ノーブラも才能ですよ「月刊少年マガジン・5月号」

月刊少年マガジンの内容に圧倒されます。すごい、この雑誌はすごすぎる。あれもこれもと言えばキリがありませんけども、あえて挙げたいこの4作品。
capeta
四月は君の嘘
ましろのおと
ボールルームへようこそ
ふと気付いたのは、これら4つの作品に限らず”天才”と呼ばれる人種が主人公に多いですよね。天才とまで言われなくとも、必ず”隠れた才能”、”溢れる才能”は持っています。



capeta:帰ってきた竹森さん
ついに待ちに待ったマカオが開催されようとしています。予選前ながらギリギリを攻める海外勢に負けじとアタックをしかけるカペタ。まぁ、あまり良い結果じゃありませんで・・・。



竹森さん「口出すから」

そもそもの発端は日本人レーサー3人で話していた時の「タイヤのロゴが消える」という話。それだけマカオは攻めるという話をしていたカペタはそれを実行しようとしてクラッシュします。観客の反応を見ていると当たり前のようです。日本でカペタたちが経験していたレースとは全然違うんだなぁ・・・。
まぁ、カペタが最初に躓くのはご愛嬌ですしね。カート時代は言わずもがな。クラッチを使えなかったFステ時代。F3では最初のレースにクラッシュしましたっけ。今回のクラッシュも後々の成功を考えると吉報ですよ、うんうん。
とはいえ、クラッシュして落ち込むカペタ。で、そんなところにやってきた力強い援軍の竹森さんなわけですよ。いつもの人間にアドバイスをもらって、喝を入れてもらったほうがやりやすいってもんですよ。というか「カペタが困ってるみてーだし、しかたねーな」な感じで手助けしてしてくれる竹森さんが猛烈に渋すぎ。かっこよすぎ。あと、カペタが皆に支えられすぎ。愛されすぎ。だけど、俺もそんなカペタが好っきやねんで!!



四月は君の嘘:弱小メガネは大きな目標だった件



有馬公生は倒すべき目標なんで

復活を期する公生の前に広がる包囲網。1人は相座武士。もう1人は井川絵美。前者は公生を倒すことを目標とし、後者は公生を否定するためにピアノを弾いていると言い切っています。
2年前まで圧倒的に勝ち誇っていた公生を見上げるしかなく、挙句の果てにはその目標がいなくなった二人の胸中を考えると色々と思うところはありますよね。武士には公生がいなくなった若手のピアノ界を自らが引っ張ってきたという自負があります。そして、完全に公生をモチベーターとしていた絵美にとっても公生の復活は漲るものがあったようで・・・。
はっきり言って、武士と絵美の演奏は圧倒的なものでしたよ。絵の雰囲気だけで音が伝わるこの作品ならではの勢いを持っていました。それだけ公生の存在が彼らに与えていた影響がよく分かります。あんなスゴ演奏をされて、公生がどういう演奏をするのか・・・。ものっそい気になりますね!!!
これまではかをりちゃんによってピアノへと引っ張り上げられてきた公生が、過去と対峙するお話に進んでいくようで。色々楽しみです。



ましろのおと:トゥイントゥインが気持ちいい
雑誌を読んでいて、四月は君の嘘の次にましろのおとが載っていて何か嬉しくなりました。絶頂を迎えたと思ったら、それが連続だったとか最高です。
作品の方は団体戦が終了し、個人戦もそこそこ進んでいます。雪の出番はまだ先みたいですが、ライバルキャラたちの演奏もなかなかに素晴らしく、数ヶ月後に来るであろう雪の演奏までまだまだ楽しめそうですね。この漫画で雪の演奏が見れるまで、まだまだ倒れられない。そんなカンフル剤な作品になってますよ。



超気持ちいい

今月は団体戦であの荒川トゥインを見せた荒川が登場。トゥインについてですが、通常バチで響かせる音を、弦を指で上下させることで響かせる手法(?)だそうな。通常はやらない、というかそれほど行儀の良いものではないようです。で、そんなトゥインが昔から好きで好きで、その練習ばかりしていた荒川。審査員も賛否両論というところですけど、元気が良いという印象を与えられた人もちらほら・・・。
しかしまぁ、弾く姿がとても幸せそう?いや、楽しそうですね。自分の音を持っていて、それを気持ちよく弾くというのが荒川の持ち味です。


・・・長い竿を指で上下させながらこすると、トゥイントゥインで超気持ちいい。


大丈夫だろうか。



ボールルームへようこそ:ノーブラまこちゃん
去年一番の衝撃的連載をした「ボールルームへようこそ」。何故かダンスを始めることになった主人公・多々良の不思議なセンスに驚かされる漫画です。前回までは天才ダンサー兵藤の替え玉で大会に出させられたりで大変な目にあった多々良ですが、今月号はパートナーのお話になり・・・



・・・あん

兵藤がいなくなり、そのパートナーであるしずく(メガネ&巨乳)がガジュという男にパートナーを求められるところで今月号は始まっています。そもそも論として、兵藤が怪我を隠していたことに不満を持っていたしずく・・・という構図があり、ガジュが言い寄ってきたわけです。
しかし、ガジュには妹のまこちゃん(中二)というパートナーがいました。それが↑の麗しい女の子なんですけども。


すいません、私・・・ブラしてなくて

いっっっっええええす!!!!!
来た。赤木真子(中二)の時代がやって来た!!赤木真子(ノーブラ)の時代がやって来た!!常時もじもじして顔を赤らめる少女(ノーブラ)。兄以外と踊ったことがないという可愛らしい少女(ノーブラ)。そんなまこちゃんに僕らはメロメロです。だってノーブラだもん!!
こんな可愛いまこちゃん(ノーブラ)に対して何の不満があるというんでしょう。まぁ、しずくも可愛いし、ダンスも上手いですがノーブラじゃありませんからね(←?




いっぱい練習します

一体何の練習をするのでしょう?(←ダンスです)
結局、しずくが兵藤に対する不満を募らせる形でガジュとコンビを組むと言い、まこちゃんがコンビ解消されてしまいました。しかもガジュの「しずくより上手くなったらまたコンビを組んでやってもいい」という言葉付き。これに泣くまこちゃんに手を差し伸べる多々良・・・。
よくよく考えたら主人公のこと何も言ってなかったw。まこちゃんとのカップル練習では、不思議な才能を見せて話を盛り上げている・・・んですが、どうしてもノーブラの話が頭から離れませんで。天才的な主人公を見たいという方にはとてもオススメの作品です。今では中二の少女を見たいという方にオススメの作品にシフトしつつありますが、勢いのあるダンスシーンや、多々良の才能という部分を見ると・・・鳥肌ものですよ。




とまぁ、ノーブラの話が重要だと気付かされた今月の月刊少年マガジン。手を出せば犯罪なので言えることは特にないですが・・・。あぁ、そうそう。月マガは才能溢れるキャラクターが多いですよね。つまりはノーブラであることは才能なんですよ!!まこちゃんにはその才能を伸ばしてもらいたいものです。うん、やる気が出てきた!!