今週は3K(小悪魔喬子が可愛くない)でした「華と修羅30話レビュー」





回ってきたからやる。それがレビューサイターの義務。

はい、ついに来ました華と修羅レビュー。からいただきました。一部では不幸の手紙とか言われていますが・・・それもそのはず。聞き取り調査によれば、レビューをしたからといって遊星神と知り合えるわけでもなく、ましてやアクセス数が増えるわけでもなく。一体誰得なんだという素敵バトンです。
しかしながら、それでも回ってきたものはやる。それがレビューをやっている人間としての意地でありプライドです。やってやったんだぜという誇りと名誉が残るんです。それでいいんです。講談社専門だと言っているのに回ってきてもやらなければいかんのです。


それはそうと、自分で数えたところどうやら無駄話のレビューでちょうど20人目となるらしいです。さらに今週のお話が第30話。色々とキリのよい話でほっこりしてます。



はぁ〜ほっこりほっこり

ほっこり兄さんは何でいつもコマから顔がはみでるんだぜ?先週のお話では全く出番の無かったほっこり兄さんこと美彦さん(次男)。ぶっちゃけ完全に名前負けしてるよね。全国の美彦さん・・・虐められても耐えろよ(涙)。


少しお話を整理しますと、貴族世界が色濃く残る時代のとある貴族の物語です。父親家督を継ぐために泥沼化する息子たち。現在では長男の新が有力とされており、その対抗馬として3男であり主人公の慎太郎が色々と大変なことになっています・・・が、それは過去のレビューや発売されてる2巻まででご確認ください。ちなみにほっこり兄さんは・・・空気??



新「頼むぞ美彦」

長男の新が割と外道です。逆に慎太郎が真っ直ぐな振る舞いをしており、この物語を重厚なものとしています。これまでのレビューで散々ネタ漫画としての扱いを受けていますが、実はお話としては至極真っ当な作品です。場合によっては泣いてしまう作品でもあります。
それはそうと普段はメガネをしている新が、上のコマに限ってはしていないのは仕様ですかね?あぁ、ただ描き忘れただけか。華と修羅だしな(酷



新は次の家督を継ぐ気満々であり、既にその根回しも終了しているそうな。このままこのバトンも終了すればいいのに・・・と思いつつ、それを止めるべく慎太郎が動き出します。最愛の人とのセックス後、自宅が火災となり(ほっこり兄さんのせい)行方不明となっていた慎太郎。そんな慎太郎がついについに動き出します。動き出さなきゃバトンも終了なのに。



慎太郎とバケモノ

なんぞこれ。
慎太郎の後ろで変なポーズを取っているのは、美彦兄さんの妾である喬子さんではありませんか。髪を切るという流れであっても、そのポーズは何だww 俺たちを笑わせたいだけだろwww
美彦を次の侯爵にと目論む喬子さんが、家から出ていった慎太郎を見つけその本心を聞き出そうと近づきます。しかし、そんなことはお見通しの慎太郎。のらりくらりと返答をしながら喬子の本心を弄びます。






そんな態度に苛立つ喬子さんは・・・・・










慎太郎を魅了しようとします。
















\\ユサッ//プルプル\\ユサッ//
慎太郎「え、何コレ?」
喬子「当ててんのよ」

この作品には悪魔がおる。
誰か悪魔祓いの準備をお願いします。とんでもない強烈な悪魔がいました。魅了するとか言って自分が小悪魔だとでも勘違いしてそうですが、ただのバケモノ様でした。よく見てください。髪を切られているだけの慎太郎の目が・・・死んでます。魂を吸い取られてます。豊満なバディを頭に当ててんのよしてるように見えますが、そんなことで喜ぶのは美彦だけです。



喬子「私には美彦しかいない」





美彦「戻っておいで。」




・・・・。




少しネタに走りすぎましたが、先に書いたとおり物語としては芯の通った真っ当な作品だと思っています。使うハードは一流でソフトがネタだったというだけのこと。何と言うことは無い。
一皮むけた慎太郎が今後どのように話を盛り上げていくのか、新がどう迎え撃つのか。美彦は空気なのか。喬子は小悪魔になれるのか。色々と楽しみな作品です。去年からのレビューを読み続けてきて、「このマンガがすごいで1位を獲るんじゃないか?」とすら思っていたほどです(棒

もう取り上げることはあり得ませんが、この悪魔バトンが作品と一緒に盛り上がっていけばいいなぁと思います。バトンも作品も喬子さんも期待大です。




次はさんにお願いします。げウさんが華と修羅をどう料理するのかを俺自身が見たいためだけに頼みました。よろしくお願いします。