円環の理に導かれそう「ウィッチクラフトワークス」

試される大地にいるとなかなかアニメに触れる機会も少なくなります。ここ最近は深夜アニメも増えてきたのかな?という状況ですが、そもそも2年前にいた名古屋時代ですらそんなにアニメを見ていたわけではないんですけどね。今年は「まどマギ」や「あの花」が人気だったそうな。ネタバレがどうのこうのでネット上が盛り上がっているなぁというのは見たことがありますけど、ぶっちゃけ北海道は関係なかった・・・。
ただ、まどマギなんかで言うとニコニコ動画で見れたので楽しみにしてましたよ。それと一緒に2次創作も。その代わり、笑いしかこみ上げなくなりましたが・・・。漫画版まどマギの最後の最後で「円環の理」って単語が出てきて本気で吹いちゃいました。感動して読んでたのが全部台無しにされた気分です。だが、そこがいい。

結局何が言いたいのかというと、マミさんいいよね!ってことです(違



表紙裏の設定集

good!アフタヌーン、通称グフタで連載中のウィッチクラフトワークスがどこか厨二っぽさが全開で素敵です。
黒髪ロングで巨乳、学校のお姫様として崇められている火々里綾火と、何でもない貧相な少年・多華宮灰のお話。本来であれば守られる立場に見える火々里さんが多華宮くんを悪い魔女から守ります。それが良い魔女としての火々里さんのお仕事です。
単行本の表紙をめくるとそこには設定集が広がります。香ばしいほどによく分からない単語が並んでいます。マミさん()あたりが普通に言いそうな単語ばかりで、目を覆いたくなるほど。だが、そこがいい。ウィッチクラフトワークスという作品は、この突き抜けるほどの厨二病感が最高なんだと思います。




お姫様だっこ

2巻からは守られてるばかりでは嫌だと多華宮くんが魔女の練習をしてます。魔女・・・って男の子でもやれるんだなぁ。
魔女の秘密はローブと帽子。人から認識されることがなくなり、且つ、身体がものすごく軽くなります。だから非力な多華宮くんでも火々里さんを楽々お姫様だっこが可能。うん、羨ましいね・・・。




多華宮くんの妹

さらに、多華宮くんの妹が登場。実は妹ちゃんも魔女でした。というか、この作品は街中に魔女がいるようです。一般人に知られてはいけないとのことですが、一般人よりも人数が多かったりして・・・。使う魔法の大胆さ(ビルが壊れるレベル)を考えると、バレてもおかしくないと思うんですが。


兄は妹のものだから

ちなみにこの妹ちゃんですが相当に痛い子でした。2日に1回は兄の布団にもぐりこみ、2日に1回は兄の入浴に乱入したり・・・。だが、そこがいい。この妹はクセになる妹です。
どうも兄と火々里さんと仲良くするのが相当嫌みたいです。魔女のことを多華宮くんが知る前までは、家や休日は妹ちゃんが多華宮くんを守っていたようです。それなのに、火々里さんが出しゃばってきているのに怒り心頭。





同棲宣言

(ノ∀`)アチャー
火々里さんからすれば、妹とかどうでもいいんです。多華宮くんが守られればどうでもいいんです。だから多華宮くん家の事情がどうであろうと、守るために同棲しなきゃいかんのです。そもそも、この作品は「火々里さんによる多華宮くんのためだけの物語」ですから。これ位しないとダメですよ、うんうん。




塔の魔女(弱小)

最初のほうにも書きましたが、多華宮くんは悪い魔女、通称当”塔の魔女”に狙われています。一方の火々里さんは”工房の魔女”と呼ばれています。何でそういう名前なのかとかはどうでもいいです。そういう設定です。基本的に毎回×2、塔の魔女たちが襲ってきますが、基本的に火々里さんが最強なのでたいした問題にはなっていません。たま〜に苦戦しますが、二人の愛の前には関係ありません。
余談ですが、この作品で一番好きなキャラは塔の魔女に属するケモミミ娘だったりします。ちょっとチョーシに乗ってるヘタレ娘がケモノ耳でしたってだけなんですが、このケモミミのやられっぷりが可愛い。勝つ姿なんて絶対に見たくないと言いたくなるくらいに素敵。






「まもなく来る夜(ヴァルプルギス)にまた会おう」

また・・・あの夜が来るのか・・・。もうま○かでもほ○ほむでも連れてくればいいじゃない(←?
塔の魔女のお偉いさん?が言った一言ですが、実は不吉な言葉のようです。どうも多華宮くんは相当な重要人物らしく、何が起きるのかまでは分からないものの大変だなぁ程度まで把握。2巻の時点ではサッパリなんですけどね・・・。
なお、このお偉いさん、名前をクロノワールシュバルツ・シックスというのですが、なかなかの強敵でした。ケモミミを瞬殺する火々里さんを作中でかなり追い詰めています。アイオーンエクストラクションからヌースの海域を実行して追い詰めてます。それを、テンペストモードになった火々里さんが退けてます。そんな火々里さんは元々バイロマンサーというよりはファイアスターターでね・・・って、ええいややこしいwww



よく分からない場合は表紙裏にある設定集を読んでください。多分、世界観が広がります。
ヒロインが黒髪ロングだなんだとキャラが華やかであり、さらには作者の練りこんだ設定が光る作品。そういったのが好きな人はきっと楽しめます。まぁ、何も考えなくても(設定とかを気にしなくても)楽しめますけどね。読むと本当に円環の理に導かれる作品です。*1




あと、週マガでやってた「KILL WIZARD」の続きを待ってるんですけど、どうしましょう・・・。

*1:よく意味は分かっていない。