流水から海流まで・・・空手小公子がついに覚醒へ「空手小公子小日向海流」




ポロリもあるよ
ヤンマガの小日向海流が面白すぎる!!やっぱり男同士の闘いは熱いものがありますね。特にこの作品は主人公である小日向海流以外のキャラたちもしっかりと描かれており、どの巻を持ってきてもダレないし、絶対に面白い。精神論がありつつも、技術的な部分を大切にしているところは、一歩の最全盛期と比べても決して見劣りしません。まぁ、比べるものでもありませんが・・・。


特に好きなキャラは、ありきたりだと言われるでしょうが武藤です。里見との鏑木流無差別や、K・O・Sでの重量感たっぷりの闘いは本当にやばかったです。迫力が違いますよね。昔から格闘技系で重量級の主人公というのは少ないですけど、そもそも海流クラスの戦いですら読み応えあるのに、武藤たちの闘いは一体何なのかと。パワーもスピードも段違いです。


しかし、最新42巻は海流が本当にかっこよかった。難敵のトンチャイ戦で見せた覚醒は待ってましたと言わんばかりの展開でしたね。自らの戦い方を元々掴みかけていた部分もありますけど、ついに「流水」という境地を切り開いた海流。最近だとサンデーのケンイチも似たような境地に行ってた気がしますが、それ以上にすごいなぁと思ったのは”水流はいつしか海流(かいりゅう)へ”という表現です。




『小日向海流』という名前を最初は気にもしてませんでしたが、海流に流水を覚えさせて”海流”にというのは最初から考えていたんでしょうかね。MAJORが実際にMAJORで投げるまでに何巻かかったんだとか笑いながら見ていましたが、小日向海流は42巻使いましたよw  
でも、全てがうまく繋がっていて驚きというか感動しています。長い時間をかけて1つのところに到達する流れって大好きです。というか表紙がかっこよすぎるよ!!!




七奈ちゃん可愛いよ、七奈ちゃん

あと、ヒロインの七奈ちゃんの存在もこの漫画には欠かせませんね。武藤や南たちもそうなんですけど、誰かが誰かのヒーローであることってすごく大切です。応援できる人がいること、応援してくれる人がいるという関係性・・・それって何か素敵やん。応援する七奈ちゃんを追いかけるだけでもこの漫画は面白いから恐ろしい。あーあ、誰か俺を応援してくれないかなぁ・・・。