キスって魔法でできてるんだよ「山田君と7人の魔女」



魔女っ子物語ではありません

吉河美希先生が週マガに帰ってきた!!ドラマ化もされたヤンメガこと「ヤンキー君とメガネちゃん」に引き続き、学園モノを描いています。どこかヤンメガの匂いも感じさせつつ「山田君と7人の魔女」という作品を連載中。

キス・・・しまくりやで。




キスキスアンドキス

風紀が乱れますね>< この作品の肝は“キス”です。とにかくもうキスしてキスしてキスばっかりしてます。
主人公は学園内でも恐れられているヤンキーの山田竜。そしてヒロインは学園でも噂の美少女&秀才の白石うらら。この二人が階段で転げ落ちるところから物語が始まります。
しかし、本当に重要なのはキスという行為ではありません。キスした後が重要です。上のコマで、男の山田が女の白石に無理矢理キスしているように見えるじゃないですか。実は逆です。「男の白石が女の山田」にキスしているんですよ。え、意味が分かりませんか?・・・実は中身が入れ替わっています。


キスをすると中身が入れ替わるんだよ!(な、なんだってー!!AA略






とりあえず確認します

男性が女性になりたい願望、もしくは女性が男性になりたい願望ってどの程度あるもんなんでしょうね。あんまり考えたこともなかったんですけど、山田がやっているように女性側でしかやれないことっていうのは少し興味あるかも。知り合いの女性の体であるというなら、少なくともまぁ・・・見るよね(←犯罪臭がしてすみません
一方で白石が山田の体になって不便だったのは、お股に付いているあれが違和感あるって程度だったそうな。やっぱりそうなのかなぁ・・・。


下着だって確認します

かなり早めの時期に生徒会の一人に魔法がバレてしまいますが、そいつと山田で白石家にも突入しています。やっぱり確認しますよね〜。俺が山田なら絶対にやります。というか女性の家に行ったらとりあえず下着チェックしますよね(←犯罪臭がしてすみません





どきどきキッス

ヤンメガでもそうでしたが、吉河作品のヤンキーってちょっと可愛げがあるんですよね。ただの自己主張強めの男というか・・・。なお、今回の山田もウブです。白石とのキスも実は初めてでした。毎回の白石とのキスでも照れてます。
それはそうと、この作品のタイトルでもある「7人の魔女」って何なのでしょう。今のところ、1巻ではそこそこの人数が出てきています。男女を含めていいのか悩みどころです。“魔女”ということで、女性が7人と考えていいのでしょうか。いや、そもそも何で入れ替わることができるのか・・・が大きい問題かもしれませんけども。





白石の笑顔

ヤンメガでもそうでしたが、委員長とヤンキーという取り合わせが世界観を作っていました。今回は優等生とヤンキー。しかもヤンメガの品川と同じく“いい奴”です。いじめられていた白石を助け、白石の学校生活を豹変させました。また、白石は白石で山田の成績不良を救っていますが・・・。
基本はやはり学園モノ。そこは吉河先生の良さかなと思います。まだ分からないですが、白石が山田をどう思っているのか。山田はウブっ子なのでファーストキスの相手でもある白石のことを気にしているに違いありません。というか、白石とキスするのにまだドキドキしてますからね〜。一方で、白石は山田以外とのキスを拒んでいます。それをどう捉えるか・・・。




あ、そういや入れ替わった状態でキスするってことは、自分の顔とキスするってことか・・・。今更ながらそれは嫌かも(←
ヤンメガ後日談なんかも描いてくれたら面白いなぁと思ってるんですが、どうなるでしょう。色々と謎の多い作品です。それでも濃厚なキス(男同士のキスはご勘弁ですが)、男女のキスがこうもたくさん出てきてウキウキしちゃいますね。あ、俺もキスしたら何か起きそうな予感。誰か試してみませんか?




ヤンキー君とメガネちゃんヤンメガでしたけど、この作品は何て呼べばいいんでしょうね。山7(やませぶん)?長いタイトルは呼びづらいねぇ。