憎い、私はこの若さが憎い「ココロの飼い方」

Q:「読むと元気になる」という煽りといえばモーニング。「いちばん新しい冒険の書」といえば別冊少年マガジン。では「時代を半歩先行く最強青年漫画誌」といえば?


A:週刊ヤングマガジン

雑誌のテーマが結構好きです。月マガでも「唯一絶対少年誌」なんて使っていましたっけ。まぁ、全ての雑誌にあるわけではないのですが、こういう雑誌にしたいんだよ!という決意表明から雑誌を捉えるのも乙なものです。
モーニングの「読むと元気になる」というのは非常に理解できます。別マガのはちょっとハテナマークが出てしまいますね。あくまでも指標なだけであって、必ずそうしようということではないのでしょうね。じゃあ、ヤンマガの「時代を半歩先行く最強青年漫画誌」はどうでしょう。本当に時代を半歩先行く雑誌になっているでしょうか。






えいっ

ヤンマガは半歩先行く最強雑誌でした^^
ココロの飼い方」の一幕ですが、テストで50番以内に入ったらおちんちんランドに連れてってという約束を守ったかたちです。決して卑猥なシーンではありません。ましてや・・・




おっきい(/-\*)

おちんちんランドで「おっきかった」とか言うわけありません。だって、半歩先行く最強雑誌ですから。見せてくれ⇒ちょっと触る⇒ギャー!!という展開になったのも半歩先行く感がハンパないです。

ココロの飼い方は半歩先行く恋愛漫画。主人公の土屋尚雪とその彼女の高田心(通称コロ)のお話になりますが、目指すところは犬と飼い主の関係!!もちろんコロが犬。首輪を買ってもらって喜び、エッチなことを命令されては喜ぶという変な関係を築きつつあります。もちろん土屋くん自身にそういった趣味はなく、コロが望むことをやってあげているという特殊な状況です。こういう関係の場合、飼い主側が無理矢理・・・だと思ってましたが、犬側がやってくれというのもアリっちゃアリですね。わんわん!!
さすがに最初は学校で皆が見ている中チュッチュしていて「うわぁ・・・」とか思いましたが、今では慣れてしまいました。もうそれが当たり前というか・・・。慣れって怖いですねぇ。


まぁ、変なキャラばかりです。一番の謎はモテ男の藤堂くん(アフロ)。何をやらせても頭ひとつ飛びぬけており、恋愛の何たるかを全て知り尽くした猛者。他にもコロを狙う先輩や、元女王様のコロの母親といった変な(?)キャラが盛りだくさん。ただ、俺が一番好きなのは数少ない常識人の手越さん。



手越さんバニー

言ってることはまともです。やってることは大概ですが。バニーちゃんをやりつつも貧乳なのも◎でございます。半歩先行く雑誌の半歩先行く漫画の中にあって、胸だけ半歩後退している手越さんがいい仕事をするんです。隠し味の塩みたいなものですかねー(違
とはいえ、結局は土屋くんとコロの恋愛物語です。ちょっとアブノーマルながら、普通の恋愛漫画をやっているというだけでも珍しいかな??と思ってみたり。青年誌の中の少女漫画・・・といったところでしょうか。





読むと元気になる漫画です!!