一手先まで読み続けろ!子供だって負けないんです「ひらけ駒!&王狩」

進撃の巨人4巻の表紙が来ているようですね。別マガ公式HP(http://kc.kodansha.co.jp/product/top.php/1234640162)で見れますが、今回はついに巨人が表紙からいなくなりました。ここだけの話、4巻でファンもいくらか途切れるんじゃないかと思ってます。
そもそも進撃の巨人は絶望の中でも生きようとする人間を描いたものであり、巨人が怖いとか、伏線がどうのこうのって作品じゃないので・・・。表紙の通り、巨人のいないエレンたちがこの漫画の本質ではないかと。




ちなみにですが、最近は進撃好きの知り合いがどんどん増えてきてですね、pixivでこんな企画をやっているよというのを教えてくれました。

詳細は見てくれるといいと思います。主催のまおさんはとんでもない腐女子ですが、きっと面白いことになると思います。pixiv系ということで絵を描けない自分としては見るだけになりそうですが、楽しみにしています。


そんな進撃の巨人もノミネートされていた「マンガ大賞」ですが、残念ながら1位は逃してしまいました。進撃もここまでか・・・と思いつつも、去年がちょっとでき過ぎだったかもしれません。ここからは地道にいきましょう。


なお、1位を獲ったのはヤングアニマルで連載している3月のライオンでした。「・ω・)「がおー  面白い。確かに3月の〜は面白い。将棋漫画という枠にとらわれていない雰囲気がいいですよね。3月のライオンマンガ大賞を獲ったということは・・・今年は将棋漫画の時代が来るかもしれない??



講談社の将棋漫画・・・となると、イブニングに連載している「王狩」がオススメですね。




見たもの、聞いたもの、全てを覚えている能力・完全記憶を有する主人公の久世杏。女の子でありながら、完全記憶を武器に快進撃を続けます。まさに進撃の少女だね。また、同世代の男の子・弟弟子の高辻図南や、そのライバルでもある日佐英司とも戦いながら成長していきます。


どちらかといえば将棋の盤上でのお話が多いですかね。奨励会の持つ独特の(誰かが)脱落していく世界を描いており、やるかやられるかといった雰囲気。2巻でもその話題について触れていましたが、高校野球やサッカーのように勝つか負けるかでありがなら、人生そのものを賭けた大勝負。駄目なら何も残らない世界。

奨励会の本気は・・・売るには苦すぎる」

そんな世界の少年少女の物語です。


2巻では新人や若手によるトーナメントが開催されており、主人公の杏はもちろん高辻&日佐も上位面子を倒していきます。杏は2級。倒した相手は3段というのもザラです。




そのまま勝ち進んだ三人の内、杏と日佐の対局。日佐の方が数枚上手だと思われている中で、かなりの善戦。というのも杏が相当成長しているのが大きいです。結末自体はまぁ・・・確認してください。余談ですが日佐が好きです。自信アリアリの雰囲気で周りを挑発しつつ、それを糧に勝つ姿が好きです。自分もこうありたいものだなという理想の姿です。


将棋とはお互いの王を狩る勝負。喰うか喰われるか。そんな舞台を天才と呼ばれる子供たちが躍動する作品・・・。それが王狩となるわけですが、逆にそんなギスギスしていない将棋を始めた少年のお話がモーニングで連載中の「ひらけ駒!」で描かれています。



将棋始めました

自分が将棋を初めてやってみた記憶・・・。多分、父親が買ってきた将棋&オセロを一緒にやったことがきっかけだったように思います。
主人公の宝君は特に取り柄があるというわけでもない少年。ただ将棋に夢中だということが特徴かもしれません。”形から入る”とは母親の弁ですが、そこらへんは普通の男の子と一緒です。駒の並べ方の流派を語ったり、かっこいい将棋盤が欲しいと言ったり・・・。TVゲームでねだらないのがちょっと面白い??




女流の方々

この漫画では結構、実名のプロの方々が登場します。主人公の母親がミーハーだという設定もありますが、どちらかと言えば作者の南Q太先生がミーハーだったりしてw
女流の方々も実名で登場!!作品に出てきた女流の中では高橋和女流三段が可愛いなと思いました。他にもチラホラ出てますが・・・本物が見たい人はググってください。そこは自己責任でググってください。


王狩に比べてのほほんとした雰囲気。あまり出てこない盤上のお話。同じテーマを扱いながら、全然違った内容になっています。主人公の宝君もプロを目指している雰囲気・・・出てないよねえ。将棋教室で何連勝したーとかそんな話題が多いです。




子供がハマって、母親もそれにハマっているいい典型です。勝った時には素直に褒めて、大切なことがあれば一緒にいてあげる。父親は出てきませんが、このお母さんの育て方ってちょっと憧れます。呼んでるといい子育ての仕方をしてるなぁと思います。
この漫画のキモはお母さん。そんなことを思いながら読んでました。よかったね!って頭を撫でてあげられるお母さんっていいよね。


今年は将棋漫画が進撃する・・・?なーんて思ったり思わなかったり。自分がちょっとでもやっていた将棋というテーマだからより楽しんでいるように思います。どちらも面白いので将棋に興味があれば是非!!