星天高校アイドル部!が天下を取る日・他「マガジンSPECIAL・9月号」

マガスペで連載していた我妻さんは俺のヨメがもうすぐ週マガで連載が開始されますね。こう言っちゃ何ですが非常に複雑な気分です。週マガで頑張れるかな?週刊連載で良さは出せるかな?週マガ読者に受け入れてもらえるかな?・・・不安で夜も眠れません。



○真島先生は働きすぎ



アメリカンなティターニア

FAIRY TAIL『劇場版FAIRY TAIL-鳳凰の巫女-』というタイトルで全国ロードショー中です。Twitter上で真島先生へ感想を書かれている方が多いようですが、概ね高評価のようです。ストーリー原案、ビジュアルデザイン、キャラクター原案etcといったところまで真島先生が手を出しているそうです。いや・・・働きすぎですよ。
正直、真島先生の筆はハンパなく速いです。あれだけ絵を描くのが速いのに・・・上手い。Twitterで挙げているささっと描いた絵が、ささっとレベルではないことからも、上手さ、速さが飛び抜けていることがよく分かります。だからといって仕事量がこんなに沢山あっていいのか???と驚くレベルで働いていて驚嘆せざるを得ません。週マガで連載して、もちろん映画宣伝用に週マガできっちりやっている。それでいて、マガスペでも6Pながら漫画を描いて、表紙まで飾って・・・。すごいとしか言いようがないです。
さて、今月はエルザが謎の服を着て人助けをするというお話で読み切りが載っていました。アメリカンなコスチュームに身を包み、いつの間にかエルザの顔までもがアメリカンになっていたという。似合う・・・、確かにエルザは似合う。本編でも出てきたら面白いのにww 描くの大変そうですけどね・・・。





○会話が面白い



連載2回目「会話」は意外と大反響・・・らしい

先月号から始まっているショートギャグの「会話」。女子高生がただ会話をする。しかしその中身が只者じゃない。シュール。絶妙にシュール。ああ、マガスペでも、いや・・・マガジン系列でこんな良質のシュール作品が読めるようになったんだな・・・と感動に打ち震えています。西野ナントカじゃないですけど、会えてよかったです。
今月はサッカー部のマネージャーになった主人公のもなかとチョコが・・・サッカーの勉強のためにブラジルに来てます。ええ、サッカーの勉強のためにです(マネジの二人のみで)。しかも、チケットを忘れているという・・・。読んでいて不思議な感覚に陥る作品です。ええっ、何でこの子らブラジルにいるんだろう。というか何をしに来たんだろう。

いやいや・・・考えちゃいけません。感じるんですよ。
ちなみに作者のナラボン先生のブログも面白いので置いておきます(アクセス数が10人/日で落ち込んでるっぽかったので)⇒http://narabon.blog.fc2.com/





○山田アアアアアアアアアアアア



新連載「となりの山田さん」

今月から新連載が始まっています。タイトルは「となりの山田さん」。基本的にはボーイミーツガールです。作者の古閑裕一郎先生はアレです。かのマガドラ出身ですな。まだマガドラから出てきてない人も何人かいるんですけど、全員が連載を勝ち取るまで待ってます。
というわけで、新連載は恋愛ものでした。マガスペらしいですね。ヒロインの山田さんはメガネを外すと美少女だった。そんな山田さんに惚れた主人公があの手この手で近づこうとします。しかし、頑なに人との接触を拒む山田さん。一体、山田さんには何があるというのか・・・。1話目で明らかになっているのは山田さんがものすっごい怪力だということ。尋常じゃないほどに怪力です。そんなとなりの山田さんは謎だらけ・・・。
なんと来月号は2話掲載だそうです。力入ってますねぇ。気になったのはパンチラが多いということでしょうか。編集部にパンチラしろって言われてそうですが・・・。うんまぁ、でもパンチラは大切よ。





○新人賞佳作



ケガが大好き

今月号は読み切りが2つ。1つは棚橋なもしろ先生の超能力もの。2つ目は新人賞佳作作品。なもしろ先生の方は主人公が透明人間になれて、ヒロインが小さくなれます。色々と感想はあるんですが、とにかく透明人間になれるとか最高だな!とか思ってました。俺も透明人間になれたらあれやこれをしたいですね(←
さて、佳作を受賞した「ケガ少女A」ですが、とても好みの作品でした。作者の高木祐奈先生から圧倒的なマガスペ魂を感じます。やっぱマガスペはこうじゃないとね〜というお話でした。まさか主人公が“ケガ好き”とかw ヒロインは重傷とかww フェチ系ラブコメなんでしょうけど、あるあr・・・ねーわ!と読んでてつっこんでしまいました。
主人公の「大満足の全治3ヶ月」という言葉から分かるとおり、痛い主人公です。自身のケガであっても、他人のケガであっても喜びます。アレです、ただの変態です。いやあ、面白い設定を出してきますね。絵も上手ですし、今後も期待の新人さんです。あとはマガスペ的に女の子の笑顔3割増がちょうどいいと思いまんた。まぁ、この手の新人さんの場合、次に連載を勝ち取った頃には絵がガラリと変わることもあるので・・・。で、昔の受賞作を単行本に載せてしまって、勝手に恥ずかしがるのを見るのが俺は好きだ!(←何かのフェチかもしれません





○これがあるからやめられない



いやっほう!!!

これこれこれえっ!!!やっぱり「ぱすてる」最高だな!!これがあるから「ぱすてる」はあきらめられません。もっとやってほしいね。
今月号は女子会(&男子会)でした。当たり前ですが、女子が集まると何を語ってるのか本当に分かりません。男子が集まると・・・特に何もない。女子会は不思議な世界です。まさか本当に今月号のぱすてるのようにオッパイを揉んでるんじゃないかとウキウキしてしまいます。多分ないでしょ・・・いや、ないよね!??どうなの女性の皆さん>□<
ちょっと気になったのは、ゆうがキスから先は20歳以降と言っていたことでしょうかね。ああ、この毒されていない感じ・・・。週マガでは出せない味ですねぇ(失礼)。読者的にはさっさとやれ!なんですが、麦とゆうの二人を見ていたら、致し方なしという気もします。ぱすてる女子には全員が幸せになってもらいたいです。菊ちゃんは俺が幸せにするから・・・。
あと、どうも来月号はぱすてる祭りらしいので楽しみです。





○星天高校アイドル部!が天下を取る日



星天高校アイドル部!

マガスペも押し押しの「星天高校アイドル部!」。第1巻も発売し(参考:http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20120822/p1)、今月号は2話掲載&カラーでした。単行本に合わせてプッシュしてくるあたり、期待の大きさがうかがえます。とにかくマガスペの中でもクセのない女の子の可愛い絵が特徴だと思います。それに加えてアイドルもの、恋愛もの、色んな側面を持つ素敵作品。我妻さんなき後、マガスペを我妻枠(?)で支えるのはアイドル部しかありませんよ・・・多分。


鬼咲さんは笑顔

というわけで今月はアイドル部の合宿でした。しかもカラーページはお風呂シーン!!!・・・と思ったら、何で乳首が描かれてないんだろう。これだからマガジン系列は・・・。やれやれ。週マガはダメ。マガスペもダメ。でも、別マガは使ってた。この差は一体・・・。金田先生も作家生命を賭けて乳首を描けばよかったんだよ!!(酷 単行本で修正されてることを祈ります。
そうそう、ちょっと気になったんですが、鬼咲は姉と住んでいるらしいんですよね。お姉さんがどんな人なのかとても気になっちゃう感じです。可愛いのは確定だと思いますが、ヤンキー寄りなのかアイドル寄りなのか。あと、鬼咲家族の中で母親が出ていないのも気になりますね〜。
で、合宿で友人たちと遊び(本人曰く初めてのことらしい)、父親にアイドルを目指すことを宣言した鬼咲。とてもいい笑顔をしていました。この作品を読んでいると、着実にステップアップしているのがよく分かります。自身の意識を変え、応援してくれる人がいて、ヤンキー時代の清算、部活としての盛り上がり、そして親への宣言。これでいて実はまだ隠し玉を持っているあたり楽しみな作品です。前に感想を書いたときにも言いましたが、本来のアイドル道と本筋が違う部分をどう修正するかだけ気がかりって程度です。恋愛面、部活面を考慮すると男子部員が増えると面白そうですが・・・。


何にせよ2012年のマガスペ界に素晴らしい作品ができたものです。我妻さんは昇格しましたが、その次を担うのはアイドル部かもしれません。



だからこそ言いたい!!





星天高校アイドル部!は天下を取る!!










恥骨をやさしくラップする








・・・かも。期待は大きいです。