やり直し不可能の選択「進撃の巨人・第28話」



別マガ表紙は進撃の巨人

進撃の巨人が映画化するそうです。しかも実写です。監督は中島哲也さん。基本的に漫画原作のアニメは見ないので、見る見ないという選択はあるんですけども、それ以上に出来上がりが楽しみではあります。映画が出来上がるまでこの作品の人気が衰えてなければいいですけどね(不吉)。
さて、今月の別マガで進撃の巨人6巻の続きが見れる!とデカデカと書いてあります。いつもいつも言っていますが、これってやめた方がいいと思うんですよねぇ。もちろん続きが〜というのはいいんですよ?問題は先月号とあわせた2話掲載がどうなんだろうなぁということです。先月号買わなくてもいいじゃないかということ。そして、巨人の数十ページで他の作品、とりわけ新人さんの作品が載せられるのになぁという気がしてます。先生に休みをあげてどこかで調節してほしいものですが・・・。まぁ、進撃があるかないかで雑誌の売り上げが違うんでしょうけどね。



○やることなくなっちゃった兵団?
先月号ではアキ子が自害?のような形で消滅してしまいました。「アキ子がピンチ⇒アキ子が吼える⇒巨人が大集合⇒おいしくいただきました^q^」まさかの展開に驚愕したかと思います。




アキ子によって調査兵団の面々が数多く死んでしまいました。それなのに得たものが何もない。そのままカラネス区へと帰ることになったわけですが、生け捕りにするという目的を達成するために用意もバッチリだったエルヴィンさんの胸中やいかに・・・。
しかし、アキ子消滅を見届けたエルヴィンはリヴァイに警戒を怠らないように促します。アキ子が登場したこと。そして、アキ子が硬質化をするなど、「通常では考えつかないこと」に対応する必要があると考えたからです。もしかするとアキ子は死んでいない。また登場する可能性があると睨んだエルヴィン。その予想がまさかあんなことになろうとは・・・。


今月号はエルヴィンが結構冷静だなぁと改めて思う場面が多々ありました。



超大型巨人は立体機動装置を持っていた?

アキ子が死ぬことによって大量の蒸気が発生しました。その状況から、視界不良の中、中の人が逃げた可能性があることを察します。ハンジが以前に推論してた「超大型巨人の中の人は立体起動装置で逃げた」説を思い出したからです。いやはや冷静な人だなぁ。






○アキ子の中の人登場



自由の翼を背負いし者

予想というのは最悪な方向へ行くものでして・・・。本当にアキ子の中の人がいました。しかもフル装備の調査兵団調査兵団のマークは自由の翼の証。そんな希望を背負った団員の一人がまさか裏切り者???そんなの・・・、そんなの・・・笑って許せないよ!!(←?


アキ子再登場

変身解除⇒人型⇒再変身という荒業が可能でした。・・・えっ?服もそのままで変身できるの??しかも、そんな時間も開けずに変身できるの??万能じゃん!ものすごい万能じゃん!!アキ子・・・恐ろしい子
蒸気が充満している状況で、近くからの信煙弾を見つけたリヴァイ班は、離脱していたリヴァイによる信煙弾だと誤認してしまいます。そのため迂闊にも近づくことに。この辺、まさに用意周到でしたね。よほど中の人の顔が多くの人にバレているのならいざ知らず、視界が悪い、さらに装備もバッチリであれば敵味方なんて分かりません。そこまで予想していたとは思いませんが、それなりに狡猾な人が犯人のようです。それと、調査兵団マントを身に纏っているとはいえ、死んだ人間から盗めばどうとでもなる代物なので、調査兵団の中に裏切り者が確実にいるかってーと怪しいなぁと思った今回のお話。
しかしまぁ、超大型巨人も今回のように立体起動装置が使えるのだとしたら、エレンの父=超大型巨人という説も怪しくなってきましたねぇ。普通の(?)おっさんが扱えるんだろうか・・・。






○涙の別れと巨人同士の決闘



オルオとペトラが漏らしてた

オルオさんとペトラさんは初めての調査でお漏らししてたそうですw 何かずーっと偉そうなことを言っていたオルオとペトラですが、意外と、いや意外でもなんでもないですけど恥ずかしい過去を持っていました。空中で撒き散らしてました(キリッ
グンタがピクニックじゃねーぞ!って怒っていましたが、こんな馬鹿な話ができるような場所ではないんですよねぇ。それなりの経験と実力があってこその馬鹿なお話でした。いやしかし・・・ペトラさんがお漏らし。アリだな。



とまぁ、そんないつもの馬鹿話もありつつ、見つけてしまったアキ子の中の人。

















リヴァイ班壊滅!

    /\___/ヽ   ヽ
    /    ::::::::::::::::\ つ
   . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
   |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
 .   |    ::<      .::|あぁ
    \  /( [三] )ヽ ::/ああ
    /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

↑読んでてこうなりました


いや、いやいやいやいやいやいや。えっ。オルオも?ペトラも?グンタもエルドも??????死んでしまったよ、おいおい。まだ信じられません。グンタ、エルドの話の関わり方ならいざしらず、既にオルオもペトラもほぼレギュラーだったじゃないですか。こうもあっさりとリタイアするとは思っていませんでした。これが進撃の巨人か・・・。
確かに104期生の誰かが〜ということなら納得いきます。そういうお話なんだと。しかし、リヴァイ班をこうも早く切り離すとは思いもしませんでした。アキ子を倒すことはできるでしょうけど、今後の壁外活動はどうするんでしょう。いや困った困った。



エレンゲリオン対アキ子

ついにエレンゲリオン対アキ子へ。いつかはこうなる運命だったのかもしれません。初めての知性持ち巨人同士の対決。今回の壁外調査前にペトラは「変身しない決断」をエレンに説きました。もちろんそれが一番いいことなんだろうと思います。・・・普通であれば。
リヴァイはあくまでもエレンに任せると語っています。もしかすると決断しきれなかったのかな?と思っていましたが、全員の気持ちを汲み取っての発言だったのかもしれません。いや、生け捕り失敗後の今だったら許可を出していたかも。もしくはリヴァイが盾になったかも。あの場にリヴァイがいなかったことが、本当に本当に悔やまれます。
そして最後、エレンは自分の選択が間違いだった、仲間を信じたという選択が間違いだったと言っています。果たして本当にそうなのかどうか。いや、結果論じゃないかなぁと思いつつ、もう何が何だか分からない状況に混乱してきます。確かにこうなってしまいましたが、エレンにも信じれる仲間はたくさんいることを思い出してほしいものです。エレンにはミカサもアルミンも、ジャンたち104期生がいることだけは覚えていてほしいし、信じてあげてほしいものです。裏切り者??知らんなぁ・・・。






○その他
こういう結果を迎えて、やはり共闘してほしいなぁと思うわけですよ。そのためにはやはりエレンが自分の力を制御できないとダメなわけです。少なくともどうやって変身できるか分からないような状態ではダメです。一方で、アキ子さんの巨人レベルの高さはものすごいですよね。

1.硬質化できる
鎧の巨人と呼ばれるタイプは、体の一部を硬くして壁を破壊していました。それと同じく、アキ子さんはうなじを硬くしていましたね。でも、それができるってことは巨人最強じゃないですか?ぶっちゃけ倒せませんよ。少なくとも黒金竹による刃だけでは切れないってことになると、リヴァイですら倒せない可能性もあります。別の武器が必要だ・・・。
リヴァイたちは知っていましたが、オルオたちは知らなかった。オルオが最後にうなじの硬質化を知っていれば、少しは結末が変わったかもしれません。情報って大切だ。


2.修復箇所を意図的にできる
これも驚きの機能でした。両目を切られたアキ子は片目だけ修復を早めています。エレンにはできない芸当です。両目破壊⇒うなじというのは調査兵団でもよくある手なんでしょう。脚を切ってから〜というのも常套手段ですね。ただ、その箇所を早めに修復ができるというのは、いつものやり方が知性持ちに通用しない・・・。ちょー怖い。


3.変身変身また変身
変身解除と変身が意図的だったのは驚きました。エレンとはぜんぜん違いますねぇ。羨ましい・・・とまでは言いませんけど、例えば巨人対巨人であっても、変身解除をしてうなじを狙うような戦法も可能だったり??変身解除が怪しく、操りきれていないエレンがその戦法にやられるなんてことも??考えすぎですが。


まぁ、エレンとアキ子が戦っている最中にリヴァイがやってきてくれるとは思うので心強い限りです。頼むから、そろそろアキ子の正体を明らかにしましょうよ。来月号も楽しみです。




冬コミの連絡とか



「金曜日 西地区 "ひ" ブロック 13b」 無駄話

冬コミ進撃の巨人考察本出すぞ!!!
入稿も完了しています。出ます、出します、買ってください。
去年の冬はたった1つのサークルしかありませんでした。もちろん無駄話だけ。それが今では10サークル・・・。お誕生日席にいますので他所の進撃系の同人誌を漁りつつ、無駄話の「進撃考察」を是非是非よろしくお願いします。
もしかすると3日目評論のどこかにも置いてある可能性がありますが、できれば2日目の無駄話に来ていただいて、進撃の巨人について語りましょう。あと、当日は寒いと思うので暖かくね!!