今月はこの2巻を読もう

1巻目は様子見。2巻目から話が展開していく漫画が多いと思います。その作品が最終回までに面白いかどうかを決めるには・・・1巻で決めるには時期尚早です。オススメは2巻や3巻まで待ってみた方がいいのではないでしょうか。つまりただの2巻紹介です。というかパクリです。




昨今のサッカー漫画でどうしても読んでほしい2作品の1つです。ちなみにもう一つはGIANT KILLING。世界中にサッカー小僧が誕生したキャプテン翼という作品から、今ではチームとしてのあり方、戦術、サポとの係わり合いといったところを描くサッカー全てを魅せる作品が出てきているわけです。これはこれで高度な発展だなと見ています・・・・が、またこのコラソンはベクトルの違う日本サッカーを捉えた作品だと思います。




燃え尽きるような・・・、点を取ることだけに全てを捧げるFWが欲しい。中盤はいいと言われている日本の最後をフィニッシュを決めてくれるFWが欲しい。どんな素行不良でもいいから期待を抱かせてくれるFWが欲しい。この漫画はそういう作品です。
日韓W杯でサッカーを応援することの面白さを知った人が増え、世界に通用すると思って挑み惨敗したドイツW杯。そして、身の丈のサッカーとチームワークで結果を出した南W杯。それらに少し物足りなさを感じるサッカーファン。ドイツ以降離れてしまったサッカーファン。それら全てを惹きつける魅力がこの漫画にはあります。ドイツに置いてきた、南W杯でも取り戻せなかった忘れ物を一緒に見つけませんか?







進撃の巨人ばかりが取り上げられている別冊少年マガジンの新人作品ですが、実は創刊当初のイチオシはこの作品だったわけですよ。それは「いちばん新しい冒険の書!!」に相応しい作品の1つであること、実際に創刊号でカラーを描いていること、「奇才にして鬼才」と編集部に言わしめたことからも窺えます。この作品は変化球ばかりの別マガ作品の中にあって、ど直球のファンタジーを読ませてくれます。




これは何でも不思議なことを引き寄せる体質(超主人公体質)の主人公を中心に、人とは相容れず、バケモノ扱いされるようなメンバーが集まって超人学園を作ろうとする作品です。
俺、この作品大好きなんですよ。こういう真っ直ぐな作品が楽しくて仕方がありません。捻る必要も伏線も関係ありません。キャラたちの「本気」が読みたいんです。それは同誌に連載を持っている雷句先生の様なキャラたちの本気が見たいんです。それをマガジンのオリジナル作家で準備できたという奇跡。しかもどの作品にも負けず劣らず、別マガという雑誌に根っこを生やしたことが嬉しくてたまりません。
泣きたいなら泣け。喜びたいなら喜べ。だから・・・・・・・気になるなら読みなさい。








ちょうどこの2巻で終わってしまいましたが、課長令嬢は週マガショートギャグの名作です。課長令嬢がやっていた頃は、むろみさんや生徒会役員共週マガショートギャグ第3黄金期を築いていたと思います。ちなみにですが、あのマガジンドラゴンでショートギャグ部門を勝ち抜いた作品です。




いやー最初は社長令嬢だと嘘をつく主人公(実際には課長令嬢モドキ)のズレを楽しむ漫画だと思っていました。実際に、貧乏なのに金持ちぶる主人公や課長ですらないという衝撃の父親に笑わせてもらいましたが、本物の金持ちが登場してからは抜群に面白くなりました。しかもその本物を下僕扱いという・・・。ましてや自分の生活にあわせる(貧乏だと周囲にばれさせないように)ために自分の隣の部屋に住まわせる始末。
しかし、最後の最後でラブい展開に持っていくとは・・・。これは超高度なラブコメ作品だったと思います。まさかこの作品でニヤニヤするとは思いませんでした。金持ちがどうとかじゃなくて、一緒にいればその人のいいところが見えてくる=ラヴなことになるんだな・・と胸熱です。最初からのインパクト、この最後までの持って行き方、終わらせどころの見極め。これを2冊で味わえるギャグ作品はなかなかないです。








本来なら個別紹介すべき作品です。バニラスパイダーという作品が持つ世界観、それにあった絵、話の進め方、どれを取っても一流。謎が謎を呼ぶという点においては進撃の巨人にも負けないくらいの作品です。




特技は存在感を消すこと。戦う相手はエレベターという不気味な人を食べる生き物。進撃の巨人でめだかちゃん大勝利だな・・・。そんな敵を蛇口で倒します。一見、シュールですが、エレベターの禍々しい存在感や主人公の暗い設定は読んでて面白いです。特に主人公がどんどん前向きになっていくところがいいですね。自分がどういう存在なのか、それを確かめていく1つ1つの作業と、周りとの付き合い方を学ぶ主人公。特技は存在を消せることですが、主人公を真っ直ぐ見つめてくれている人間がいることの喜びを共感できます。
進撃の巨人が絶望に囲まれた中に足掻き続ける人々を描いているのなら、この作品は希望を掴もうと進んでいく作品だと思います。あとどうでもいいですが、画像の左上の女性はエレベターではありません。あしからず。・・・・というかでけーよ。








マガジンイーノ創刊時からの目玉作品。イーノ編集部も押し押しです。この漫画家さんを知っている方なら分かると思いますが・・・・頭悪いです(褒め言葉)。ゴルフ13の由来も「ゴキゲン、ルンルン、ファンタジー」というわけが分からないもので、13は集めるべきゴルフクラブ(女の子と同義)の本数です。ゴルゴ13の文字をいじっただけでここまで変わるとは思いませんでしたが、まぁ、面白ければそれでいーの!



あったまわっっっるう※ニヤニヤしながら

俺・・・赤衣丸歩郎先生の絵が大好きなんだ・・・。2巻ではゴルフをしてないけど、ホールを周ってないけど、それでもこの可愛い女の子がいるだけで全てが幸せになれます。
可愛い女の子が言い寄ってくるという幸福。でも実は心に決めた女性がいるというこの王道感。アホな漫画ですが、某赤松先生がどこかに忘れていったマガジン系のラブラブ王道がここにあります。俺達はこんな作品を待っていた。そして、このトキメキを一生忘れないっ。

・・・え、内容??内容なんてどうでもいい!!女の子がいればそれでいーの!!