコラボります



capeta×ましろのおと

ましろのおとcapetaとコラボします。・・・うん、お互いの衣装を入れ替えると・・・似合いませんねw 餅は餅屋といったところでしょうか。俺は違和感を感じてしまい、ちょっと笑ってしまう入れ替え絵でした。なお、コラボ商品はなかなか期待のでかいものが準備されています。応募してみましょうかねぇ。特に“世界に三台だけのiPod touch”は気になります。う〜ん、欲しいね〜。


負けて当然・・・だったんだろうか

さて、今月の内容もかなり濃いものとなりました。「途中で音を変えたため採点が割れた」というどこかで聞いたような採点により、完敗を喫した雪。審査員の評価の仕方が千差万別なのが非情に勿体無いですねぇ。前半の爺ちゃんの音、もしくは後半の雪の音。どちらも優れていながら、どちらかでした絶賛されませんでした。審査員の好みというのもあるんでしょうけど、その点は田沼総一という演者の方が優れていた・・・ということ。なお、総一はかなり圧倒的に優勝した模様。
しかし、雪に対して周りが色々と期待?しすぎな感じもあります。それがちょっとねぇ・・・。まぁ、これが雪にとって初めて採点された経験になります。言い換えれば・・・これでようやくスタートラインかも?爺ちゃんのように自分の音を演奏するだけではなく、誰かと競い勝つという若者らしい欲望を満たすべく動き出します。そうは言っても、先月号の雪母の対応はありえませんけどね〜。
・・・というわけで、竹千代のところへ行く事を決めたようです。青森から上京し、色んな人から刺激を受けた1巻。素人三味線部と関わりながらさらに刺激を受けたこれまでのお話。そして、ようやく雪自身の成長のお話がメインとなりそうな予感。それがとても楽しみ。ところで、仮に「爺ちゃんの演奏」か「雪の演奏」のどちらかだけを演奏できていれば田沼総一に勝てたんだろうか?演奏スタイルが変わってしまって減点だった〜ということは期待したいんですけど、どちらの演奏も“私は好き”の演奏で終わりそうなのが・・・ね。そんなifも見てみたかったです。なんにせよ、これにて高校大会編終了。続きが気にりますなぁ。






○正直どうでもよくない!ほどに面白い
「正直どうでもいいい(http://omuraisu0317.blog56.fc2.com/)」というサイトをやっている友人の漣くんが、漫画ブロガーが本気で教えたい “今年出たすごい1巻” という文章でライターデビューしていました(URL http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1210/23/news024.html)。べっ、別に羨ましくないんだからねっ!!とか思いながら読んでいたんですけど、1番はじめにボールルームへようこそを選んでいて、やるなぁ〜と唸ってしまいました。



頑張った二人!

ガジュマコ兄妹のケンカに付き合うことになった主人公の多々良と、ヒロインの雫。偶然にも雫も多々良もフリーであったため、多々良&マコ、ガジュ&雫というコンビで対決することになりました。前号で見せた素人多々良の額縁演技が相当すごかった!マコという花を際立たせる演技に打ち震えました。あくまでも今回の大会は「マコはいいパートナー」であることを証明するために出場しています。どちらのペアが優れているという演技を競うものではなかったため、多々良は完全に黒子に徹した演技をしました。はたして、それが良いのか悪いのか・・・。


今月号はガジュ&雫

多々良とは違い、どちらも子供の頃からダンスをやっていた者同士です。特にガジュについては恵まれた体をしているため、大きく大きく演技できる特徴を持ちます。残念ながら妹のマコとでは力をセーブせざるを得なかったものが、雫と組むことで開花・・・してる???そのあたありは今月号を読んでみてください。
ところで、↑の絵のような“ダンスしている”絵というのが、この作品ではとても好きなんですよ〜。勝手な偏見ながら、ダンスってクルクル回るものじゃないですか。竹内先生の絵が今にも回り出しそうでとてもいいなぁと思っていつも読んでいます。そのあたりも惹き込まれる部分なのかもしれませんね。



それと、今月号でとても印象に残った部分を・・・。



ダンスを選んでくれてありがとう

今月号ではガジュとマコの過去話が描かれていました。マコがダンスをしたいとおねだりし、ガジュがそれに付き合う形でペアを組んでいます。今までガジュというワガママ野郎にプンスカして読んでいたんですけど、今月号の話でとても印象が変わりましたね。彼はとてもいいお兄ちゃんだった・・・。
嫌々ながらやっていたダンス。とある大会で言われた「ダンスを選んでくれてありがとう」という言葉がガジュの心に突き刺さります。元々、恵まれた体です。サッカーでも野球でもバスケでも、何でもあったんです。そんな中、あえて選んだダンスという道で、こんな素敵な言葉を大人から言ってもらえたら、そりゃ嬉しいでしょう。読んでいて、こちらが嬉しくなりました。熱い、この作品は熱いよ。全然、正直どうでもよくないよ!!!・・・ライターデビューしてみたいので、お話待ってます(←!? へへへっ。






○キミ・・・それは告白だよ



大会後の笑顔

四月は君の嘘という作品は期待しか出てこないくらい大好きです。前号でとりあえずピアノコンクールでの公生の今の姿のお披露目が終了し、期待はずれだったのか、期待できるものだったのかは人それぞれ〜という演奏だったものの、公生としては大満足の演奏ができたようです。コンクール自体は「途中で音を変えたため採点がダメだった」というどこかで聞いたような流れで敗れています。初めて大会で負けてしまい悔しがる公生。新しくピアノを師事する相手が見つかったこと等々を含めて・・・ましろのおとに似た展開になっています。デジャヴ??
しかし、今までには見られなかった笑顔が見られたのはましろのおととは違う点でしょうか。かなり吹っ切れてますね。当たり前ですが、今がどん底。ここから這い上がるしかありませんから・・・。




君がいたんだ・・・

君は心に何を持ってたのか。何を支えにしていたのか。こうかをりちゃんから問われた公生は「君=かをりちゃん」と答えます。


うん・・・これって、告白じゃね??
君がいたから頑張れたって、ここまで気持ちよく異性に言ったら・・・告白じゃね?いやまぁ、今回のコンクールで弾いたピアノ自体が告白みたいなもんでしたけど・・・。今月号はダメ押しでしたな。うっひょー、やべえじゃん!!とか思っていたんですが、かをりちゃんはちょっと不穏な空気を出していました。やっぱり体、悪いんかなぁ・・・。
ちなみにお話の方は・・・再び、公生&かをりでヴァイオリンコンクールに出場することに。かをりちゃんの体も心配ながら、また心を揺さぶる演奏を魅せてくれることを期待しています。おいおい・・・もう付き合っちゃえよ〜。それも含め、公生の進路も気になりますなぁ。今年の俺的このマンガがすごいの1位です。