ド天才を認める天才「capeta」

capetaは最高や!!ここ数年、BECKをはじめとした名作が月マガから消えていってますが、なんだかんだで今ではcapetaが屋台骨として支えていますね。圧倒的に面白すぎます。悲しくてではなく、嬉しくてでもなく、作品の熱さに泣いてしまう作品です。



おっさん「うおおおおおおおおおおお」

カペタはレースでの自らの運転で敵を黙らせ、そして味方を盛り上げます。これがカペタの1つの才能です。車の免許もない子供がまさに”死に物狂い”のレースで人心を掴みます。ハートキャッチカペタなのです(←?
最初はボロボロのカート、エンジンも小さなものしか積むことができなかったカートで走っていた子供時代。その頃から見る人を感動させるレースばかりやっていたわけで、その部分は本当に変わりませんねぇ。


26巻では敵地・鈴鹿でのレースを行っています。ライバルのAYK・金田彬がポールポジション、その後を走るカペタ。最後まで抜けないだろうというレースの中・・・



カペタはタイヤを使っていない

タイヤを使わない・・・、いや決して空を飛んでいるということではなくてですね。レース中に高速で走るとタイヤもどんどん痛んでいくらしいです。そんなタイヤを、カペタは考えて使っている・・・ということらしいです。金田を抜こうとしているのも演技で、最後の最後までタイヤがダメにならないギリギリまで使いきる(=金田がタイヤ使用率0%のところで、自分が1%でも残っていればカーブで抜ける)。そんな芸当が可能なんでしょうかね???いやいや、カペタがそうしていると言うなら確実にそうなんでしょう。


F3をつかんだと思った

結局その作戦が大成功し、カペタはこれがベストのレースだったと後々振り返っています。最初から最後まで全てが自分のレースができたと自画自賛したほどのレース。金田を抜いたのは最後の最後のカーブ。抜けるのか抜けないのか、エンジンは金田の方が速いという事実の中、タイヤという部分で敵味方を欺いての勝利。これが曽田先生の手にかかると全てがドラマに見えるわけですよ。熱い、熱すぎる。




レース場の女神たち

そんなカペタですから、彼を狙う女性たちはたくさんいます。幼馴染・・・は残念ながら違う男の方へ行ってしまいましたが、昔からのレース仲間、高校の友人等々。特に↑の真ん中にいるレース仲間でもある秦さんはいいですね。トレーニングのお手伝いをしたり、年始の初詣にカペタと二人で行って手を繋いだりというイベントを発生させています。事実、カペタ的にはキツめのお姉さん系が好きらしく、秦さんもちょっとタイプらしいという・・・。
一番右にいる子は学校の友人。目をキラキラさせていますが、学校での冴えないカペタとは違う一面を見てウットリしてます。有名になったらまだまだ取り巻きは増えそうです。ただ、そんな女の子たちに惚れられてるカペタですが、実際は男の子に夢中だったり!




相思相愛?のカペタと源

この作品が好きな人にとってはお馴染みの源奈臣。現在は彼女のモナミ(女神たちの一番左)と彼氏のカペタを日本に置いて、ヨーロッパのレースで戦っています。カペタとしてはどうしても越えたい存在でもあり、常に気にしてしまう相手です。ぶっちゃけ「金田⇒カペタ⇔源」という状態のため、金田は嫉妬しています。BLとか思わないでください。でも、事実なんです><
さて、そんな源ですが、ちょっと旗色がよろしくないようです。不況によりヨーロッパからの撤退を余儀なくされています。ただ、源は絶対にヨーロッパに残りたいという気持ちしか持っていません。ゆくゆくはF1で走ろうという夢を持っているのに、下のカテゴリーでくすぶっているわけにも、ましては日本に戻ろうという気持ちは持っていません。
そんなわけで、最後になりそうなレースで結果を残そうと必死だったり。その中で選択したのが、カペタのセッティングを真似すること。コースが鈴鹿に似ていることからの選択になるんですけど、そもそもカペタピーキーなセッティングを急に源に扱えるのか??という心配を余所に・・・




ド天才め

扱いきるんですけどね^^
カペタは源が認める天才です。そんな天才が扱うセッティングを扱いきる源。どちらも天才です。カペタが残してくれたセッティングをカペタからのメッセージ”だと言う源。なんて愛溢れる二人でしょうか(←違う)。しかし、そんなカペタと源の愛情溢れる(←違う)レースを邪魔する男が一人。それは源と同じチームのエースレーサー。強いチームでは2台走らせたりするのがよくあり、エースが急激に速くなった源にタイムアタックを中止させた・・・という構図になってます。まぁ、源ならそんな相手もレースでねじ伏せるに違いありませんよ、ははは。



それにしてもカペタと源の相思相愛っぷりに涙が出そうです。カペタは源に追いつきたい、認められたいと必死。源もカペタに追いつかれないよう自らを鼓舞する毎日。この2人がF1まで行けるのか分かりませんけども、きっと長く長く因縁が続きそうな予感。まだまだ楽しみです。