(A)愛ちゃんの(K)可愛い(B)ブラジャーが見れるなら440円なんて安いものです「AKB49〜恋愛禁止条例〜」
「AKB49〜恋愛禁止条例〜」が面白い。これを否定する漫画好きはいるんでしょうか。いや、むしろこの作品を読まずに漫画が好きって言っていいんでしょうか。断言しておきます。AKB49は2011年を代表する作品です。
最初はイロモノかと思われていた漫画も、今では週マガを代表する熱血少年漫画となりました。悲しくて泣く作品ではなく、本気で感動して泣いてしまう作品です。ジャンプのワンピースに泣く人もいるかもしれません。しかし、週マガのAKB49でも泣けてしまうんです。感動的な言葉を並べれば泣けると勘違いしてる作品を見かけませんか？その言葉に重みがなければ読者に響きません。AKB49は、AKB49のキャラたちが語る一言一言は、重みがあるんです。だから泣けるんです。
○愛ちゃんデレ覚醒
愛ちゃんご乱心
最新4巻のAKB49は1万円公演の真っ最中です。研究生公演＝有名なメンバーがいない公演であるにもかかわらず、秋元先生はチケットの値段を1万円に設定しました。しかも、満員にしなければ・・・全員クビ！！
初期の公演では各々の努力が足りないことを痛感します。研究生同士で遠慮した公演じゃなく、メンバー同士の戦い（になるくらい）がなければ人が呼べるような公演にならないことを正規から学びます。あとは公演の中で学んでいくことばかり・・・。
まぁ、そんな中で俺の推しメンでもある愛ちゃんこと岡部愛が、とんでもないミスをしてしまいます。愛ちゃんという存在は主人公の浦川みのりにとってライバルのように描かれます。ルックスや歌唱力は研究生の中でもピカイチ。皆を輝かせることができるみのりに対し、一人だけで輝ける愛ちゃん。そんな愛ちゃんだからこそやらかした単独ミス・・・。
その後、誰かが輝けばいい、誰かが目立てばいいなんて公演では満員にはできない。むしろ裏方と一緒に頑張らなければいけないことを学んだ愛ちゃんは・・・デレます。でれっでれになっていきます。
続きの公演に行こうえん！！ﾓｼﾞ(((*´ε｀ *)(* ´З｀*)))ﾓｼﾞ
1巻や2巻では、みのりたちを殺しかねない目線を常に送っていましたっけ。それが今では自分の非を認める少女になりました。これは成長です。愛ちゃんの魅力は孤高の戦士と、そのプライドでしたが、そんな愛ちゃんが自分の態度を反省した・・・。これはすごいことですよ。
赤面愛ちゃんも可愛いよね！
結論：愛ちゃんは可愛い！！
○これは成長漫画なんです
冒頭でも書いてますが、この作品の言葉の１つ１つはどこか重いんです。こういう場面があった、こういう行動があった努力があった、そんな積み重ねが作品の言葉を重くしています。夢を追いかけるだけではダメで、その夢を追いかけるための努力が描かれてこそのAKB49です。
1万円とか安いっすよ
作中でファンの1人が「彼女たちの夢の続きが見れるなら1万円は安すぎる」とみのりたちを表現しています。これが”対価”です。AKB48はアイドルグループです。媚びっ媚びなグループもありかもしれません。ただ、公演を見に来てくれたファンが”今日は来て良かったな”と思わせてナンボ。
みのりたち研究生はまだまだ未熟。そんな彼女たちの成長を楽しみにして見に来たいと言葉は・・・とても重い。まぁ、ここでガチ泣きしてるんですけどね。
○熱血してますか？
この作品を少しずつ紐解いていくと、主人公の浦川みのり（♂）がアイドルの卵たちを輝かせる漫画だと気付きます。本作のヒロインでもある吉永をAKBのセンターに立たせたい。そのために女装してまでみのりは踊ります。まぁ、吉永をセンターに立たせる前にみのりがセンターに立ちそうな勢いではありますが・・・。
それでも、みのりがセンターをやることによって、確かに全員の意思が統一されたことは事実なんです。言ってしまえば”研究生の原動力は浦川みのり”なんです。じゃあ浦川みのりの原動力は・・・？
吉永は俺のアイドルだったんだ・・・
みのりの原動力＝吉永
最後の公演日に吉永がいないと自分が何もできないと気付くみのり。そんな中で吉永が倒れ、公演を捨てて追いかけてしまったみのり・・・。
吉永がどういう状況に追い込まれたのか、みのりの葛藤、みのりが来るまでの時間をどうやって繋いだか。そのあたりは是非是非読んでもらいたいなぁと思いますが、ぶっちゃけ泣きます。1巻から読んだことない人でも、最初から読めば5回くらいは確実に泣くはず。
みのりがいなくなって色んな対応がありましがた、一番好きなシーンはこれ。
全員クビでいいよ
キャプテンがみのりなら、副キャプテンは愛ちゃんなんでしょうね。みのりのいない研究生公演は意味がないと言い切った愛ちゃん。最高やで！！！！！
愛ちゃんのブラ可愛いなぁ・・・。
