言ってスッキリ、フラグをポッキリ「彼女がフラグをおられたら」

講談社ラノベ文庫って知ってますか?講談社の回し者ではありませんが、そういうラノベがあるらしいですよ。進撃の巨人のスピンオフラノベもここから出ています。講談社様は色んな可能性を試していて面白いですね。ほぼ漫画が専門な人間ですけど、頑張ってほしいものです。同じ講談社様ですから〜。
さて、今回はその講談社ラノベ文庫から1つ紹介したいと思います。ただ、紹介と言っても、もちろん漫画の紹介になります。タイトルは「彼女がフラグをおられたら」。通称:がをられです。がをがを。この”がをられ”ですが、月刊少年ライバルでコミカライズされています。がをがを。



ハーレム作品??

原作は竹井10日先生。漫画を凪庵先生が担当しています。実は原作を実は読んだことがありません。本当は比較とかしてみると面白そうなんですけども・・・。漫画版は凪庵先生の絵柄も相まって、かなり女の子たちの可愛らしさが爆発しています。ほぼハーレムですしね〜。
そんな女の子の可愛らしさも大切ですが、最も重要なのは作品の内容です。特筆すべきは主人公の特殊能力「フラグが見える」という設定でしょう。


頭のフラグを確認している??

「俺、この戦いが終わったら、彼女に結婚を申し込むんだ。」
この言葉から発せられる死亡フラグ。主人公はこのフラグを頭の上に見つけることができます。そして、折ることも可能です。例えば「告白しても結婚は断られますよ」と言うだけで、死亡フラグを回避できます。

ある日、ヒロインの1人でもある菜波が主人公・旗立颯太を交差点で見かけるところから始まります。交差点でサラリーマンが「商談がうまくいったら結婚を申し込む」と死亡フラグを作った途端、トラックが交差点に突っ込んできます。そこで颯太の「商談は成功しない」というフラグ折りが発動。しかし、その現場を見ていた菜波が颯太を問い詰め、”フラグ”というよく分からない事象に巻き込まれていきます。



友情フラグが立つ

そこからあれよあれよと、颯太のハーレムが設立され、寮で女の子たちと暮らすという方向へ発展。まるで菜波との出会いが颯太にとってのフラグだったかのように、とんとん拍子でした。実に羨ましい・・・。
なお、友情フラグが立っているのは男の子です。いや、男の娘か・・・?他にも膝枕をしてくれるような幼馴染、幼女のような老婆、明るい生徒会長等々。楽しい寮生活が始まろうとしています。元々、菜波と会うまでは、切って捨てるかのようにフラグを折りまくっていた颯太。菜波が不必要に折るのをやめなさいと言ったことで、女性が集まってきているようにも見えますが・・・。




恋愛フラグ

また、菜波以外のヒロインの1人・魔法ヶ沢茜も大きな大きな恋愛フラグを立てています。しかし、実はこの後ろに死亡フラグがひっそりと隠れているのでした。これをどうやって回避したのか。普通の折り方では対処できない死亡フラグをどうやって無くしたのか。恋愛ハーレムものとして面白い展開を1巻でやっていますので、是非是非確認していただきたいところです。



服がすけるメガネとかいいなぁと思っていた方の人間だったりします。もしくは相手の心が見えたりしてもいいですねぇ。もちろんこの作品のようにフラグが見えるというのも面白そう!恋愛フラグが立ってそうな人を見つけたら、片っ端から愛してると言いそうです。まぁ、俺が気持ち悪すぎて相手からこっちのフラグと心が折られそうですが・・・。いや、怖い。
可愛い女の子ハーレムとして、かなり楽しめる作品です。この手のタイプは終盤泣かせてくれるんじゃないかと期待していますが、まずは颯太の特殊能力を妬みつつ、女の子のハーレムを楽しみつつ読んでもらえればいいなぁと思います。今後のライバル支えてもらいつつ、講談社ラノベ文庫のコミカライズの試金石として成功してほしいです。オススメ。








俺、この更新が終わったら彼女に結婚を(ry