ちょろ神様が降臨している「AKB49〜恋愛禁止条例〜」

最近、AKB49〜恋愛禁止条例〜の特装版を買う意義について悩む年頃になってきました。今月発売した8巻でも通常版、特装版を買っています。別段、AKB48のファンというわけではないのに・・・。本人たちのシールとかいるんだろうか。結果的に2冊買ってるんですよね。
こう言っちゃなんですが、特装版をやめて限定版を作ったらどうでしょう。せっかく作中でGEKOKU嬢のシングル話をやっているんだし、誰かが歌って限定版CD付〜みたいな。ラジオドラマとかでもいいですよ。とにかくもう特装版は疲れたよ、やすす・・・。




ミク・・・さん?降臨

7巻から続く、GEKOKU嬢の作曲問題になんと初音ミクさんが絡んできています。まさかAKBとミクさんという近年の日本を代表する音楽系がMIXされるとは思いませんでした。しかもAKB49という舞台で・・・。
作曲をプロではなく、ミクさんを使ってネットに上げている中学生を・・・という流れになっています。なお、作曲された曲について、やすすも「天才だ」と呟いたそうな。その中学生を元気付ける?いや、引きこもりから外に出すためにミクさんを使用しました。もちろんミクさんのコスプレをしているのは岡部愛。AKB49の大エース(仮)、岡部愛。通称愛ちゃんです。
まあああああ似合ってますよね。ミクさんも可愛いですからね。それに対応できるのは可愛い愛ちゃんしかできません(トルドさんの推しメンが愛ちゃん)。あと、愛ちゃんの髪型がツインテールというのも重要です。まぁ、意外に愛ちゃんがノリノリだったのが驚きですが。


8巻ではこのミクさん編、みのりとセンターのデート編、吉永のチュー編、そして愛ちゃん恋愛編が収録されています。主人公みのりや、本当のヒロイン吉永の話も重要ですけど、一番大切なのはやっぱり愛ちゃんですよ!!(力説)



愛ちゃんの曲

GEKOKU嬢としてはセンターをみのりに奪われてしまいましたが、愛ちゃん(&吉永)にはソロ曲が与えられています。世界にたった1つだけの自分の曲。自制に自制を重ねて、夢を目指しながら入ったAKB48。メジャーデビューとしてもらえた”自分だけの曲”。それを喜ぶ愛ちゃん。こういうところはやっぱり女の子なんだなぁと思わされますね。ああ、可愛い。



なお、愛ちゃんの曲名は「譲らないツインテール。・・・恋愛曲です。
可愛さが絶頂中の愛ちゃんだからこそ、きっとチヤホヤ&いい恋愛をしてきたんだろうなぁ・・・と思うじゃないですか!?しかし、有名になった後のことを考慮して、プリクラ等々は撮らない、男性との付き合いもほとんどせずだったそうな。そのため恋愛曲は微妙という結果になってしまい、やすすに「恋愛禁止条例解除」を言い渡されます。



初めての気持ち・・・

なお、かなりちょろかった模様^^
愛ちゃんが男性に襲われているところを浦山実が助けた。たったこれだけで実に陥落しました。・・・あれ、これでいいなら俺でも落とせたんじゃないだろうか。ちょろすぎる。
気になった実の学校まで追いかけるという徹底ぶり。「4m離れて。でも、5m以内にはいて。」という珠玉の名言までも飛び出す始末。いやでも仕方ない。このツンデレ娘にとっては初恋。初恋なのです。本来通るべき”好きな男性”に恋して恋して恋しまくるという青春を謳歌させてあげてやってください。


ただ、実に夢中になりすぎたため、公演に身が入らないというプロにあるまじき失態を・・・。恋とは恐ろしいもので、あの愛ちゃんですら敵わない相手だったようです。



たった1人のためにだけ歌った曲・・・

そんな時に手を差し伸べてくれたゆきりん先輩。アイドルだって恋をするんだと愛ちゃんに説きます。もちろんその相手はお客さん1人1人。まぁ、最近のアイドル関連のプリクラ等々の問題を見ていると何のこっちゃと思ってしまう部分もありますが、そうやってアイドルが公演に臨んでくれているのだとしたら嬉しいじゃないですか。
・・・というわけで、あまりにも素晴らしいゆきりんの説得のおかげもあって、お客さんへの気持ちを学べた、自分を応援してくれる人へのラブソングを学んだ愛ちゃん。苦手だったラブソングも、本気の気持ちを学んで歌えるようにもなったんですけどね・・・。歌うべき相手は実ではなく、お客さんだという。それを覚悟したお話になります。


この涙のラブソングまでの話が・・・泣けるんだなぁ。愛ちゃんを好きすぎるからかもしれませんが、とっっってもいいお話でした。アイドルの恋愛への覚悟を知ることのできるお話でした。現実は知りませんけどね。






君の事を思って歌うのは今日が最後。
でも、スーパースターになって帰ってきて、その時も想ってたら
譲らないっ(えへっ)

ちょろ神様降臨!!
1巻の頃からみのりたちをイジメて、ゆきりんを呪い殺すような目で見て・・・。そんなワガママツンデレ姫がこんな可愛い顔で笑うんだとドキドキさせられること間違いなしです。もちろん最初から読んでいって・・・ではありますけどね。このギャップがたまらない。強がりの中にあるこのデレがたまらない。一生、俺は愛ちゃんに着いていくから!!!




ということで、9巻以降からはGEKOKU嬢の本格的な活動に入っていきます。せっかくなのであっちゃんの卒業話等々もいつかはやってほしいんですけどね。楽しみにしていますよ。あと、限定CDとかもできれば・・・。期待しております!!