エースのスタートライン「ダイヤのA」



巨人軍サッワ「自分みたいです」

いや、どっちかってーと降谷じゃないかなぁ・・・。右の豪腕なんてとてもそっくりです。ダイヤの沢村との共通点は・・・名前くらいですかね。サッワはお茶目さんです。
さて、ついに「ダイヤのA」も30巻を突破しました。長くなる可能性の高い野球漫画とはいえ、30巻も越すと長編だなぁと感じてしまうもの。現状の話をすると、3年生が夏に負けてからセンバツに向けて頑張っている状況です。
ぶっちゃけ3年生の最後の試合が熱すぎましたね。今は片岡監督を辞めさせたくないという一心で負けない試合を続けています。負けなければセンバツに選ばれる。センバツに選ばれれば辞表を出した片岡監督も辞めなくてすむ。それが今の彼らを支える原動力になっています。そしてスポーツ漫画の面白さの原動力でもあります。



まずは夏のリベンジ!!

3年生が負けた稲実に勝つ。これが目下の目標でしょう。稲実にリベンジして、ようやく本当にセンバツが見えてきます。勝たなきゃならんとです。


そうそう。以前ですね、「青道高校の新しいスターティングメンバーを考えてみた」という記事を書いたんですよ。3年生がいなくなって青道が心配になったので書いたものです。
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20100610/p1
自分でも結構好きな記事だったりします。コメント欄がちょっと香ばしくて楽しいのもオススメの理由。彼は今どうしているんだろう・・・。というのも、コメント欄にて、考えてみたスターティングメンバーをボロクソに言われ、腐ってるとまで言わてたりするんですよ。ただ、30巻にして打てる打順が公式で組まれ、それが意外と似てたという・・・。クソの打順や守備と言われましたけど、寺嶋先生に言ってきてもらいたいなぁwwwあははww


1番:倉持(遊撃)
2番:白州(中堅手→(右翼手
3番:春っち(二塁)
4番:御幸(捕手)
5番:ゾノ(一塁)
6番:降谷(左翼手
7番:樋笠(三塁)→東条(中堅手
8番:金丸(右翼手→(三塁)
9番:川上・沢村(投手)

赤文字が間違ってたところです。2010年の6月に考えたにしてはいい線行ってると思いませんか?春っちが3番とか、金丸のレギュラーなところなんてバッチリだと思います。堅実さが売りの白州がセンターの方がいいよなぁとか、やっぱり東条来たか〜とか思ったりしてますけど、片岡監督の選択は間違っていませんよ。




スタートライン

そんな素敵打線に支えられ、初先発の沢村が5回完封勝利を収めます。しかもインコースを投げられたというオマケ付き。最近は変化球を投げてない気もするのでたまには見たいものですが・・・。
しかし、よくよく考えたら、この作品は”エース”漫画でしたね。忘れるところでした。30巻にしてスタートライン。・・・うん、長いな。いや、でも今回の沢村の投球は熱かった!!3年生の熱を持ち込むのはやはり沢村か・・・。


少しぶっちゃけた話をすると、3年生がいなくなってイマイチかなぁと思う点が多々あります。もちろんチーム内の不協和音というテーマにも興味津々ですし、沢村の復調、降谷の覚悟も面白いです。ただ、例えば早めに夏大会に移る&落合監督の采配を見たいとかって気持ちもあるんですよね。うん、落合監督は見てみたいわ、ホント。
まぁ、イマイチと言ってもアメリカ国債の格付けが1ランク下がった程度。AAAがAA+になった程度。面白さの軸には変わりありません。というか、色んな漫画が最終回を迎える中、看板漫画として引っ張っていってほしい作品です。期待しています。