日本一食欲をそそられる漫画「ネイチャージモン」




お肉が美味しい季節になりました※年中だと思われます


誰がここまで続くと思ったでしょうか(←編集部もまさかと思ってたりしてw)。ついにネイチャージモン4巻が出ました。

ネイチャージモン(4) (ヤンマガKCスペシャル)

ネイチャージモン(4) (ヤンマガKCスペシャル)

過去のレビュー
・・1巻
・・2巻
・・3巻

最近はネイチャーネイチャーと騒ぎ立てるテレビ番組が増えた(けど消えた)ようですが、ネイチャーを扱いきれた番組はありませんでした。最もネイチャーの生態を伝えきることができる媒体は、講談社から出ているネイチャージモン一択です。

ネイチャーの濃さを完璧に表現できるのは、刃森先生のアクの強い作風のみです。
ネイチャー=肉であり、それがどれだけ美味そうなのかを伝えきる達人が刃森先生だと思っています。また、ネイチャーと一緒に同行するコマツ君の鋭いツッコミも欠かせません。



4巻の最初は牛から離れ、マタギが出すお肉のお話でした。



熊の肉

            ∩_ 
           〈〈〈 ヽ 
          〈⊃  } 
   ∩___∩  |   | 
   | ノ      ヽ !   ! 
  /  ●   ● |  / 
  |    ( _●_)  ミ/ <こいつ最高にうまそう
 彡、   |∪|  / 
/ __  ヽノ / 
(___)   /

マタギのおじさん(超強面)が出すお肉の何と美味しそうな。熊の肉以外にも、鴨、鹿、猪・・etc。これぞ山だ!と言わんばかりのメニューが続々と出てきます。・・・ネイチャージモン読んでるとお腹がすくよね。



ちなみに、肉だ肉だと言っていますが、ネイチャージモンはお肉の紹介漫画ではないです。
ネイチャーの傍にお肉があって、そしてそれに関わるホンモノがいるから面白いんです。ホンモノの方々の肉に対する言葉があるから深みがあるんです。ネイチャーという濃さが前面に来ますが、むしろネイチャー最大の役目はそんなホンモノの言葉を分かりやすく教えてくれることだと思っています。虫のホンモノの話も4巻では紹介されているので是非読んでいただきたい。




もちろんネイチャーが大好きな牛のお話もあります。



テーマはすき焼き

別冊ヤングマガジンから月刊ヤングマガジンに雑誌が変わり、そのお祝いにすき焼きを食べに行ったお話。しかも関東風ではなく関西風!!実は関西風って食べたことないんですよね・・・。行きたい!!!!!
もちろんネイチャーが行くからには1人前で1万円前後する最高級です。今回登場した三嶋亭さん、和田金さんは要チェックです。




三嶋亭さんのすき焼き

・・・お腹が空きました
やばい、美味そうなのにもほどがある。今すぐにでも近畿方向に走っていきたい勢いです。あぁ、和田金さんの砂糖たっぷりに特性醤油というのも捨てがたい。すき焼きオフやろうぜ!!金は無いけどすき焼きオフしようぜ!


俺みたいなお肉素人なんて、プロの人たちからすればネイチャーに紹介された店もしらねーの?とか言われそうですが、いいんです!!美味そうだからそれでいいんです!一度は紹介されたお店に行きたいですねぇ。



あ、実は何とネイチャーが「家畜商の免許」を取ったらしいです。ちなみにこの免許、牛を買って育てることが可能になります。ネイチャーの夢は牛を育てることなのだそうで、その夢に近づいたわけです。









・・・・・・あれ、お笑いは?






その情熱があれば・・・


お肉に人生をかけた漫画だからこそ面白いと存じ上げる。この勢いなら10巻は続きそうですね。楽しみです。よーし、今夜はお肉だ!!