別マガ発の正統派ラブコメ「カウントラブル」



「私、実は今ノーブラなんですよ」

奇遇ですね、実は俺もノーブラ派です。君のいる町のちょっとした一幕ですが、これが週マガの恋愛漫画の看板です。親友がいつの間にか死んでしまう作品であるという時点で、先行きが不透明No.1な作品になっていますね。今月発売した14巻から雲行きが怪しいように見えて、実際のところ合コンで青大が柚希と再開した時点で・・・ねぇ?俺はこの作品の何も信じていない。
福島娘の明日香がものすごく14巻で献身的なんですよね。そして、ものすごく不憫。別の女とのデートで買ったプレゼントだと知らずに喜ぶ明日香。



15巻を手に取る勇気が出るか分からない・・・。



君町も昔は色んな女の子への気持ちに揺れ動く漫画だったのにね。付き合ってからも揺れ動いちゃダメだよ。その点、別冊少年マガジンで連載しているカウントラブルはいつでも通常運行で安心して読めます。



来て!

いくいくー(^o^)
カウントラブルは別マガで最も”けしからん”漫画です。内容はよくある感じのヘタレ主人公を後押ししてあげる漫画です。主人公の松代コータのところへやって来たのが”落ちこぼれ魔女っ子”ささら。ささらの使う”10カウント”と呼ばれる、指令をクリアして願いを叶える系の魔法によって好きな女の子へアタックを仕掛けます。女の子がめちゃくちゃ可愛いおかげで、とってもけしからん漫画になっていますが、ラブコメとしての王道は守っています。まぁ・・・つまりは上手くいってません。


メインヒロインの吉沢さん

ちなみに、ちょっと無口だけど不器用なヒロインの吉沢さんが超オススメ。才色兼備、だけど料理がヘタッピな女の子です。可愛いんですが、ちょっとキツイイメージを周りから持たれています。そこはちょ〜っと不器用さが出てしまっただけで、本当は皆とも仲良くしたいもどかしさを持った女の子なわけです。・・・てへっ。コータが好きなのはもちろん吉沢さんです。赤面No.1の吉沢さんが好きです。まぁ、これだけ可愛ければ当然だと思いますけどね。しかし、その吉沢さんの対抗馬でもあるコータの幼馴染のメーコも相当な破壊力を持ってます。


だにゃん

ブヒィィィィィィィ
何だこの生き物は・・・。ものすごく可愛いじゃないか。コータが吉沢さんのことを好きなのを知っていて、それでも諦められずにアタックする猛者です。正直、吉沢さんとどちらがいいとか決められないだけの魅力があります。吉沢さんが持つ奥ゆかしさもいいですが、メーコの積極性と報われない感も素敵。あと、メーコの方が巨乳なんですよ。そうなってくると、なかなか決められませんね。いやぁ、困った困った。



彼女を作るためにささらという魔女っ子がいるはずなんですが、4巻ではほとんど目立っていませんでした。役割的にはラブやん。しかし、実態は道具を出すだけのドラえもん。ただし、魔女っ子。恋愛ゲームで「何でささらが攻略対象じゃねーんだよ!!」と怒るポジションのはずなのに、ここまで目立たないと道具屋さんで終わりそうです。個人的にはもっとささらに頑張ってほしいんですけどね。
魅力あるヒロイン、積極的な幼馴染(巨乳)、魔法の力があったりラブい展開はもちろんコメ部分も完璧に押さえている作品です。最近のラブコメのように変に趣向をこらすのではなく、とりあえず詰めるだけ詰めましたと開き直った感がたまりませんよ。この漫画にハマるカウント10秒前って感じです。オススメ。