漫画雑誌のFCバルセロナですね「アフタヌーン・8月号」



宙のまにまに最終回

実は6年もやっていました。長かったような短かったような・・・。天文部という話が広がるのかすらよく分からないテーマの中、星と人のつながりだけでよくここまで描けたなぁと感心しています。ただ、ラブコメジャンルになるんですが、それほどラブラブしていなかった気もします。あぁ、姫ちゃんかわいいよ、姫ちゃん。
まぁ、なんというか・・・女の子が全員可愛かったよね。この漫画の良いところを一言で言うなら”雰囲気”です。天文部が楽しい、星を見るのって楽しい。そんな雰囲気が素敵でした。次回作も是非アフタでお願いしますよ(←最近百合姫にいるので)。まずはお疲れ様でした。


せっかくだから、宙のまにまに・二代目とかやればいいんですよ。男の娘を出したり、外国人出したり・・・。ダメ?



アフタヌーン先月号と今月号

2号連続で表紙を飾った「げんしけん」。まさにアフタヌーンの顔としての存在感がありすぎです。アレとかアレは一体何だったのかとか思いつつ、げんしけんが面白すぎるという結論に至ります。そういえば、このクッチーの構図が初代の最終話を思い出させますね。


初代げんしけん最終話

何だかんだでクッチーはおいしい役回りしてます。皆から嫌がられるキャラですが、憎めな・・・いことはないなぁ。普通に憎いよ(笑)。あと、メンバーも様変わりしているなぁと思ってみたり。初代げんしけんでは初代会長がこっそり写っていますけど、二代目にも登場ってしないのかちょっと気になってます。
今月号はまどか○マギカのコスプレがあったり、斑目さんがモテモテだったりと、まさに円環の理なお話(使い方あってる?)でした。ただ、あえてどうしても言いたいのがクガピーについて。


最もおいしくない男・クガピー

何もしてない。何も変わってない。何も起きていない。クガピーはもっと頑張れよ!!まぁ、これが本当のオタクの姿かもしれませんが・・・。ハト×マダの状態に見向きもせず、リアルのことなんて興味ないってことでしょうか。
笹原や斑目といった会長職においしい話題がいくのはいいです。それでもクガピーのような男に何かイベントがあってこそ勇気が出るというものです。正直あれですよ?俺にとってクガピーの重いでは、カラオケでボソボソ歌って斑目に怒られたくらいのものしかありません。二代目こそは・・・。



さて、今月のアフタといえば四季賞作家さんの新作が多かったです。
○幼軍隊:松本勇祐先生



お姉さんのところに集まれー

軍隊の教官だと思って行ったら、子供しかいなかった??ほぼ託児所のような場所で幼い頃からの英才教育をすることになった鈴原教官。幼軍(おさなぐん)をエリートにすべく、教官というか保育士さんの戦いは続きます。
・・・この作品は四季賞の佳作に入ってた作品です。それを引っ張りあげて、なお且つ連載化するというエリート作品。幼女が可愛いのは当たり前として、本来堅物な鈴原教官が何だかんだで子供たちの相手をしているのが可愛いです。お昼寝の時間やお迎えがある軍隊wでの孤軍奮闘が期待されます。とりあえず、俺は教官と結婚したいよ。




○エンゼルビズ:星すばる先生



悪魔と契約した少女

悪魔ムエルテを天使だと勘違いした少女アンゼラ。そのままアンゼラは悪魔と契約してしまいますが、そんなアンゼラに愛着を持ったムエルテによってピンチを救われます。
星すばる先生とえいば「異国息子」で四季賞を受賞された方ですね。その時はイケメンロボ&少女が登場していますが、今回はイケメン悪魔&幼女が登場。星すばる先生はそういった漫画が好きなんでしょう。ただ、それが絵柄とあっているんですよ。いいことです。連載を持ってもらって、じっくりと話を作ってほしいなぁという気もしますが・・・。




○BLUE LETTER:園田ゆり先生



ああ先生可愛い

放送部の女の子が顧問の先生に恋愛感情を抱くところから始まります。しかし、先生側は全くそんなつもりもなく・・・拒絶。そんな状態から、友人の男の子2人の提案で始まったお昼のラジオ放送によって事態は好転していきます。放送部そのものに興味を持ってもらえるようになり、ラジオで流した謝罪文から先生からの拒絶状態がなくなることに。そんな素敵な(?)青春物語!!
こ・れ・は・・・大当たり!!いい読み切りを読ませてもらいました。作者の園田先生は「ライオン」で四季大賞を取られた方です。その時は子供たちの理性と本能を描いていましたっけ。小学生のお話から少し年齢の上がった高校生ものですが、悩みに悩んでるって雰囲気、突破口の見つかった晴れやかさ等々が素晴らしかったです。
冬の四季大賞受賞者はやっぱり一味違うねというのを垣間見ました。・・・俺も女子高生に押し倒されてチューされてーよ。



宙のまにまにを描いた柏原先生も、げんしけんの木尾先生も四季賞出身です。雑誌を構成する漫画家さんがほぼ自前(四季賞出身)である・・・。これはサッカーで言うところのバルサ*1に近い!?え、バルサを知らない?サッカーを知らない?とりあえず最強ってことですよ。つまり・・・アフタも最強ってことです。



*1:バルサ・・・FCバルセロナ。メッシがとっても有名ですが、バルサはメッシを含めたほとんどが下部組織のメンバーでチームが作られています。バルサイズムを浸透させたら最強になった感じ。某ツバサくんがヤンジャンあたりで在籍しているチームです。