女子高生な偽物語「イモリ201」

札幌在住ですが、まだ雪が降ったりしています。テレビを付ければ東京で花見だというのに・・・。あぁ、嫌だ嫌だ。



イモリ201・2巻

さて、月刊ヤングマガジンにて連載中の「イモリ201」はいまだに夏を謳歌している最中です。いや先取りというのが正しいのかも??表紙からくる爽快な夏の雰囲気が素敵ですね。ちょっとした暑さに対しての涼やかな状況。いい表紙だなぁ・・・。これが夏の単行本ならもっといいんだけど。
月刊ヤンマガだったり、ヤンマガだったり、この「イモリ201」では女子高生がスク水になったり、体操着になったり、浴衣や夏の制服なんでもござれで作品が描かれています。やっぱり布が薄いとおじさん嬉しいもんね!女子高生の!服装が!布薄めだったら嬉しいな!!


・・・まぁ、それが”女子高生もどき”でもね。




女子高生もどき・井森さん

イモリ201という作品は、浪人生の川島君が部屋の横の201号室に住む女子高生を愛する井森さんとキャッキャウフフするお話になっています。キャッキャウフフというよりは井森さんが川島君の勉強の邪魔をしているようにしか見えなかったりもしますが・・・。問題はその井森さんが女子高生風であるということ。21歳の井森さんによるただのコスプレだということ。これって・・・女子高生が出てくる作品じゃないのか!?
まぁ、確かに自分の部屋の横に住んでいるのが女子高生が親しくしてきたら嬉しいはずですけど、それが実はコスプレ姉ちゃんだって言われてもなぁ・・・。


ただ、普通の女子高生には出せない味もあるんですよ。女子高生は貧乳がいいという持論を持っている私ですが、ただのコスプレ姉ちゃんならムッチムチでいいおっぱいしてもらってた方が得じゃないかと思う派だったりします(←なんのこっちゃ



たぷんたぷん

作品上、巨乳さんが多いような気がします。もしかすると作者の今井ユウ先生の好みなだけかもしれませんが・・・。いや、それならむしろ、お尻やフトモモに力が入っている方が重要かも。フトモモムチムチ。お尻もムッチリ。そんな女の子がたくさん出てきて何かしてます。エロいことをしていませんが、何かをしています。




リアル婦警が女子高生に・・・

井森さんは偽者女子高生ですが、他は割と年齢通りの人が多いです。井森さん以外の女子高生は本物ですし、婦警さんだって本物です(何かいやらしいことになっていますが、この婦警さんは女の子をオトすのが上手です)。大学生や小学生、学校の先生まで本物がたくさん。・・・ただ、変な人しかいません。
高校の先生(女性)は川島に胸を揉んでくれと迫ってきます。婦警さんはどレズ。女子高生は性奴隷。辛口の小学生や自分が魔女だと信じて疑わない女子大生。そして浪人生。井森さんを含めて変人しかいない作品です。ただただ、それを楽しむ作品になっています。純粋なギャグというよりは、「どうしようもねーなwこいつらww」と笑ってしまう作品なのです。



す?セ?

もちろん基本ベースはお隣さん同士の恋愛がメインです。井森さんが変な人だということを認識している川島も、その肉質に目がいき、いつの間にかなくてはならない存在へと発展してきています。まぁ、欲望を抑えて勉強している浪人生の目の前に水着の女子高生(もどき)がいたら、そっちに行っちゃいますよねぇ。好きだと言うべきところで”セッ”と言うあたり残念ですけども・・・。



少し誤解の無いように言っておきますが、基本的にはエロシーンは少ない方かなぁと思っています。むしろ、フェチっぽいシーンの方が多いかな??どこぞのらー○ん娘よりは・・・ね。
やはり「何してんだこいつら」というツッコミを入れつつ読むのが楽しい作品です。井森さんの生き様?めいたもの、その偽者の女子高生を生きがいにするという、そもそもがぶっ飛んでる設定にツッコミを入れてこそです。最初に思うのは、きっとビール飲みすぎだ!という部分でしょう。というか、ツッコミどころが多すぎですけどねww
皆さんも、この残念で、だけど見捨てきれない偽者女子高生のムチムチっぷりに惚れるはず(多分)。オススメです。白い表紙が目印!!




井森さんの収入源、ご両親の存在等が気になるんですが、描かれるのかなぁ・・・。あと、川島は受かるのかなぁ。そして、何故か家に2冊あるこの2巻をどうすればいいんだろうか。困った。