vsネット時代

最近のインターネットはすごいですね。ちょっとあれが欲しいなぁと思ったら、インターネットで探してポチっと押すだけで何でも買えてしまいます。その商品に対する評価が載っていたり、他の商品との比較も簡単、家に出なくても届けてくれる、あとはお店で買うよりも安いというメリットがあります。一方で、送られてくるまでの時間がかかったり、現物を見ることができないというデメリットが存在します。


どっちがいいかは人それぞれかなぁと思います。ちなみに自分はあまり使わない方だったりします。いや、何かパソコンの前だとちょっと躊躇しちゃうんですよね。買いだすとキリがないような気がしますし、ポチっと押すだけだと自分の性格上買いすぎが怖いです。ようはケチなだけです。すみませんw



ネットを使わないと言えば、漫画もその1つですね。というかゲームもCDもDVDも買わないので、恒常的に買い続ける漫画の話しかできないだけなんですけど・・・。基本的には書店へ行って、買いたい漫画とその場で気になった漫画を購入します。あとはできるだけ家から一番近い書店で購入してます。地産地消ならぬ、地買地読(?)です。とはいえ、売り切れや仕入れてなかった漫画については、暇な時に大型書店へ行って買っています。まぁ、よっぽどマイナーすぎるか古い本じゃない限り近くの書店で売っていますけどね。




この手の話をすると避けて通れない話題がいくつかあるんですが、今回は立ち読みの話はしません(笑)。



例えば書店といっても大型書店と町の本屋さんで状況は違う気がします。最近見たニュースの中で「この10年間で書店が3割減少」という記事を読みました。これまでの感覚から言うと大型書店が割と増えたな〜という印象でしたが、それどころか減っていたようです。これはやはり町の本屋さん側が痛い目を見てそうですね。書店の大型化は貯蔵量に影響してくるはずです。実際に上にも書きましたが、近くの店に無い場合は大型書店に行っていますからね。全人類が俺みたいにまずは近場でという考えなら話は別かもしれませんが・・・。ここで話題に入ってくるのがインターネットです。インターネットを使うと、時間差はあれど近場化してしまうわけですよ。そうなれば「近くの」本屋というメリットが崩れていきます。これではこの10年間に普及しだしたインターネットに淘汰されるはずです。もっと言えば、貯蔵量というメリットの定義を崩すことも可能ですから、今後10年間で大型書店も・・・?と心配になってきます。





それと同じくして拍車をかけそうなのが、紙媒体の衰退でしょうね。iPadなる製品が発売され、画像や文章の電子化が加速しそうな気がします。音楽系ではiPodが出てからソニーが本気を出してきたのを考えると、今後日本製品が出てくる可能性は高いんでしょうね。よく分かりませんが・・・。ただ、値段が安くなっていくことはありえるでしょう。問題は電子化データ化された漫画(絵)が普及するかどうかです。



普及については必ずweb漫画次第だと思います。去年ちょっと取り上げましたが、マガジンは雑誌数を増やして漫画家を囲っているのに対し、サンデーではクラブサンデーというweb上での作品が増え始めました。これで例えばクラブサンデー作品は紙での販売を完全にやめます!!!みたいな方針になったら紙媒体の崩壊が始まる可能性は高まります。そうでなくても、ジャンプが電子媒体での単行本販売を認めますとなったら加速度的に電子化が進むかも。







まとめると、ネットの普及によって書店という形態が絞られてきてる過去から現状。そして電子媒体による紙媒体の侵食が始まるかもしれません。こういった話題を漫画好きな皆さんはどう思うでしょうか。やっぱり賛成?反対?



ネットによる書店の減少については非常に複雑な思いです。現物を見て、これは面白そうだと感じる場が減ってしまうのはぶっちゃけ嫌ですね。売れてる漫画が面白いのではなく、手にとって買った漫画が全て面白いと思っています。漫画に対して、買うだけの行為じゃなくいい漫画と出合うんだという気持ちを大切にしたいです。あと、ネットに頼りすぎると新規開拓が難しそうってのが本音です。


また、紙媒体の衰退についてはなんとも言えません。音楽系を見ると、やっぱりCDでしょ!と言っていた時代から既にデータだけの購入が可能となっており、CDの販売数が減っています。(ちなみに販売数ってDL数は入ってるんでしょうか・・?)それと同じことが紙媒体でも起きうるのか・・・。半信半疑なのが本音。なお、いまだにPCの画面上でクリックしながら読むのに慣れません。ベッドの上で買ってきた漫画を読みながらゴロゴロしてるのが楽しいです。・・・・と書きながら漫画業界のみでは決まらないけどね。ただ、流行りだしたら書店は涙目か。






以下、少し雑談。
レビュアーさんはきっと発売日購入をしたいに違いない(予想)ので、書店の減少問題については何らかの意見はあるような気がします。一方の電子媒体についてはどうなんでしょうね。可能かは分かりませんが、漫画を読む機械とレビューを書く機械が一緒だったら楽かもしれません。まぁ、その前に俺の盟友(ナデガタ)がzip問題を掘り下げてたりして。